
今日「<小説フランス革命18>革命の終焉」(佐藤賢一著、集英社文庫)を読み終えた。
バスや鉄道の移動中がメインの読書タイムなので、約1年かかった。(笑)
フランス革命に関しては、
「フランス革命史」(J.ミシュレ著、中公文庫)
「物語 フランス革命」(安達正勝著、中公新書)
を読んで、非常に面白くなり、今回の著書にたどりついた。
感想としては、小説なのでやや回りくどい面もあるが、その時々その情景が思い浮かんできてフランス革命の時代にタイムスリップできる大作だと思う。
第1巻 ベルサイユのノートルダム教会からサン・ルイ教会まで第3部会議員の行進と
第18巻 ロベスピエールがサン・トノレ通りを馬車で革命広場まで護送される状況が対照的で
特に印象に残った。