
会津東山温泉 月のあかり (福島県会津若松市東山町大字湯本字下原)
令和7年3月13日木曜日。福島県会津若松市に来ている。温泉宿でゆっくり出来た。


いつものレンタカーで出発
東山温泉を出て福島県道325号湯川大町線を市街地方面へ。道路は狭くなり、クランクもあって城下町らしい。国道118号、国道121号重複と交差して国道252号に入る。またクランクとなった交差点を通過する。沿道の建物が素晴らしく写真が撮りたい。駐車場に入る事にする。

野口英世青春館 (福島県会津若松市中町)
野口英世博士が火傷した手の手術を受けた會陽医院。後に三年間を書生として過ごしたそう。現在は一階が喫茶店、二階は資料館となっている。

加藤陶器店 (福島県会津若松市大町)

白木屋漆器店 (福島県会津若松市大町)
国道252号を走っていてこの建物を見掛けて写真を撮りたくなったのだ。



こちらは閉店しているようだ

滝谷建設工業 会津若松店 (福島県会津若松市大町)
滝谷建設工業㈱の洋館
滝谷建設工業株式会社会津若松店の建物は、昭和二年(一九二七)に旧郡山橋本銀行若松支店として建てられました。その後、新潟に本店がある第四銀行会津支店となり、現在に至っています。
この場所では、新島八重の夫・新島襄が明治十九に布教活動しています。
西隣の白木屋漆器店は、大正三年(一九一四)に建てられています。
(説明版より・原文のまま)
「第四銀行会津支店となり、現在に至っています」とあるが、現在は銀行じゃないだろうと思う。それにしても見事な銀行建築である。


野口英世青春通り

中央通り(国道118号・国道121号・国道401号)



紀州屋 1934 (福島県会津若松市大町)

赤べこの単管バリケードが!
それでは駐車場を出発。国道252号七日町通りを西へ。レトロに改装された只見線七日町駅を見て踏切を渡る。この区間は会津線の列車も乗り入れる。中沢交差点を直進すると国道49号との重用区間に入る。河沼郡湯川村に入る。阿賀川を渡り会津坂下町に入る。国道を離れ旧道らしい県道に入る。坂下にも古い建物があっていい感じ。役場の前を通る。

会津坂下町役場 (福島県河沼郡会津坂下町字市中三番甲)

JR東日本 只見線 会津坂下駅 (福島県河沼郡会津坂下町字五反田)
地図で見ると若松の北西にあるが、鉄道は大きく南に迂回する経路となっている。只見線には会津線の乗り入れる会津若松-西若松間を除けば、随分前に乗りつぶしで全線に一度乗っただけである。18きっぷの旅で会津若松でお弁当を買い、雪の車窓を楽しんだ。その雪の影響か会津川口で交換列車を待っていたかで遅れが生じて気をもんだが、終点の小出で水上行に乗り換え帰る事が出来た。
時間調整を兼ねて会津坂下までやってきたが、ようやく今日の目的地を目指す。六角さんのラジオを聞いていると安斎さんが出ている。またテレビでソラミミやって欲しい。澤田アナが担当するのは今日までだそう。パリパラリンピック実況はよかった。お疲れさまでした。

道の駅 あいづ 湯川・会津坂下 (福島県河沼郡湯川村大字佐野目字五丁ノ目78-1)
阿賀川を渡って会津坂下町より湯川村に戻り、道の駅に入る。


磐梯山方面を望む

町村境の湯川村側にある道の駅だが、湯川村と会津坂下町で共同整備されているのだそう。

阿賀川を望む
対岸が会津坂下町。阿賀川は栃木県・福島県境の荒海山に発し、新潟県で日本海に注ぐ。上流部では荒海川、そして阿賀川(大川)と名を変え、福島県より新潟県に入ると阿賀野川となる。湯川村は湯川に因む。泊まっていた東山温泉の側を流れていた湯川が湯川村に流れてくるが湯川放水路が開削されており、ここより上流の会津若松市内で阿賀川に合流している。旧湯川となった川は湯川村を流れ、溷川、そして日橋川と合流して喜多方市に入り、ここより下流で阿賀川に交流する。
道の駅を出発。福島県道33号会津坂下河東線を東へ。旧湯川を渡り湯川南ICより国道121号会津縦貫北道路に流入する。通行料金の要らない自動車専用道路だが暫定2車線での供用である。喜多方市に入り最終の喜多方ICで流出。国道121号現道と合流する。

