酢谷のブログ

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マーク・C.ベイカー(郡司隆男訳):『言語のレシピ』、岩波現代文庫より

2014-04-23 21:55:40 | 言語学
子どもが言語に真剣に注意を払ってその解読に進歩を見せることについて、
「ドイツのテレビを何時間も聞いたオランダの子どもたちの研究があり、このような接触によってドイツ語を学んだかどうかが調べられた。答えは否である」。即ち、テレビで言語を獲得できないということである。それでは何から子供たちは、言語を獲得するかというと、
「子どもは少しだけ年長の近所の子供から言語を学ぶ方を好むのである。もちろん、両親と会話をすることでも学ぶが、主要言語を何にするか、またアクセントをどうするかさえも、仲間からの影響が大きいのである」。
つまり、最初は両親から言語を獲得するのであるが、段々と仲間からの影響が大きくなってくるとのことです。だから、保育園、幼稚園等で年長者、仲間と接触させることが大事な訳です。参考までに。

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