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労働審判日記

弁護士に依頼せず、個人で会社に労働審判を申し立てました。

これまでの反省点

2018-02-25 22:13:46 | これまでの経緯
ここまで思いつくまま書いてきました。そろそろ労働審判本編に入るので中締めとして反省点を述べたいと思います。

●大学時代に留年したこと。
必ず就活で不利になります。一留くらいならごまかせますが、私の場合は3回も留年したためこの時点でまともな就職は無理ですね。
就職でつまづくと挽回しづらいのが日本です(他の国は知りませんが…)
こういう場合は頑張って勉強して公務員試験などに挑戦すれば良いのかもしれません。

●就職する際にきちんと契約書を書くこと。
零細企業なんかではなかなか言いづらいところもあると思うけど、おこたってしまうとトラブルになった際にややこしいことになります。

●コミュニケーションを取ること。
労働審判に至った1番の要因がコミュニケーション不足にあったと私は思います。自分の意思、意見を相手に伝えるのは悪いことではありません。

これに付随して、私のケースだとまず給与の減額に気付いた際に内容証明を送るべきだったと思います。
給与未払いは時効があって2年以上は時効になります。内容証明を送れば時効を止めることが出来ますし、送っていれば社長と話し合って円満な解決に至ったかもしれません。



退職しました

2018-01-30 12:46:23 | これまでの経緯
7月いっぱいで退職する予定だったが、仕事の兼ね合いや給与締め日が20日だったことを考えて8/20で退職することに決めた。
社長からは予定表を提出するように言われていた。7/31までは通常通り勤務で8/1〜20までは有給消化と書いて提出した(実際には残務整理があったが引越しの準備などで仕事を抜けることもあると予想出来たため)

それまで有給を取ったことは無かったが、法律で認められている権利だし良いのではないかと思ったのだ。
社長に予定表を提出したところ
「お前、誰が有給取れって言ったんだ?そういう勝手なことするんなら退職金は出さないからな!」
というようなことを言われた。

あーこの人は法律を知らないんだなぁとようやくその時気付いた。
この時のこの発言が無ければ労働審判で訴えなかったであろう。



そんなこんなで8/10に約20年間暮らした東京を後にした。

退職を申し出たところ。

2018-01-07 12:19:23 | これまでの経緯
2017年の2月に退職を申し出た。
1番の理由はやはり月給を無断で5万円減額されたことをはじめとして社長のやり方に付いていけないと思ったこと。

私「将来的に退職したいのですが…」
社長「そうか仕方ないな、一か月前には言ってくれよ」

時期は明言しなかった。社長と部長の2人では仕事が回らないのは明らかだし、取引先に迷惑がかかるといけないので
「新しい人を採用するなら引継ぎ等します」
と申し出たが結局、僕がやめるまで新しい人は入らなかった。人件費が惜しかったのだと思う。

その後、転職先の会長と月一ペースで話し合い、7月末をめどに退職することに決まった。
会長は労働審判に反対していて
「そんな、はした金目当てで労力を費やすな。」
みたいなことを言っていた。
経験が豊富な会長(労働審判で訴えられたこともある)にそう言われて私も労働審判はやらない方向に考え方が傾いていた。

しかし退職を目前にした7月にその考えが変わることになるキッカケがあった。

退職の決意

2017-12-30 00:07:37 | これまでの経緯
正月に帰省した際に父と話して、父の希望は地元に帰って来いと言うことであった。私は4人兄弟の末っ子なのだが実家には誰も残ってないのでそう言う不安もあったのであろう。
そうは言っても、地元は田舎なので仕事もそんなに無いし…と思っていたが…

父の弟が会社を4社の会長をしていて、東京に出張に来る機会があるので会ってみろと言う話になった。

会社を経営して成功しているのは知ってはいたが、やはりコネを使うような感じなのは抵抗があったので、それまでは全くそんな気は無かった。

生まれて初めての叙々苑に連れてってもらった。
法事などで挨拶程度で会話したことはあっても面と向かって話すのは初めてだったのだが、とても素敵な人で、「ウチにいつ来てもいいからな」という言葉もいただいた。

私「辞めると会社も困るでしょうし…」
会長「自分の将来を考えて決めたと言え」

当たり前のことだが会社よりも自分の将来のことが大事だ。
勤め先が見つからなかった不安も解決し退職の決意が固まった。

労働審判に向けて

2017-12-13 12:39:03 | これまでの経緯
2017年の正月明けから労働審判に向けて本格的に動き出した。
一般的にはやはり専門家であり唯一代理人と認められる弁護士に依頼するようだったので、とりあえず住んでいた豊島区の無料法律相談というのがあったので相談することにした。私の主張が正しいのか確かめたいとも思った。

とりあえず証拠である給与支給表(社長が給与振込をするため事務の人が作っていた)を入社時からの分全てを出力して持って行った。

私「労働審判を考えてまして、勝算ありますでしょうか?」
弁護士「労働者の同意のない不利益変更ですね。当然無効ですよ!」

とりあえずホッとした。ただし給料未払いには時効があり、2年で時効になるのでとりあえず内容証明を送るように進められた。

また弁護士に依頼する場合の料金の説明を受けた。詳細はネットでも調べられるので割愛するが着手金+成功報酬という感じで
「けっこう高いなあ」というのが正直な感想だった。

ともかく私の主張が間違っていないことが確認できたので相談に行って良かった。