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たのしい古文の時間

~華やかな世界を一緒に味わおう~

品詞の特徴をマスターだ!

2008年05月07日 15時21分22秒 | 品詞、用言の活用、活用形
文章を単語ごとに切る

単語ひとつひとつを品詞に分類する

これが文法を学ぶ第一歩だと説明しました。

京/に/行き/て/、桜/を/めで/けり。

オッケー??

・・で、この時点で、「品詞」?!
うわ・・わけわかんない・・となっていませんか?
さてさて、品詞についてお話しましょう。

主に6つの品詞に絞ってお話しますね。

名詞・・・名前がついている単語。例)犬、時、文、桜・・・
     この品詞は、その単語のみで「主語」になれるものです。
     「犬は」かわいい、「桜は」きれい・・みたいにね。

動詞・・・動作を伴う単語。例)歩く、書く、知る、見る・・・
     この品詞の特徴は、もとの形(終止形)がウ段で終わるんです。
     歩くぅ、書くぅ、知るぅ、見るぅ・・みたいにね。
     でも例外の単語が4つある!
     あり・をり・はべり・いまそかり!(ラ行変格活用ね。「り」で終わっているでしょう?)

形容詞・・・状態・様子・感情を表す単語。例)美し、をかし、いとし、なし・・・
      この品詞の特徴は、もとの形(終止形)が「し」で終わるんです。
      現代語では「い」ですよね?「立川先生は美しい~」みたいな。
      そうそう授業で「キモい」は「キモし」?って言ってた人いるけど、まあ間違ってはないね。
      でも、古語にはないなあ~「キモい」なんて。

形容動詞・・・形容詞と同様、状態・様子を表す単語。ただ、表現の仕方が違う。
       例)静かなり、穏やかなり、堂々たり・・・
       この品詞の特徴は、もとの形(終止形)が「なり」「たり」で終わるんですよ。
       現代語では「だ」とか「としている」なんて言葉になりますね。
       「立川先生は穏やかだ」「立川先生は堂々としている」みたいね。
       キテレツ大百科のコロ助は、「コロ助なり~」って言っているけど、この「なり」は状態ではないから形容動詞ではないからね。

ここまでの品詞は、それぞれが一つの単語だけで立っていられるので・・

「自ら立つことのできる語」→「自立語」と言います!

よし、じゃあ続きいきますよ

助詞・・・語と語の関係を示す単語。  これは苦手なんじゃない?みんな(笑)
     「私」「先生」という二つの語の間に入って、関係を示す。
     「私の先生」「私は先生」「私が先生」・・ちがうでしょう?
     でもね、助詞って、現代でも使われているものが結構多いのよ。
     「京に行く」の「に」とかね。
     難しいのは、古語にしか使われない助詞。
     「書かばや」の「ばや」とか。「ばや」なんて今使わないでしょう?
     これで「書きたい」って意味になるのよ。
     ま、これは追々やっていこうね
     あと、助詞の特徴としては、形が変わらないことかな(活用しないってことね)

助動詞・・・語について意味を補うもの。
      はい、ピンとこないひと多数ですね(笑)
      字のとおり、「動詞を助ける」って書くわけだから、動詞につきます。
      でも、他にもつく品詞があって、形容詞・形容動詞・助動詞につきますね。
      「つく」ってどういうことなのか。
      たとえば、「言ふ」という動詞に「ず」という助動詞がつくと、「言はず」という形で意味は「言わない」という意味になるんです。
      他にも「けり」とか「なり」とか「ぬ」とかいろいろあるわけですが、助詞とどうやって見分ければいいのか・・
      この助動詞がくっつくと、くっついた単語は形を変えるんです!(活用ね)
      そして何より、助動詞はぜーんぶ暗記してしまえばいいんですよ
      なにいってんだよ、簡単に・・って?
      いいですか?「楽しく」ですよ?なにも、1日中拘束してムチ持って「覚えろ!」なんていいません。
      一緒に歌でも歌って覚えようじゃないですか
      さあ、みなさん「もしもし亀よ」を・・・
      と、まあこの歌のレッスンはもう少し先のお話ですね。
      4組の人たちは、「あ~あれね」とにやついているんじゃないですかね。
      他のクラスの人たちは、もう少ししたら亀さんに追いつきますからね

この助詞、助動詞の二つは、その単語だけだと存在できないんです。
たとえば、「ず」って言われても、「うーん・・」って思いますよね?
同じように「より」って言われたり、「ぞ」、「しむ」・・なーんて言われても困るわけです。
だから、他の語にくっつかないと存在できないから、この二つの品詞を「付属語」と言うんです


もう二つ、文法用語をおさえておきましょうね。
「用言」・・・これは動詞、形容詞、形容動詞を指しています。
「体言」・・・これは名詞を指します。


とまあ、つらつらと品詞の特徴を書いてみました。理解できたかな
あとは、自分で古文の文章を単語ごとに切ってみて、品詞に分類してみようね


      







5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちゅうりっぷ★)
2008-05-08 19:55:34

一番とられたっ

もしもし亀よ
なにげ好きですよー

孫悟空を思い出しながら歌います

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Unknown ()
2008-05-08 20:22:48

3ばあんっ\(^o^)/


お母さんにもしもし亀よの
覚えるやつを教えたら
ガキっぽいねと
言われましたー(^^)\


でもなにげあれ
好きですよーう


悟空に怒られないよーに
頑張っておぼえますっ!!

返信する
孫悟空 (たちかわ)
2008-05-08 21:58:40
>ちゅうりっぷ、嘩へ
孫悟空ということは・・(笑)
もしもし亀よ♪はバカにできないんですよ~。
しっかり復習しておいてくださいね。
返信する
鯛取る (うじちゃ)
2008-05-09 18:21:19
先生、実名無しですよね?www

なんか今日のを見たらピーンと来ました。
ヒントを聞いてピーンと(ヒント)来ました。さむ
(本当にきた↑)

それにしても僕のクラスは「もしもし亀よ♪」
やりましたっけ?やってないですよね?
早くやりたいです。
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宇治茶 (たちかわ)
2008-05-09 18:31:50
・・・できたのかな?テスト。
もしもし亀よ♪にはまだ達していませんねえ。
でもあと少しですよ。
お楽しみに~♪ みんなで歌おうね~。
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