春烙

寒いなあ…

NGトーク(四.朱雀)

2008年11月08日 00時12分25秒 | 外伝小説

 今回は<朱雀、座談会>でしなかったNG場面をやります。


 NG-1
翼乃「しっかし。また多くなっていないか?」
汐子「ええ。珍しい物と言っては、ひょいっと買いますし」
翼乃「でもさ……ボツだろ?
汐子「……
翼乃「………
汐子「今夜くらいにでも、痛めつけませんと(笑)
翼乃「怖いよ。その顔っ

 NG-2
翼乃「なあ、かがり」
かがり「何でしょうか」
翼乃「その服……寒くないの?
かがり「? いいえ。寒くはありませんが」
翼乃「いや。そうじゃないんだけど……」
雷信「あの服が、人間らしいからだそうです」
翼乃「……

 NG-3
翼乃「知らなかったよ。汐子が、俺の前世の副官だなんて」
雷信「本人も、まだ知っておりません」
翼乃「そっか……」
かがり「水読様は大人しそうに見え、実は、副官の中で一番お強いそうですよ」
翼乃「アハハハ――。今と変わんないなっ

 NG-4
翼乃「けどさ。なんで現世の黄竜は、お前らに命じたんだ?」
雷信「さ、さあ……ご自分から言いたいのでは」
かがり「それか思い出して欲しいとか(ボソッ)
雷信「か、かがり!?」
翼乃「何か言ったか?」
かがり「いいえ。何も」
座敷わらし「……(笑)
雷信「(なぜ笑う!?)」

 NG-5
翼乃「どうやって、妖怪城(ここ)は浮いてるんだ?」
かがり「上にあります、糸で支えています」
翼乃「……切れたら、どうすんの」
かがり「下のほうにもあります」
翼乃「下が切れたら!
かがり「その時は、その時でしょうね
翼乃「……
雷信「心配しなくても。浮いていますよ、上下切れても」

 NG-6
雷信「中は、空間でねじれているのです!」
翼乃「もっと、前に言えぇ――っ!!
 ドスッ←弧鉄を床に刺す
翼乃「たっ……たすかっ」
 バキッ←弧鉄の刃が折れる
翼乃「ギャアアアアァァ―――ッ!!?
雷信「翼乃どのぉ――!!」
かがり「やはり、錆び付いているから……

 NG-7
翼乃「(歩きながら)あー。俺今思い出したんだけどよ」
雷信「何でしょうか?」
翼乃「俺……壁に立てるんだった
雷信「えっ
かがり「そうだったのですか」
翼乃「友達にさ、祖先が忍者な奴がいて、そいつにいろんな術を教えてもらってるんだ」
かがり「そうなのですか」
雷信「(どんな生き方をしておられたんだ、翼乃どのは……)」

 NG-8
翼乃「兄さん!?」
かがり「全員やられています」
翼乃「兄さん……フフフフッ
雷信「よ、翼乃どの。なぜ笑っておられるのですか!?」
翼乃「これで俺は自由だぁ――!!」
雷信「ええ――っ!!?
泳地「翼乃っ!(怒)

 NG-9
翼乃「情けないな。神器を持ってしても、倒せないなんてっ」
壱鬼「あーあ、わるうございしたっ。けどな、一度や二度で、そう使い慣れるか!
翼乃「俺はできたぞ」←弧鉄を上げる
壱鬼「……自慢か」
翼乃「事実だ
水奈「いや~。せっかくの勇姿を見られなくて、残念ですよ」
泳地「(お、重い……!!)」←乗られている
アスカ「ねえねえ。泳地、大丈夫ぅ~~?」
雷信「(この人たちは……)」

 NG-10
翼乃「ちょいと、聞きたい事があるんだけどよ。ミダラ」
ミダラ「なんだ」
翼乃「……いつからいた?」
ミダラ「お前が来る前から、ここにいた」
翼乃「……だったら。俺が来る前に、兄さん達を倒せばよかったんじゃねえのか? そしたら、この城を壊せたれただろ」
ミダラ「……
翼乃「……
ミダラ「………言われてみれば、そうだな」
翼乃「おいっ

 NG-11
翼乃「てか。妖魔って、ためらい無しに殺すのか」
ミダラ「当たり前だ」
翼乃「んじゃよ。なんであの2人は、俺たちを殺さなねぇんだ?
焔斬『お主らではなく。青竜と白虎ではないか?
翼乃「おお、そうだ。それで、どうなんだよ」
ミダラ「……
翼乃「……
焔斬『……
ミダラ「………あいつらは、殺す気がないからじゃないのか?
焔斬『聞くでない

 NG-12
翼乃「貴方が、俺に前世の記憶を見せているのか?」
朱雀「知っておかねばなりません。我が来世に生まれてきた者には」
翼乃「まさか……前世から、ああだったのか。兄さんたちって!?」
朱雀「やはり、恐れていた事が
翼乃「分かってたんだ
朱雀「ああいう性格なので、すぐに」
翼乃「末っ子は、苦労するな(泣)
朱雀「そうね」

 NG-13
朱雀「私は、平然と振舞う黄竜を恨んだ」
翼乃「それは……!」
朱雀「毎日、柱や草の陰に隠れては、見つめていて」
翼乃「えっ
朱雀「夜は夜で。自室に無断に入ってきて」
翼乃「……」
朱雀「夜這いをかけられ……殺したいほどですよ」
翼乃「ただの、ストーカーじゃないの


翼乃「あ~。なんか夜這いかけられそうっ」
 どうなるだろうね。
翼乃「てか。NGトーク、遅いし。もう二章入ってるじゃん」
 一.は終わってるよ(笑)
翼乃「あー。そうだった。なんか大変だったし」
 最初は同い年だったのにね。
翼乃「そうだよな~。って、おい」
 ……
翼乃「二章も見てくれよな」
 それではー



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