JR東日本 磐越西線 喜多方駅 (福島県喜多方市町田下無番地)
ラジオ番組を最後まで聞きたいので時間調整に駅までやって来た。「青春18きっぷ」などJRの特別企画乗車券だけでなく、東武鉄道の「ゆったり会津 東武フリーパス」で訪れた事がある。東武の方は別途特急券を買えば特急が利用出来る。

喜多方市役所 (福島県喜多方市字御清水東)
喜多方市役所の駐車場は閉庁日(土・日・祝日等)は一般開放されているのだが、開庁日(平日)は来庁者専用の駐車場である。今日は木曜日で開庁日である。近隣のコインパーキングに駐車する。

喜多方といえばラーメン。ラーメン店に向かう。

本日休業…

松食堂 (福島県喜多方市細田)
今日の目的地の松食堂さんはお休みだった。以前、隣の人気店で列に並んでいたら、松食堂から出てきた学生さん(生徒さん?)らが「松さんも美味しいですよ~」と言っていて気になっていたのだ。隣のお店は何度も言っているので今回は松さんに行こうと思ったのだが。

坂内食堂 (福島県喜多方市細田)
隣のこちらもお休み。万事休す。コインパーキングに向かう。

葵飯店 (福島県喜多方市梅竹)
市役所の向かいにラーメン屋さんが。先客は市役所の方かな、昼休みに利用されている感じ。店内は普通の食堂。観光地で飯を食う感じではないのがいい。

チャーシューメン(1,030円)

チャーシュー♪

麵はこんな感じ♪
喜多方のラーメン。あっさりと旨い。チャーシューメンを注文しておいてなんだが、普通のやつでよかったか。もう少し欲しいくらいのがいいかも知れない。ごちそうさまでした。
駐車料金を支払い駐車場を出発。30分まで100円で、200円支払う。当初の予定が変わったから仕方がないが、空いていたので葵飯店さんの店頭の駐車場を利用する事も出来た。さて喜多方市内に道の駅があったはず。国道121号に出て若松方面ではなく米沢方面に進む。

道の駅 喜多の郷 (福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩)
もう帰るのみである。このまま来た道を帰ってもいいが、県境を越えて山形県に入って見るか。道の駅には積雪などの情報はない。道の駅を出発して米沢方面を目指す。今は快適な国道があるが、平成4年に大峠トンネルが開通するまでは冬季通行止めとなる悪路だったそう。「山形縣米澤ヨリ福島縣喜多方ニ至ル鐡道」の計画もあって、国鉄日中線(喜多方-熱塩間)が開業していたが、険しい県境を越える事なく昭和59年に廃止された。旧熱塩駅舎は保存されており道の駅からも遠くないので立ち寄ればよかった。道路は山間に入りトンネルも連続する。長大な大峠トンネル(3,940m)に入る。国境の長いトンネルを抜けると福島県より山形県、岩代国より羽前国へ入った。

