豆日記

小豆原一朗の日記

ライブスケジュール&熱を感じろ

2024年07月25日 | 豆日記
こんにちはー。
皆さん、夏、愛せてる?
今全国でアンケートとったら春夏秋冬で最下位だよね。
 
先週、スライサーで親指を切り、
今週、ぎっくり腰になり、
今日、スマホsimが認識しなくなってインターネットにアクセス出来なくなった厄年男。
なんか、俺に恨みでもあんの?
ま、確かに人として正しい道を歩んできたのかと問われたらわからないけど…
なのに、厄年ってだけでこんな仕打ちを。
神様。僕はいつになったらインターネットにアクセス出来るんでしょうか。
 
街のWi-Fiを利用して、このブログを打ち込んでます。
洗面台に書いてあったwashって単語がWi-Fiに見えるくらいにインターネットと繋がりたがってます。
さぁ、今のうちだ!野良Wi-Fi!
以下、スケジュールです。
 
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●8月1日(木)埼玉熊谷モルタルレコード
モルタルレコード&アサトアキラpresents
『アサトアキラトツナグヨル』
アサトアキラ
小豆原一朗
工藤さくら
クロダセイイチfeat.nene
開場18:45/開演19:00
チケット料金:3000円+1d
ご予約
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●8/4(日)名古屋鑪ら場
クオーツ星
佐古勇気
ドッグフード買い太郎
ロッカクレンチ
開場17:30/開演18:00
前売2400円(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●8/5(月)尼崎tora
クオーツ星
ベーしょー
The Folking Poors(Japan)
カリニャンクール
開場18:30/開演19:00
前売り¥1800(+1D)

●8月3日(金)ブクロックフェスティバル2024
 ナオのがヤバイはロワステージ出演
 開場12:00/開演12:30
 前売3,500円+1D/当日4,000円+1D
 ご予約はこちら

●8月11日(日)ブクロックフェスティバル2024
 クオーツ星はAdmステージ出演
 開場12:00/開演12:30
 前売3,500円+1D/当日4,000円+1D
 ご予約はこちら

●8月12日(月)ブクロックフェスティバル2024
 小豆原はロワステージ出演
 開場12:00/開演12:30
 前売3,500円+1D/当日4,000円+1D
 ご予約はこちら

●8/13(火)池袋Adm 「新Admさん納涼コピーバンド大会」
 ブルーハーツ、リンドバーグのコピバンで出演
 開場18:00/開演18:30
 前売¥2400+1D/当日¥2900+1D
 ご予約はこちら
 toumeinotuki@yahoo.co.jp

●8/16(金)池袋Adm
十七代目梅雨将軍2manseries「ロックな将軍」
ネモトラボルタ×コゴローズ
(O.A)クオーツ星
開場18:30/開演19:00
前売3,800円(+1D)
22歳以下3,000円(+1D)
ご予約は

梅雨将軍 2man series(池袋Adm主催の2マン企画)のチケット、ライブ・コンサート、配信情報 - イープラス

梅雨将軍 2man series(池袋Adm主催の2マン企画)のチケット、ライブ・コンサート、配信情報 - イープラス

梅雨将軍 2man series(ツユショウグン ツーマンシリーズ)のライブ・コンサート情報をご紹介!現在予約・販売中のライブ・コンサートのチケット情報23件や関連画像、動画、記...

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●8/18(日)代々木labo「identity with vol.103」
クオーツ星
ぐっどないと
ナンセンスカタログ
ひつじビーム
#Rock Alive
Figure-Four-LegRocks
モクメルイボス
開場17:00/開演17:30
前売¥2,500/当日¥3,000(+1D別¥600) 
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

 

●8/25(日)池袋Adm「なおが、来る。【なお生誕祭】」
 Su凸ko D凹koi
 プピリットパロ
 クオーツ星
 開場11:00/開演11:30
 前売 ¥3,400+1D
 当日 ¥3,900+1D
 eプラスはこちら
 バンド予約はこちら
 toumeinoutki@yahoo.co.jp


●8/29(木)下北沢DaisyBar
 the Swiss Porno×DaisyBar presents「NOW」

 the Swiss Porno
 THE RAPTOLS
 molamolakiwi
 bene
 クオーツ星
 開場18:00/開演18:30
 前売 2800円(D別)/当日 3300円(D別)
 ご予約はこちら
 toumeinotuki@yahoo.co.jp

