居場所。

ネット空間の中の私の居場所が欲しくて作りました。
よろしくお願いいたします。

お笑いテレビ番組。

2015年05月23日 16時12分08秒 | 日記
男前、女前、の人がいると思うのですが、

人間、日本人、普通に生きていれば、誰だって、

男前だし、女前だと思うのです。

なぜ、こんなことを久方ぶりの更新で書いているかというと、

私って、男前じゃないなぁと、つくづく、思ったからです。

なんか、ことごとく、私って男前じゃないし、人間のクズだなぁと、

痛感したんです。

テレビで、お笑い番組があります。私は、そういう番組を観るのが、

とても好きでした。今でも、好きです。

ガキの使いとか、アメトークとか、毎週録画して、何度も繰り返して

観ていることが、習慣になっているほど、好きです。

でも、ふと気づいたのですが、お笑い番組の中で、芸人さんが、

計算によって、恥をさらして、笑いを提供しているのを、観ている

わけですが、そういう番組を、なぜこんなに固執して、見入ってしまう

のかという自分の脳内回路を客観して分析してみたところ、

結局、優越感なんですよね。それって、人間としての、衆愚の極みでは、

という結論に落ち着いたんです。

会議を経て、計算されつくした、お笑い番組なんですけど、

なぜ私がそういったお笑い番組が好きか、なぜ、見入ってしまうのかを

考えた結果、ただただ思ったことは、自分の醜い優越感の心を、

満たしてくれているからだけなんだなぁと、思うに至りました。

芸人さんが、失敗しているところ、滑っているところ、カッコ悪い所を、

まぁ、それが作り手さんの狙いなのかもしれないけど、私は、

さも、そのテレビの中の芸人さんよりも、上にいるんだとか、

精神的に、優れているんだとかいう、これは本当に、完全なる、妄想と嘘の塊なの

ですが、結局、私がお笑い番組の虜になっている理由は、そこなんだと思いました。

醜さの極みだなぁと、一歩引いて、客観視してみたら、思います。

回答としては、私はお笑い番組の中で恥をさらしている芸人さんを

観ることによって、分かりやすく言えば、人をこの上なく馬鹿にすることに

喜びを感じているだけのことなんじゃないかと、思います。

笑うというより、私の場合は、醜く、愚者を計算的に演じている芸人さんを、

馬鹿にして、優越感を感じることによって、自分の脳内に快楽を得ているんだと、

思うに至ります。ま、そこがもしかしたら、お笑い番組の作り手さんの、

狙いなのかもしれないけど、気づいてみたら、我ながら自分が、醜すぎて、

意識が遠くなりますね。もっと、端的に言えば、失敗している人を、あざ笑う、

というような、麻薬のような精神のツボを刺激してくれるという構造により、お笑い番組に

心酔しているだけの、精神構造なんだと気づいたとき、自分って、本当に最低だなと、

思いました。

こんなことを書きながらも、私はお笑い番組をこれからも観てしまうと思いますが、

つくづく、思うことは、私って心が汚いよな、ということを感じます。

しかし、本当に、そういった、醜い人間の心理のツボを刺激してくれるお笑い番組というのは、

私のような、醜い精神構造の人間にとっては、麻薬のような、魔薬のような、強いある種の快感を

くれるので、そういった構造に気づきながらも、観てしまうなぁと思います。

構造をいくら理解したって、本能や衝動には、かなわないなぁと思います。

なので、中毒性のあるお笑い番組って、人間の精神の根深いところを突いているなぁと

思います。お酒のようでもあり、タバコのようでもあり、麻薬のようなところがありますよね。

ものすごく魅力があって、何度も繰り返し見てしまうんだけど、なぜ見るかと言うと、

自分の中にある惨憺たる人間的醜さからなんだと、思いました。乱文失礼しました。