いつものレンタカー
一応スタッドレスらしいが路面は乾いている。

福島県喜多方市、栃木県日光市、芳賀郡益子町の終点方面を望む

山形県米沢市の起点方面を望む
写真を見ると寒そうだがちっとも寒くない。雪解けが進むだろう。

道の駅 田沢 なごみの郷 (山形県米沢市大字入田沢)
まだ山間にあって米沢市街地まで距離はある。喜多方から米沢まで交通量も少なく快適な道が続くが、山形県側で災害復旧のため仮橋を通行する区間が終日片側交互通行となっている。市街地に入ると交通量が増える。道路沿いの商業施設も多い。国道より県道に入る。米沢市役所前を通り、米沢中央ICより東北中央自動車道に流入する。米沢中央IC付近には道の駅 米沢があり利用した事がある。暫定2車線で福島大笹生IC-米沢北IC間は無料で通行出来る。山形県に入ったばかりだか、福島県を目指す。長大な栗子トンネル(8,972m)に入る。国境の長いトンネルを抜けると山形県より福島県、羽前国より岩代国に入る。福島大笹生ICを過ぎると有料区間に入るので流出する。県道、国道13号を経由して福島市街地に向かう。そろそろ給油したいが値段が高い。県道を経由して国道4号に入る。さて東北中央道には無料で通行出来る国道115号相馬福島道路(相馬IC/JCT-桑折JCT)があり走ってみようと思う。米沢から下道(一般道)を使う事なく接続しているが、途中で東北自動車道を経由するので料金が発生する。伊達市に入り伊達桑折ICより流入すれば無料区間のみ利用出来るが、伊達桑折IC-桑折JCT間が抜け落ちてしまう。伊達市、伊達郡桑折町を抜けて国見町に入り、県道を経由して国見ICより東北道に流入する。このまま上り線を走っていれば楽に帰れるがそうはしない。
国見町より桑折町に戻り桑折JCTで東北道より東北中央道に入る。桑折JCT料金所をETCで通過。軽自動車等の料金は310円。この先は無料区間である。暫定ではなく完成2車線である。桑折町より伊達市に入った辺りで伊達桑折ICを通過。平成18年に伊達郡内の5町が合併して伊達市が発足。すでに北海道に伊達市があり市名が重複するが、福島県の方が伊達氏発祥の地で問題はなかったそう。伊達市より相馬市、岩代国より磐城国に入る。突然、禿山が現れる。大規模に造成され見るも哀れである。国土緑化とは何だったのか。異様な光景を見てトンネルに入る。トンネルを出て暫くすると「宮城県丸森町」の看板が見える。今回の旅で宮城県に入るとは思っていなかった。福島県相馬市より宮城県伊具郡丸森町に入る。国鉄丸森線の終点丸森駅があったので町名は知っている。丸森線は現在、第三セクターの阿武隈急行線となっているが乗車済みなのは角田-槻木間のみで、丸森駅を訪れた事も通った事もない。思わぬ形で初めて丸森町に入ったが、町内にインターチェンジはなく、僅かな時間で宮城県丸森町より福島県相馬市に入る。山間を抜けて常磐自動車道と接続する相馬JCTが近づく。ジャンクションまで行くと常磐道の料金が発生するので相馬ICで流出する。相馬JCT-相馬IC間を走っていないが、そこまではいいでしょう。国道115号から国道6号に向かうが、途中で国道6号の旧道となる福島県道394号相馬新地線に入る。沿道の給油所に二千円分を給油。これで千葉県まで帰れるでしょう。レギュラー1Lが179円だった。お手洗いも借りる。
給油所を出発。県道より国道6号に入る。交通量は少ないが速度の遅い車も見られる。制限速度くらいは出して欲しいところ。南相馬市を経て双葉郡浪江町、双葉町、大熊町、富岡町と抜けてゆく。楢葉町、広野町とくると交通量が多く混雑してきた。いわき市に入り道の駅に入る。

四倉海水浴場より太平洋を望む


道の駅 よつくら港 (福島県いわき市四倉町)
ここではラジオで大相撲放送を聞きながら長めの休憩。

松永牛乳のバニラアイス(200円)
アイスも買って来た。南相馬市(旧原町市)の松永牛乳さん。
道の駅を出発。すっかり暗くなってきた。国道6号は往復4車線となっているが交通量は多い。市街地は常磐バイパスで一気に抜けたいところだが、鉄道で来て馴染みのあるいわき駅前を通ってみたい。国道399号、そして市道などを通り駅前へ。いわき駅前でよく行く中華料理店の前を通る。今日は利用しない。駅前を通過したのでバイパスに入ろうとカーナビゲーションを使うが、住宅地の細い道を案内する。内郷にあるランプから国道49号平バイパスに流入。そして国道6号常磐BPに入ってゆく。バイパスが充実していてうらやましい。バイパスは終了。勿来を過ぎて福島県より茨城県、磐城国より常陸国に入る。北茨城市、高萩市を通り日立市に入る。海沿い(海上?)の日立バイパスを通り、国道245号を南下する。日立市内の道の駅に入る。

道の駅 日立おさかなセンター (茨城県日立市みなと町)
茨城県内の道の駅を確認するが、県南部にはあまりない。道の駅を出発。那珂郡東海村、ひたちなか市を経て水戸市に入る。国道51号に入り千葉市方面へ。東茨城郡大洗町に入りちょっと港の方に行ってみる。見慣れぬフェリーが停泊している。今年就航したばかりの〔さんふらわあ かむい〕。フェリーで北海道に行きたい。国道51号に戻り鉾田市へ。前を走行するトラックの様子がおかしい。途中でコンビニエンスストアに入って行った。相当お疲れだった様子。しっかり休んでください。国道51号から国道354号に入る。群馬県高崎市より茨城県鉾田市に至る国道。埼玉県も経由する。群馬県内の大半の区間を走っているが、茨城県内はまだ通っていない区間が多い。暗いのでよく判らないが北浦に架かる鹿行大橋を渡り行方市に入る。霞ケ浦に架かる霞ケ浦大橋の手前にある道の駅に入る。

