春烙

寒いなあ…

逃げ切れない日々

2008年06月19日 23時09分05秒 | 二次創作(少年&小説系)


海斗「おい」←しゃがんでいる
翼乃「……なんだ」←同様
海斗「上にある黒いの、なんだ?」
翼乃「触ってみろ。触ったらあっちの世界に行くぞ
海斗「あっちの世界ってなんだよっ

佑希「そういや……もうすぐ父の日というのが近いな」←同様
千一「あ~。たしかに」←同様
佑希「お前はその日はどうするんだ?」
千一「そうだねー。俺は父上にいつもやっているよ、薬とか
海斗「千兄ちゃん。薬っていうか、麻薬じゃねえ?
 始「殺すつもりか!?」←同様
千一「やだな~。殺すつもりはないよ。マジ死ねーとか、消えてしまえーとかなんてそんな~
翼乃・佑希・海斗・始「「「「(本気だろ、絶対っ)」」」」
千一「トラピョンはどうなのさ?」
佑希「トラピョン言うなっ!」
翼乃「トラはどうなんだよ」
佑希「別に。俺は何にもしないが」
海斗「なんだ。俺と同じじゃんか」
千一「あれ? 海斗君、送ってるんじゃないのかい??」
海斗「いいや。お袋が勝手に俺と優斗の小遣いでプレゼント買ってくるんだぜ。しかも、自分で買ったと言いやがるんだ
佑希「酷い母親だな………」
翼乃「フッ。親がいる所はいいですね
 始「まったくだな」
佑希「お前ら。親がいないのは俺も同じなんだぞ」
翼乃「トラには育て親がいるじゃんか」
千一「まあまあ。そんなに暗くならないでよ、始ちゃん」
 始「ちゃんを付けるなっ
海斗「だったら。父の日は何してんだよ?」
佑希「始は、あいつらの保護者だから貰ってるんだろ?」
 始「確かに、その日はもらってはいるが……」
佑希「なんだ?」
 始「もらい物がな。色は別で、種類が同じなんだ
佑希「さすが、兄弟だな。考えることが同じで」
翼乃・海斗・始「「「どういう意味だよっ」」」
千一「翼乃ちゃんはどうなの?」
翼乃「フッ……ついに来たか
海斗「順番で来たら、そうだろ
佑希「お前はやっぱ、泳地に何かやっているのか?」
翼乃「まあね。去年は沓馬兄ちゃんが恐ろしい事を言ったんだよな~」
アスカ「デート最中に眠らせる事、だったよね」←テーブルの下から
佑希「どこから出てくるんだ!?」
 終「テーブルからだけど」←同様
海斗「あんたもかよ!!」

千一「アスカ君が言ったことって、ほんとう?」
翼乃「本当のほんと。後のことは知らないけど」
  ダダダダダ――っ
 終「あ。兄貴がどこか行った」
佑希「あっちに行ったか」
海斗「あっちに誰がいるんだよ?」
翼乃「泳地兄さんとジュン」
 終「泳地さんはわかったけどよ。なんでジュンもなんだ?」
千一「あ~。それはトキちゃんの誕生日が近いからだよ」
 終「ゲッ。あの人、今月なのか?!」
海斗「そういや、そうだったな。あの人、何が欲しいのかなんてわかんねえし」
アスカ「トキ姉~、誕生日なんだね」
翼乃「……決めた」
佑希「俺も」
 終「何を決めたんだよ?」
翼乃・佑希「「誕生日に、千一(さん)をあげる事」」
 終「おい―っ! 人やっていいのかぁ―――!!?
アスカ「すっごーぉい!」
海斗「すごくねえっ!!
 終「あんたも何か言えよ!」
千一「う~ん。そういうのもいいよね
海斗・終「「……」」


スミレ「あのう。頭の上に黒い雲のようなのが漂っているのですが」
 続「触ってはいけませんよ、スミレちゃん」
優斗「居間の方が騒がしいですね」
翼乃「(ガスマスクを外し)はあ~、生き返った
優斗「あ、先輩」
スミレ「翼乃ちゃん。お茶をどうぞ」
翼乃「ほ~っ。ありがとう、スミレさん」
 続「(上を指して)これ、どうにかできませんか?
翼乃「無理だね。あっ、始さんも行ったから」
 続「兄さん……」
翼乃「そういや、スミレさん。父の日は何かやる?」
スミレ「父に音楽を送っています」
 続「母の日と同じですね
優斗「僕は母さんからお小遣いで買わされています」
翼乃「あー。海斗から聞いたよ。続さんは?」
 続「そうですねぇ。去年はあの二人と同じになってしまいましたので。今年は確実にまね出来ない物にしていますよ」
翼乃「まさか……うちのお母さんから聞いたんじゃっ!」
 続「言ってきましたが。違いますよ



 母の日&トキエBDでした!
 翼乃がうっかり(ちゃっかり?)、水奈の事を『お母さん』って言っちゃってます。



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