●8月30日(金)新横浜LiT
ハシグチカナデリヤ 新番組
『第6回デリジャム-超ちょちょちょ完全燃SHOW-』

出演:ハシグチカナデリヤ
Guest:クオーツ星

開場18:30/開演19:30
¥3500(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●9/1(日)尼崎tora [sumer?]
地下道を往く
ハガクレ(名古屋)
京極堂(和歌山)
テルルス
クオーツ星
開場
17:30/開演18:00
前売¥2000(+1D)/当日¥2500(+1D) ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

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大変だった全曲新曲お題ワンマンから解放された。

自ら言っても信憑性ないけど、全15曲が前回よりも良い内容だったのが何より嬉しい。
約5ヶ月間、ほぼ作曲漬け。
 
そして
今の俺には圧倒的に時間がある!!
 
さて、作曲から解放された俺は何をしよう。
なんだかんだ料理は毎日やってたし、酒はワンマン終わりに呑みまくったし。
 
なんとなくPCを開いてメールを見たら、Netflixからオススメ映画のお知らせが。
そういえば最近、家で映画とかドラマをほとんど観てなかったような。
本や漫画のように自分のペースで時間を区切れるものは読んでいたが、こういう時間をガッツリ使うものはここ数ヶ月なるべく避けていた。
 
久しぶりに開くNetflix。
 
観ようとしてとりあえずマイリスト入りしていた作品やオススメ作品がどっさり。
…こんなもん全部観てたら40代終わってしまう。
 
とりあえずトニーがオススメしていたオリジナルドラマ『忍びの家』から
冒頭からの忍者アクションシーンに心躍るかと思いきや、
 
何故だ。どういうことだ。
 
気にするな、気にするな、と思ってるとどんどん気になってしまう…
 
カメラの裏側に沢山のスタッフさんがいることばかり考えてしまう
 
 
このことばかり意識してしまって、のめりこめない。
これは作品がどうこうってより、俺の見方が変わってきてるようだ。
久しぶりに家でNetflix開いたからなのか、散々作曲したから裏側が、製作陣が気になるのか。
いずれにせよ、前までこんなことなかった。
 
他にも細かいところがある。
この俳優さんは有名だから死ぬわけないとか、街中で堂々とバレちゃいけない話してるとか、吉岡里帆のメイク全然乱れないとか、
暗黙の了解というか、あえて見ないことで楽しんでいたエンタメの世界。
 
そう、それはまるでお笑い劇場で腕組みして笑わないタチの悪い客のよう。
問題発言はないかと芸人のラジオを聴いて粗探ししてるネット記者のよう。
 
でも、むしろこっちは全力で楽しもうとしてるのだ。
んなこと気にすんな!!楽しめ!!楽しめ!!!
と、
自分に言い聞かせて最後まで見た全8話は義務のようで、なんだか虚しかった。
 
 
続けて北野武『首』
学生時代、たけし映画を観まくって、そこから日本映画にハマったくらいリスペクトしていた。
それなのに。
裏側のカメラマンのおじさんとか、メイクの人たちとか、スタンバイしてる芸人たちとか、
たけしはたけしだし、遠藤憲一は遠藤憲一だし、西島秀俊は西島秀俊だし、キム兄はキム兄だし、加藤亮は加藤亮だし、大竹まことはチョビ髭がなくても大竹まことだぁーーーーー!!!
 
作品に入っていけない
 
文化放送で帯の番組やってる大竹まことだよねなどと思ってしまい、どうしても入っていけない。
 
この数ヶ月間、映画から離れただけでこんなにもややこしい客になってしまったのか。
もう純粋に映画見れないのか…?
俺がライムスター宇多丸だったら致命傷になってたとこだ…
 
 
実はワンマンの前日、
映画館である映画を観ていた。
 
『ルックバック』
 
藤本タツキの名作短編漫画が原作のアニメ映画だ。
上映が1時間くらいしかないと聞いて、ふらっと近所の映画館にレイトショーで観に行ったんだが、
 
 
素晴らしかった。
 
漫画で読んでいたシーンがアニメで違和感なく再構築されていた。
テレビでやってた『チェンソーマン』はキレイすぎて、藤本タツキのB級で笑えるけど、見てる者の内面を抉る世界観を再現出来なかった感があるが、今回は見事に成功している。
ラストの方で自分の人生と重ねていたりしたら、
久しぶりに泣いた。
 
圧倒的没入感。
 
あの時の感覚。
 
 
映画館の、しかもスカスカのレイトショーっていう環境が良かったのもあるだろう、
あと、実写じゃないのが良かったのかも
 
とはいえ、アニメはあんまり詳しくないし、10話以上見れる自信もない。
時間だけはある僕はまだNetflixをあさりまくっている。
 
ん?
 
