「こんにちは――」
ロビンのために花を持って、入って来た私達。 . . . 本文を読む
<案内所>
翼乃「今回のショートは。我が母校、逝和学院を案内するぜっ!」
アスカ・余「「いえ――いっ!!」
終「張り切ってるな~~」
翼乃「ふふふふっ。なんたって今日は、オレが案内人だからな。張り切っていかないと!」
続「それはいいですが。授業はどうしたのですか?」
翼乃「抜けてきた」
始「おいおい」 . . . 本文を読む
翌日の朝。
翼乃は昨日のことで、地下室で探し物をしていた。
「えっと……これだったけな」
翼乃はとある本を見つけた。
「『妖怪図鑑』」
翼乃は幼い時、この本を地下で見たことがあった。 . . . 本文を読む
翼乃が悩んでいた日から、四日後。七夕前日。
「……」
街中で汐子は一人で歩いていた。
「やはり…翼乃ちゃんを誘うべきでした」
どういうことか。汐子はいつもなら翼乃とともに行動をしていたが。今回は何故か一緒ではなかった。
「いいえ。今日は自分で決めなくては!」
汐子はそういうと、もくもくと歩いていた。 . . . 本文を読む
逝和学院、中等部。
「暇だな~」
保健室では、1年の神 翼乃(じん よくの)と副担任である藤本 裕一(ふじもと ゆういち)がいた。
「ここにあんまり人がこないからな~~」
「やることがないのですか」 . . . 本文を読む