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ぐんま若者サポートステーションの近況をお知らせしています。

子ども若者白書

2013-06-22 11:46:05 | コラム・雑記
サポステブログをご覧のみなさま、梅雨空の隙間にいきなり暑い日が来ましたが
水分補給を忘れずに過ごしてくださいね。

さて今日は内閣府が発行した平成25年度「子ども白書」が目に留まったのでちょっと考えてみたいと思います。
内閣府の発表によると15歳~34歳の若年無業者は63万人で、同世代の人口の占める割合が2.3%と過去最高を記録したと言っています。
また、15~34歳のフリーターは180 万人,15~34歳人口に占める割合は6.6%になるという。



両方合わせると243万人になります。
これはすごい数ですね。
経済的な数値で考えると、この243万人が20万円の給与をもらう仕事をしていれば

4千8百60億円1か月で稼げる計算になります。
4千8百億って桁が多すぎてなんだか現実離れしていますが、とにかく
多くの人が非正規雇用のまま可処分所得が少なく、お金を使えずにいます。
うーん、実体経済が早く回復してくれるのを待つのみですね。

今のヤング世代は知っているかどうかわかりませんが
25年前はフリーターという言葉がかっこいいフレーズとして使われていました。
既存の働き方ではない新しい世代の新しい働き方。
社会の枠組みにとらわれず自由に働く。そんなイメージでした。

それが今では、非正規雇用、派遣切り、不安定就労などなど、ネガティブなイメージで
語られることが多くなっています。

社会を取り巻く枠組みはそんなに変わらないのに経済の低迷に伴って
働き方のイメージもずいぶん変わる物です。


確かにその時代にフリーターだった多くの人たちはいまだにフリーターだったり
結婚できずにパラサイトであったり、その結果少子化だったり、弊害は出ています。

ただイメージだけで意思決定をしてしまうと後で大変なことになってきます。
安定だけを求めて正社員へ応募していくとなかなか就職できない現実を見つめ
フリーターが自由にしていた過去のバブルを忘れ、新しい時代の新しい働き方を
探していかないといけません。そのためにスキルアップも忘れずに。
何事にもチャレンジしてゆきましょう。

男性の育児休暇もいっぱい取れる時代が来るといいですね。



国際化と若者

2013-06-08 10:04:53 | コラム・雑記
サポステブログをご覧の皆様、突然の雨や夏日など変わりやすい天気が続いていますが
いかがお過ごしでしょうか?風邪などひかないように気を付けてくださいね。

突然ですが、今日は若者の仕事と国際化を考えてみたいと思います。
なぜかというと先日伊勢崎市の高校でセミナーをしてきた後にこんな雑誌を見つけたからです。

それは「akitem」というフリーペーパーで愛知県や群馬県など外国人集住都市のブラジル人
コミュニティービジネスオーナーがスポンサーになった情報誌ですが
今回は伊勢崎市の特集をしていました。

伊勢崎市には平成23年12月31日現在で10,443人の外国人の方が登録しております。
もちろんブラジル人の方だけでなく、ペルー、フィリッピン、ベトナムなど国際色豊かです。

雑誌の中で伊勢崎市出身でタッチの作者である漫画家、安達充さんが紹介されていました。

漫画は日本が誇る文化発信でありエンターテイメントビジネスでもありますね。
そこで考えたのが日本からの発信ではなく、日本への外国文化の受けいれについてです。
日本人は西洋的なの食生活や技術革新など「物と金」をうまく取り入れて発展してきましたが
日常生活ので目の前にある文化の違い「人」に戸惑っているような気がします。

日本ではパラサイトシングル、ニートやフリーター、外国人など新しい価値観や生き方が出てきたときに
社会(大人たち?)はこれはいかん、何とかせねばいかんという思いになることでしょう。

パラサイトシングルには結婚を、ニートやフリーターには正社員を、外国人は日本語と日本人的な態度を
求めがちですね。これは異質なものを受け入れずに自分たちと同化させたいという願望があるからに違いありません。
そんなときは陰に隠れた社会構造の変化やボーダーレス化した経済の流れなどはあまり考えませんね。

世間体を気にする対外意識や地域共同体の中で暮らしてゆくすべを覚えた日本人の生き方なので
物の見方を変えろと言ってもそう簡単ではありませんね。

何が正解か不正解かよくわからない時代になってきました。
そんなときにはなにをしていいのかとても戸惑いますが
目の前にある現実を受け止め、新しい価値や人間関係を構築してゆく必要がありますね。

日本人の若者も、外国人の若者も皆が平等で夢と希望を持って日本で働くことができる
社会の実現に向けて我々は新しい価値観を作っていかなければいけないと感じます。


壮大なスケールの話になってしまいましたが、何事もまずは行動から
時間があるときに伊勢崎華蔵寺公園に行って観覧車に乗って夜景を楽しみながら
国際化している伊勢崎市を感じてみてください。
何事も楽しみながらやらなくちゃね。
新しい時代の新しい働き方をサポステで見つけていけるかも。



地元の歴史に触れる・感じる

2013-06-04 14:09:05 | 行事・イベント
東毛サポステブログを読んでいる皆さん、こんにちは

6月になり、梅雨入りもした・・・はずですが、暑い日が続いていますね。


東毛サポステでは、先日5月30日(木)に『金山ハイキング・プログラム』が実施されました。

連日晴れの日が続く中、あいにくこの日は雨模様だったので、ハイキングの予定を『金山ガイダンス施設見学』に変更となりましたが、ぐんまサポステからの参加者も含め、8名の若者が参加してくれました



再現ジオラマ



施設内には、充実した展示が並んでいます。

見学の後は、コミュニティルームで楽しく雑談しながらランチタイム

そして、その後は施設を見学して、感動したこと&金山のココがすごい!といった事を探して発表しました。


施設がキレイで新しくてすごい!

漆塗りの食器が、こんなに昔から使われていたなんてすごい!

石垣の造りが凝っていてすごい!

敵に落ちなかった城だとわかって驚いた!

ジオラマが職員の人の手作りってすごい!


いろんな感動や、驚きが出てきました。

近くに住んでいても、なかなか改めて足を運ぶことが少ないけど、行ってみると発見がいっぱいありますね。

実際に金山城の城跡を歩いてみたくなりました。


東毛サポステでは今回の他にも、スペシャルプログラムを企画中です。
お楽しみに