オススメに気になるものが。
 
 
『CITY HUNTER』(実写版)
 
 
この場合はどうなんだ。
どういう反応になるんだ?
 
一度心を落ち着けるために満月の下、15分程散歩した。
 
改めて、Netflixを開いて、再生!
 
まごうことなき、
シティー・ハンター。
鈴木亮平は冴羽獠だった。
 
凄まじくお金のかかった「細かすぎて伝わらないモノマネ」を観ているような気分。
どのシーンを切り取っても床がバカッと空いて鈴木亮平が下の発泡スチロールに落ちてしまいそうな。
脳みそにある「映画」の分類よりも「モノマネ」の方がどっちかというと近い。
ストーリーとしてはややチープだけど、そんなの関係なく、最後まで鈴木亮平に魅了されっぱなしだった。
 
と、同時に俺が小学生低学年の時
『シティー・ハンター』にインスパイヤを受けて描いていたマンガを思い出した。
 
 
タイトルは
『モンスター・ハンター』
 
主人公はモンスターを狩る職業。
冨樫先生が『HUNTER×HUNTER』を描く5年も前だ。
時代を先どっていたのかと思いきや、キャラクターは完全に『ドラゴンボール』からパクりまくっていた。
みんな超サイヤ人みたいに覚醒していったし、怒ったら筋肉で上着がやぶれていた(そこは『北斗の拳』)
トランクスみたいな風貌のが主人公だった。
そして、数年後に同じタイトルのゲームが大流行するなんて思ってなかった。
 
このトランクスみたいな奴が俺に語りかけてくる。
 
「あの時はお前もなんとか面白いマンガ描こうと必死だったんだろうよ(語尾が「だろうよ」っていうキャラ設定)
まぁ、ほとんどパクリだったけど、少しでも創作をかじったのならわかるだろうよ。作品を作るってのは、1つの魂を生むってことだろうよ。
格闘家も、音楽家も、スポーツマンも、その裏側には色んな人や経験が支えているんだろうよ。
それが彼らの大きな「熱」となってるんだろうよ。
カメラの裏側のスタッフとか俳優1人1人沢山の人達の少しずつの力が大きな力になっていくんだろうよ。
つまりは元気玉だろうよ(またパクってる)」
 
エンドロールのスタッフ名を眺めてたら、そんなことを思った。
 
本当か嘘か知らないけど、かの黒澤明が言ってたらしい名言
「夏のシーンを冬に撮り、冬のシーンを夏に撮るんだ。そうしたらスタッフが本気出す」
カメラの裏側では一人一人の凄まじい熱が渦巻いてるのだ。
それを楽しむのが映画でもあるのかも。別に裏側がちらついたっていいんだ。
「裏側を見たら冷める」なんて、作品に対して失礼で馬鹿馬鹿しい態度かもしれない。
たとえば、とある女性が綺麗なプロポーションになるために一生懸命エクササイズしてるのに、それを知ったら冷める男が何処の世界にいるだろう。
作品を作る上で作品を作る者の苦労は表裏一体。
 
 
そういえば、あのマンガ、A4ノート10冊分くらいあったなぁ。熱量あったなあ。
パクリだって分かってるのに小学2年でよくもまぁ描いたな。
恥ずかしくて、引っ越しで捨てたけど。
 
 
Netflixにあった黒澤明『羅生門』を鑑賞してみる。
冒頭からの豪雨。大掛かりなセット。
スタッフ達の凄まじい力を感じる。
そうか、裏側のパワーとはこういうことか。
「こういう風に撮りたい」と願うスタッフ達の期待に応えるような役者たちの怪演も素晴らしい。
語り部が変わるごとに3つの場所と時間を行き来する、必要最低限のよく出来た構成。
スタッフ一丸となるとはこういうことか。
 
その後も映画「市子」やドラマ「海のはじまり」を鑑賞して、
どうやら今、やっと見れてるかも。
 
ありがとう。
トランクスみたいな奴。
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