称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

母の腕・大腿骨骨折入院の続きです。

2012年05月31日 23時35分54秒 | 独り言 ぼやき

自宅の階段で転倒・転落して右腕を開放骨折、病院のトイレで転倒して大腿骨を骨折、2回の手術とリハビリで75日入院しました。

入院前は 最近同じ事を何回も話す様になったり、物忘れが多くなって 少し認知症の症状が出て来たと 思っていました。

75日間の入院後 自宅に帰ると、日常の自分の事の多くの事が出来なくなっていました。2回ので手術認知症が進んだのか、75日の入院が原因なのか、両方が影響し合っているのか、とにかく ドンと認知レベルが低下してしまっていました。驚くほどの変化です。本人も 周りの者も ビックリです。

骨折で手術・入院してた時は 骨の状態とリハビリを気にして 入院期間については 無頓着でしたが、今から思えば、入院期間と認知レベルの低下は相対関係にあると言う事を 意識すべきでした。

整形外科とリハビリの先生は 認知症の事は気にしていませんでしたが、極端な言い方をすれば、たとえ車イスの生活になったとしても ここまで認知レベルが低下しなければ、杖で歩けて認知レベルが低下してしまった現在とどちらが本人や家族にとって幸せなのだろうと、今真剣に反省しております。私の認識不足・配慮不足でした。

只 救われますのが、自宅での日常の生活に戻り きわめてゆっくりですが、認知レベルが上向いていると思える事も少しですが 見えてきました。


母の骨折の続きです。

2012年05月21日 22時39分40秒 | 独り言 ぼやき

腕を骨折して、赤十字病院に入院していて、赤十字病院のトイレで転倒して大腿骨を骨折した事が 今でも しっくりとしません。赤十字病院からは何の説明もありませんでした。この様な場合は 病院には全く責任はないのでしようか?後で知りましたが、夜の消灯直前に睡眠薬を飲ませていました。術後ですので若干の痛みがあるので睡眠薬を処方したのだと思いますが、高齢者は夜中に何回もトイレに行きます。睡眠薬を処方されていて 昏睡状態で トイレへ行き転倒した為 転倒したことすら覚えていないのです。医大の精神科の中村教授は、高齢者で認知症の疑いがある患者に睡眠薬をを処方するのは きわめて慎重にする必要があると言っていました。赤十字病院で腕の開放骨折の手術の後 睡眠薬は必要最低限に慎重に処方いていれば トイレでの転倒・大腿骨の骨折はなかっただろうと 今でも思っております。「たら・れば」の話はすべきではありませんが 入院中の転倒や転落・骨折事故には 細心の注意を図るべきですし 病院側の注意義務違反の指摘は免れないと 私は思います。転倒事故に対して何の説明もないのは きわめて不誠実だと言わざるを得ません。


親に手が掛かりはじめました。

2012年05月15日 23時18分17秒 | 独り言 ぼやき

2月の9日 母親(79才)が階段の中ごろで転倒。右腕を開放骨折。赤十字病院に入院、手術。術後の入院中 夜中にトイレで転倒、大腿骨骨折。人工骨頭を入れる手術を実施。その後 民間病院への転院を促され リハビリの為 広瀬病院に転院。4月下旬に退院。要介護2と判定され 5月から週2回のディサービスに行き始めました。およそ 3ケ月の入院で 認知のレベルが急激に低下し 高齢の親と同居する私たちの生活は一変しました。

少し余裕が出て来たのでブログを復活したいと思います。