親愛なる君へ
一期一会の人の縁を大事にすることができる人は、人生を豊かに過ごすことができます。
スピーチコンテストはそういった意味では出会いの宝庫です。
最初から同じ興味や高い志を持った仲間が集まっています。
社会に出て社外にこのようなコミュニティを求めるのはなかなか容易なことではありません。
逆に、大学生時代にどれだけスピーチ関係の人とつながりを持てるかで、今後の社会人生活または自分の歩む人生の充実度が決まるといっても過言ではないでしょう。
特に自分たちの大学の身内の集まりのみならず、他大学の人あるいはジャッジとして出会った社会人との出会いは貴重です。
自分にないものを持っている人がどれだけ身近にいるかで人生の視野が広がっていくのです。
例えば、自分がパンツケアあるいはジャッジケアになって、スピーカーとしては大した成績を残していなかったとしても、ある大会で名刺交換したことを機に全く別の世界で何か新しい出来事につながるかもしれません。
将来友人を紹介してが自分が恋のキューピットになった、あるいは転職して自分の上司になったとか、困っているとき人を紹介してくれたとか、何が起きるかわからないのが人生です。
パンツケアやジャッジケアはこのように出会いの可能性にワクワクしながら大会の運営に臨むべきです。
コンテストで出会った人への感謝の機会は三度あります。
まずは会場で最後までお見送りすること。
次はその日の夜に再度御礼メールを送ること。
最後に次にその人に会った時にまた御礼するのです。
大事なのはコンテストの翌日ではなく、当日の夜に再度御礼メールを送ることと、次回会った時も御礼をすることです。
当日の夜と翌日以降では天と地の差があります。
自分が「また会いたい」「この人とは友達になりたい」と思った人に、どうでもいい人と同じような対応をしないことです。
当日にメールが来た人とは友達になることが多いです。
疲れていてメールを打つのは面倒くさいから寝ようかなと思っても、「ありがとうございました」のメールだけは送っておくのです。
そしてまた後日別の場所で会った時に前回の御礼を言うことで、相手は必ず自分のことを普通の人以上に大事に思ってくれるようになります。
このパターンで三度御礼をすることが一期一会を活かすコツです。
コンテストという出会いの宝庫で一期一会のチャンスを活かせる人が、その後の人生の成功者になれるのです。
【記憶に残る大会へ】
コンテストで出会った人と将来どのような関係を築けるかワクワクしながら考えてみよう。