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称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

30歳台半ばの若奥様

2013年04月17日 23時27分56秒 | 独り言 ぼやき

お父様とおばあ様・おじい様を相次いで亡くされたT家。葬儀後の毎週毎週の七日勤めには 近所の親せきから曾孫まで、いつも20人超でお正信偈を読みます。
お経の後、お茶を頂きながらの雑談の時、30歳台半ばの若奥様から「西本願寺は住職が変わるのですか?」と声が掛かりました。お聞きしてみますと、新聞に西本願寺の代替わりの記事があって 読んだそうです。
称讃寺のホームページやこのブログも見てくれているそうです。
若い方で 今まで宗教や寺等にまったく興味・関心がなかったけれども、ご葬儀があり 度々お坊さんが出入りして皆でお経を読むようになると、家の宗教や宗派などに少し関心が出て来た様です。そうなると 新聞紙上でも宗教やお寺の記事があると目を通してみたり、ホームページを見てみたり・・・、となるのでしょう。
お坊さんの私としては、大変うれしい限りです。

本来 宗教の目的は、毎日毎日の生活は何も変化がなくても 仏教・浄土真宗の物指しで物事を見ることによって 少しでも前向きに・幸せに 感じられるようになることです。
仏教・浄土真宗へのきっかけは 何でもいいのですが、関心が少しでも中身に向いてくれることを期待します。
お坊さんとしては、お手伝いをいなければ・・・、と思っております。