道の駅 たまつくり (茨城県行方市玉造甲) これまで令和7年3月13日撮影
道の駅の名前にあるように、旧玉造町に所在する。平成17年に行方郡麻生町、北浦町、玉造町が合併して行方市が発足している。鹿島鉄道線の乗りつぶしで玉造町駅を通っているのだが記憶が曖昧である。終点の鉾田駅に着くと大洗鹿島線新鉾田駅まで歩き、出札口で水戸までの乗車券を買った。こちらの記憶は明瞭。鹿島鉄道線は平成19年に廃止されている。さて千葉県に向かうがどう行くか。南には琵琶湖に次いで日本で二番目に大きい霞ケ浦がある。西側へ回り土浦を経由するか、東側へ回り潮来市を経由するか。交通量の少ない潮来市経由にする。道の駅を出発。国道355号を南下。旧麻生町を経由して潮来市(旧牛堀町)で国道51号に入る。この先も国道355号の重用区間だそうだが気が付かず。北利根橋で常陸利根川を渡る。渡った先で稲敷市(稲敷郡旧東村)に入る。水郷大橋で利根川を渡り茨城県より千葉県、常陸国より下総国に入る。香取市(旧佐原市)より国道51号単独区間。成田市に入り前方に航空機を見掛ける。成田国際空港(RJAA NRT)の離着陸は23時までじゃなかったかと思ったが、後日調べると令和元年10月27日よりA滑走路は24時までに変更されていた。国道51号より国道408号を経て国道464号北千葉道路へ。印西市の千葉ニュータウンから千葉県道61号船橋印西線に入り八千代市へ。24時間営業のうどん店に到着した。入店する。

これより令和7年3月14日撮影
日付が変わって令和7年3月14日金曜日。深夜にも関わらず5分の待ち時間が。恐るべし。

かしわごぼ天うどん(750円) ※当時の価格です。
水曜日の朝にも訪れたばかりだが、朝定食の小さいうどんでは物足りなかった。今日は普通の大きさのうどんを食べる。遠くまで出掛けてきたが、やっぱりうどんが好き。

明太子おにぎり(120円) かしわおにぎり(130円) ※当時の価格です。
おむすびも注文。

ノンアルコールビール(360円) ※当時の価格です。
まだ運転があるからお酒は飲めない。

一味ととろろ昆布を投入♪
いただきます。実に旨かった。ドライブする時はまた立ち寄ろう。ごちそうさまでした。

資さんうどん 八千代店 (千葉県八千代市大和田新田)
資さんの隣に給油所がある。松戸市内より価格が安そうなので三千円分を給油する。レギュラー1Lが170円だった。給油所を出発。レンタカーは24時間返却出来るから返してもいいが、そこから歩いて帰る事になる。路線バスが動くまで時間調整したい。国道296号で船橋市に入る。昼間に通った時には渋滞に苦しめられたが深夜はそんな心配はない。新京成電鉄新京成線(当時)の踏切を渡る。船橋市・習志野市の市境となっている道路を走っているので習志野市にも入っているのでしょう。京葉道路花輪ICの側を通り、国道14号に入る。往復2車線の国道だが、深夜で交通量は少ないので何ら問題ない。市川市に入り国道298号へ。東京外郭環状道路の一般道路である。沿線の道の駅に入る。

道の駅 いちかわ (千葉県市川市国分)
以前、深夜に来た時は駐車マスが空いてなかったが、今日は駐車出来る。朝まで仮眠して時間調整する。きれいなトイレもありありがたい。冬にエンジンを止めて仮眠していると寒くてたまらなかったが、もうそんなに寒くない。気付けば午前5時半をまわり空は明るくなっている。
道の駅を出発。松戸市に入り自宅に荷物を置いてから給油所へ。満タンにする。レギュラー1Lが174円。7.46L入り1,298円だった。相馬市と八千代市で給油した額と合わせて6,298円となった。無事にレンタカーを返却。今回は1,000kmは走っていない。48時間借りて免責込みで11,256円。バスに乗って松戸駅前へ。自分が運転しないのは楽ちんである。さっそく飲食店に入る。

特朝定食(630円) 冷酒(376円)
ようやくお酒が飲める。焼鮭と味付けのりアテに冷酒を飲む。何ともいわれない。𠮷野家さんの冷酒が好きなのだが、近年置いている店舗が減っていて困る。締めの納豆玉子かけご飯が旨い。ごちそうさまでした。
𠮷野家 松戸西口店 (千葉県松戸市本町)
東口の方は冷酒を置いていない。それでは松戸駅より常磐線緩行で帰る。車掌さんが乗っているのは今日までである。 (おわり)