ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

スカルマーフィー

2008年03月10日 | プロレス
写真右の「海坊主」スカルマーフィー。
この男の試合の映像が観たいのですが、ほぼ、見つからないそうです

子供の時、しょう紅熱の後遺症で、全身の毛が抜け落ちてしまい、
それ以降、毛が生えなくなったんですね。

写真、左のブルートバーナードとのコンビが有名です
(バーナード本人がベストパートナーだったと語っていたそう)
「生傷男」ディックザブルーザーと「ぶち壊し屋」クラッシャーリソワルスキーを
「陽性、悪党コンビ」とするなら、マーフィー&バーナードは
「陰性、悪党コンビ」という竹内康介氏の評もあります。

私が全盛期のヒールのザ・シークと並び、観たいのが、このスカルマーフィーの
映像です。(両者共、既に他界)

アイルランド生まれだそうですが、レスリングで鍛えぬいた体で
全米をサーキットしていたマーフィーですが、夏だけはどこのプロモーターも
マーフィーを呼ばなかったそうです。
夏になると、昔の病気の後遺症か?ファイトがクレイジーになるそうで、
仕事にあぶれたマーフィーを日本に呼べるのは夏だったようです。

そこで、リアルに魅せた狂乱ファイト・・・吉村道明の頭を
正面から!本当にマジでぶつけたんです!ヘタしたら死にますよ!
吉村は凄まじい鮮血で血だるまになったそうですし、そのダメージは
計り知れないでしょう。
とにかく、夏のマーフィーは怖いと・・・・。
そして、バーナードと二人共、とても短気で、

このマーフィーは本当に「怖い、不気味な」風格のある数少ない
レスラーだったんです。
しかも、日本では、狂乱ファイト。やられたレスラーはたまったモンではありませんが、
とても怖いマーフィーを見れたラッキーな国民なんでしょうね。

そのマーフィーの私生活は全く不明で、ミステリーに包まれています。

そして、70年、ピストル自殺を遂げました。
「ノイローゼだった」説と「覚悟の自殺」というこれまた、謎だらけの死です。
私がこの世に産まれてくる遥か昔(?)に、この世を去ってしまいました。

現代でも、私が観た中でも、こんな不気味さで怖そうなレスラー見た事ないです。

古くても・・・ザ・シークです。

観たかったですねぇ。得意技はニードロップ。

そして、相棒のバーナードもピストル自殺を遂げました。
大木金太郎の耳を角材でそぎ落としてしまう怖いオジサンでしたが
実は、とても「情にもろい人」だったそうです。
Mr高橋の秘話を聞くと、それがとても伝わります。
「この体がプロレスで使い物にならなくなったら、自分でトドメを刺す」と
公言していた通り、自分でトドメを刺したんですね。

このコンビは私の中の「とても観たい」タッグチーム1位です

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14 コメント

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この人 (GRECOおやじ)
2008-03-09 20:33:19
名前は聞いたことあるような気がしますが、見た記憶はないですね。

日本ではどの団体に出てたんですか?
返信する
GRECOおやじさん (太郎)
2008-03-09 22:29:59
力道山時代にも来ていたそうですね。
S44、45年位の夏に二度程来日しています。

団体は、日本プロレスです。
返信する
ブルート・バーナード (ぶっち)
2009-03-15 23:08:02
ディック・ザ・ブルーザーを検索していて、ちょっと通りがかりました。<(_ _)>
スカル・マーフィーもバーナードも、懐かしい名です。このコンビはかすかに、見た憶えがあります。私も小さかったし、まだ白黒テレビの時代でありました。バーナードは新日にも何度か来たことがありましたね。
私が一番好きなのはフリッツ・フォン・エリックでした。
昔の悪役レスラーはいいですね!(^^)!
返信する
ぶっちさん (太郎)
2009-03-16 23:08:10
遅くなりました。

いやぁ、この二人、日本ではマニア的ヒールですよね。
バーナードは、新日にも来ていたし、ミスター高橋曰く
「愛すべき野武士」だそうで。

F.Vエリックといい、昔のヒールの迫力は
凄かったですよね。
本当のヒールを知っている武藤がブッチャーに
「小粒になったヒールに本当のヒールの姿を見せてやってくれ」と
頼んだそうですしね。

