星空のバラード

窓を開け星空を見詰めてみても
帰る故郷はもう見えない

私の夢

2008-09-01 11:50:18 | Weblog
 中国では、今日は小学(=小学校)と中学(=中学校・高校)の始業日です。入学したのは1989年のこの日なので、もう19年も経ちました。

 この19年間、先生に「私の夢」をタイトルにして作文書かせられたことが何回もあるでしょうか。もう覚えていません。あの時、何を書いてしまったのかも覚えていません。だって、一度もちゃんとした夢なんかを持ったことはありませんから。書いたのは、うそばっかりにすぎません。

 院試の時にも、聞かれました。日本語を教えると答えました。その時本気に考えたかもしれませんが、そのうち変わったりまたウソになってもおかしくない=こいつのことですから。実際、F大の院試に同じような問題に大学に迷惑をかけずに自力で就職すると答えたようです。(試験官にうちの専門が就職しかねるから覚悟してるって聞かれた以上…)

 これまでの人生は、高校卒業の時、親友に書いたメッセだけの通りに展開してきました。しかし、それも夢ではありません。とにかく現実逃避、恋愛逃避、人間逃避…のやり放題でした(笑)。他人には役立つ仕事をするべきだと教わったからでしょうか、この難問を「他人」に投げてしまったと近年、や~と分かりました。

 えーと、また暗い内容になりました。最近よく怖い夢を見てました。幸いに、夢だけで、現実にはなりません。ですから、夢なんか、美しく綺麗に作られても、意味あるのかと昔からずっと考えていました。考えすぎです。

 夢はあまり好きではないですが、その反対、承諾(=自ら言い出したこと)を重んずるのです。親友へのメッセは自分で書いたものなので、ばかばかしくても、まさか現実になりました。

 こんな綺麗な九月に、また大好きな札幌に離れなければならないのです。爽やかな秋と分かれて、すべての生き物が枯れるほどカオスに入りこみます。私の夢は、実家の近くの大学の近く(=実家の近くあせあせ)に可愛い喫茶店を経営すること。きつねのグッズがいっぱい飾れて、本棚に日本語の絵本と小説があります。週に一回、2本の映画を上映させます。えーと、著作権保護違反になるかもしれません。みなさん、内緒にしてくださいませんか?

 私の夢は、世界を変えることです。