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豆日記

小豆原一朗の日記

たまたま見つけた

2010年12月20日 | 豆日記
ネットにあった自分の批評。
この方鋭いなぁ。
読んでて嬉しくなった。

(抜粋)
まめさんの世界は、なんていうか、字面にすると間違いなく誤解を招きそうなんだけど(悪い意味で書いてるのでは決してないので誤解しそうになっても誤解しないようによろしく!)、完成された闇なんだと思う。
闇の中でもクロッカスの花弁に触れたら柔らかくみずみずしいように、伸びる植物の茎に触れたらそのしなやかさがわかるように、見ることなくその淡い色あるいは鮮やかな色がわかるように、とても穏やかなんだ。

その世界は哀しくて優しくて心地よくて、目に見ず感じることで旅する者は疲れた体を休める。
そこにずっと留まることはできない、でも確かにその場所はあって、旅に疲れたちょうどそのときに現れて滞在できる、そんな感じだね。

穏やかで、温かな風の漂う(「暖かな」でないのは敢えて)、見えないけれど感じることのできる世界、いや、見る以上に感じることのできる世界、なんだと思うよ。

まめ

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