こんにちは、中本です。
1月のスピーチ塾開催以来、ブログの方も当分お休みしておりました。
あっという間に半年がたつなと、改めて月日の流れの速さを感じます。
このBlogも、全然更新しないのに毎日数十人もの方が閲覧してくださっている様子で、私としては大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
願わくば、熱意のある教育熱心の方に、著作権ごとコンテンツをお譲りしたいのですが、現在のESS界ではそのような方はいらっしゃらないのでしょうか。
無論、社会人になると、英語スピーチコンテストは大学時代の良き思い出にすぎず、
その思い出と経験があまりにも美しいので、改めてその世界に身を投じようとする人は少ないでしょう。
それよりむしろ、ジャッジとして、あるいはOB・OGとして母校の後輩をサポートしたい、あるいはもう美しい思い出で幕を閉じたいと考えるのが普通でしょう。
私も何かの役に立てればと思う中で、大学時代には教わろうにも教われなかったことを惜しみなく披露したのが前回の1月のセミナーでした。
大変好評を頂きましたが、同時に、思った以上に狙った層に届かず苦心したのも事実です。
活動をおとなしくしていた中でも、一部の熱心な方からスピーチ塾を通じて、ネイティブチェックやボイスの吹き込み、添削依頼など少数対応しておりました。非常にありがたく感じるとともに、熱心な学生のサポートができて大変うれしく思います。
また、OB・OGを大学問わず束ねた、現役生とOB/OGの交流の場なんていうのもあればいいのになと思ってます。
折角志の高い人たちの集団なのに、それが社会人になると各方面へ放散してしまうのは大変もったいないことです。
変な意味ではなくて、人生は人との出会いがその人の人生を決めます。しかし、いつどこで誰と出会うかわからないのも人生の楽しみです。あらゆる場所、瞬間がチャンスなのです。
でも時間がたち、年をとると美しいことばかりでなくなるのも事実です。
しかしそれでも、バックグラウンドが同じというのはコミュニティーとしては人と人とが打ち解けるうえで大事なアドバンテージで、現在スピーチ界にそういうものがないというのは、課題だと感じています。(あるべきだと感じています)
美しいことばかりではないかもしれないし、その可能性は否定できませんが、ある種出会いの偶有性を兼ね備えた場があれば良いなと思います。しかしそういった場の構築は大会のマネジメントよりも遥かに難易度が高いと感じています。いつか実現したいことの一つです。
2013年はいろんな意味で転換期にあると思います。
長引いた円高・株安もアベノミクスやアメリカ経済の好調などにより転換期を迎えています。
国内では原発政策、領土問題、TPPなどきわめて重要な本質的な問題が議論され、
またLINEや携帯ゲームなどにより人と人とのコミュニケーションのあり方も変わろうとしています。
こういう世の中を築きたいという思いが重要視され、「本質、王道」がこれからのテーマになってくるのではないでしょうか。
このブログも折角の場なので、不定期かつ長期休暇の可能性もありますが、また何か有用な情報をご提供していきたいと思っております。
よろしくお願い致します。