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業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

ラサ

2007-07-13 | 
高山病対策
①列車の中では酸素吸入もできるが、よほどのことがない限り酸素は吸わないほうがよい(高度順応の為)。
②アルコール類は飲まない(ゴルムドまでは飲んでもOK)。
③ラサ到着後24時間は、シャワー・風呂は控える(ラサ到着初日は、シャワー・風呂に入らないこと)。
④水をよく飲む。
⑤タバコは吸わない。
⑥ゆっくり行動。

自分の場合、興味本位で①をした。夕食時に断りきれず②をした(でも半分だけにおさえたが・・)。ラサ到着してその後何ともなかったので5分間程度③でシャワーをした。結果、深夜に高山病の症状(頭痛)に悩まされた。頭が痛く重くとてもつらい。酸素缶を吸っても症状は改善しない。バファリンを飲むと症状が治まりかなり楽になった。
一般的に大体深夜2時頃に高山病の症状が出る人が多いとのこと。敏感な人は注意。

高山病を恐れてチベット旅行をやめるのはもったいないこと。
実際にツアーでは高齢な方も多数参加されてる。高山病に年齢は関係ないけれど、皆それなりに楽しくやっている。あまり神経質になる必要はないと思う。


ラサの人口は約15万人で、そのうちの85%がチベット族だそうだ。ラサには四川省出身の漢族も多く、そのほとんどが商売人で、ラサでは四川料理がよく食べられている。唐辛子たっぷりの辛い物好きが多い。

拉薩の土産事情
代表的な土産は、タンカ・マニ車・ヤクの骨で作ったアクセサリー・小物類・携帯ストラップ等、独特なものが多い。拉薩ビールや拉薩のタバコ・拉薩の水もある。
難点は土産になるような食品類が非常に少ないこと。空港でも売っている食品類は酒のお供に最適なヤクの肉(乾燥肉・ビーフジャーキーみたいな)くらいだ。売店もアクセサリーや飾り物などばかりでチベット土産になるような菓子類は全く置いていない。こんなに国内外観光客多い中、カンボジアのアンコールクッキーのようなものでも作れればきっとバカ売れすると思うのだが。。。それに比べ帰路に立ち寄った成都空港の売店はなんと土産物類が豊富なこと・・・。

注)拉薩空港出発ロビー内にある売店は値札がない。値切れるので買う場合は交渉のこと。

天空の風

2007-06-16 | 
標高4,700Mのカムパ峠付近から見たチベット仏教四大聖湖ひとつ「ヤムドク湖」。絶景が広がる。ラサへ来たらチベットの文化に触れるだけでなく、チベットの大自然も満喫したい。
往路はなんともなかったが、帰路は高山病に襲われる。頭がずきずき痛みだし、酸素缶を吸い切っても効果がない。バファリンを飲んだらしばらくして治まった。


天空の風

2007-06-12 | 
チベットでは魚を食べる習慣がない。チベットでは鳥葬の他にも水葬が行われている。
水葬は死者の遺体をバラバラにして川へ流し魚に食べさせるという。ここは水葬場。
鳥葬は有名だが、水葬という風習もあるなんてことを初めて知った。

天空の風

2007-06-11 | 
チベットで最も聖なる寺院・ジョカンは、ラサ最大の寺院。
チベット族の巡礼者は、この寺を目指してはるばる遠方よりやってくる。
入口では五体投地を繰り返す人々で溢れ返っている。

写真はジョカン前のチベット僧。

天空の風

2007-06-10 | 
ポタラ宮を囲むマニ車。
ポタラ宮前では信仰心の厚いチベット族の巡礼者がマニ車をまわす姿が多数みられた。
マニ車の中にはお経が入っていて、1回転で1回お経を読んだことになるという。

天空の都・ラサ

2007-06-09 | 
ポタラ宮から見下ろすラサの街並み。
しかし実際は街自体は近代的で中国の他の地方都市と何ら変わらない。
チベットの雰囲気を色濃く残すのはやはりジョカン寺周辺の旧市街や路地だ。

この時期のラサの気温は朝は8℃前後、午後は20℃ぐらいまで上がる。

天空の都・ラサ

2007-06-08 | 
ラサとは、チベット語で「神の地」を意味する。標高は3,650M。
観音菩薩の化身であるダライ・ラマの居住の地であったポタラ宮や、巡礼者の姿が絶えることのないジョカン寺。他に、セラ寺・デプン寺・ガンデン寺など、厳粛な祈りに満ちた街。
空はどこまでも青く、又、強い日差しが容赦なく照りつける。
まさに別天地。

先月、青蔵鉄道でラサへ行った時の写真を少しずつアップ。
写真は、ジョカン寺から見たポタラ宮。

ラサの世界遺産は三つ。
・ポタラ宮
・ジョカン寺(大昭寺)
・ノルブリンカ

青蔵鉄道に乗車8

2007-06-03 | 
ラサに近づくにつれ、タルチョやチベット族の民家・集落が目立つようになる。人々は牧畜や農作業に勤しみ、子供たちはそのまわりをはしゃぎまわっている。のどかな風景が続く。そして列車は徐々にスピードを落とし、ラサ川の鉄橋を渡ると間もなく終点のラサ。19時50分、列車は定刻より10分早くラサ駅へ到着。標高は3,650M。北京から2泊3日の長旅も無事終了。移り変わる車窓、ダイナミックな景色そして快適な車内装備が長時間乗車も飽きさせない。長いようで短いように感じられた今回の乗車だった。
荷物をまとめてホームへ降り立つ。駅は想像以上に大きく近代的。

余談で、北京からの鉄道の乗務員30名は、到着後はラサの寮に泊まり、翌朝の列車で折り返し北京まで再び乗務するそうで、なかなか過酷な勤務だ。

立派な駅の建物と広い道路を後にしながら、車で市内のホテルへ向う。駅から市内までは車で15分程度。この時期のラサの日没は午後9時過ぎ。まだ明るい。市街に近づくにつれ、小高い丘にそびえ立つポタラ宮が見えてくる。ラサへ来たことを実感する瞬間。