また、遊びに来てくださいね。
返信する
スカル・マーフィー (昭和プロレス銀座)
2009-05-30 04:42:27
こんにちは。
通りがかりのプロレスファンです。
当時の熱戦譜を調べているんですが、マーフィーは
クロンダイク・ビルとのコンビでアジアタッグをとっていますね。
ブルート・バーナードとのコンビではインタータッグに挑戦していますが、タイトルはとれませんでしたね。
一説には、ジャイアント馬場の16文キックはこの人のアドバイスがきっかけだったといわれていますね。
それで、弁護士なんですよね。
気になるレスラーですね。
返信する
昭和プロレス銀座さん (太郎)
2009-05-31 06:30:00
いらっしゃいませ。

中々コアなブログですね!
戦歴は、雑誌を今回、ちと、別の所に持って行ったので
あまり記憶にないのですが・・

この人、弁護士だったのですか!?
初耳でした。
なんせ、私生活もミステリーですしね。
返信する
ビデオあり!! (in the heat of the night)
2010-08-07 22:17:17
バーナードとのコンビでアメリカでのタッグ試合のビデオ持っています。相手は確かバーバリアンボーイズであったように記憶していますが日本ほどのあくどさ、残忍さはなかったです。とにかくサマーシリーズに来日したクロンダイクビルとのコンビは今でも鮮烈に覚えています。見た目はこわもてですが存在感のある大好きなレスラーです。昔武者修行中の猪木がマツダとのタッグで何回もバーナード・マ-フィーと対戦していますがその時の映像はアメリカでのプロレスの扱い方からもう残ってはいないでしょう。
返信する
in the heat of the nightさん (太郎)
2010-08-07 22:35:08
初めまして。

かなりのお宝ビデオをお持ちなんですねぇ。
なんせ、G馬場本人の口から怪奇派レスラーの
話が出た時、リアルに怪奇だった・・・と
解説で出た位でしたしね。

猪木の修行時代にヒロマツダとのコンビと対戦しているチームなんですか。

この不気味な存在感が、何とも興味をそそるのですよね・・・。
まず、今のショービジネスプロレスでは
出て来ないであろう、キャラクターでしょうね。
私はまだ産まれていない時のレスラーなんで
余計、興味をそそられます。
返信する
懐かしの海坊主 (ヨタロウ)
2010-08-26 15:17:48
コンニチワ 通りがかりの中年です。

当時、中学生のワタシは毎週のようにプロレスを観に行ってました。日本テレビが生中継し司会が徳光さん。後楽園ホールで中学生の立見席が数百円だったと思います。

昭和45年某日、メーンイベント(ノンタイトル)は、スカルマーフィー&ブルートバーナード対G馬場&A猪木。4人がリングに上がると即座に乱闘~場外へ。その後、ほとんどリングに上がることなく、両軍リングアウト。逃げまどう観客、走り回る中学生。すると、目の前をマーフィー、バーナードが控え室に逃げ込み、追ってきたのが血だらけの猪木、遅れて馬場。猪木が控え室扉に椅子をブチ当て、2度3度と怒声…。これで終わりですが、なんとも強烈すぎる一瞬、1週間ぐらい興奮していたような覚えがあります。

多分、これが日本での最後の試合。この年に亡くなっています。馬場さんの著書「個性豊かなリングガイたち」では、米国修行時代にスカル・マーフィーとタッグを組んだ話が書かれてます。また、死因ですが、日本ではピストル自殺、米国では心臓発作、薬物自殺ともいわれているようです。

それにしても、当時のプロレスラーがたくさん死んでいて、妙に寂しいですね。

では、また書き込ませていただきます。
返信する
ヨタロウさん (太郎)
2010-08-27 04:52:14
いらっしゃいませm(__)m

凄く良いプロレスを観られたんですねぇ。
羨ましいです。

そうなんです。
子供の頃は本当に怖いオーラを持っていたレスラーが
沢山居て、それを観るのが、怖い・・・でも観たい・・・と
怖いもの見たさで見ていました。

特に日本来日期は全米のプロモーターが
ブッキングを避ける位でしたしね。
マーフィーの事は謎が多いですね。
死もそうですし、私生活もミステリー。
それを含めてスカルマーフィーというキャラなんでしょうね。

今のレスラー達は凄みを感じられないレスラーが多いですし
それも、時代が時代で外部がうるさいですからね
気の毒かもですが・・・・。

やはりデカイ男達があれだけ激しく動くわけですから
馬場ですら、驚異の長生きと言われたそうで。

また、遊びに来てくださいね。
返信する

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