カメラの稽古

老後の愉しみにカメラを始めました。

平尾山荘の梅の花 すこしほころぶ

2020年02月06日 | 写真

幕末の女流歌人・野村望東尼が庵を結んでいた平尾山荘(福岡市中央区)へ梅の花の咲きぐあいを見に行ってきました。

 

山影にあるせいか、周りより少し遅いようですね。

 

ここは、望東尼が幕末に勤皇の志士たちを匿ったり、集会の会場となった場所です。

福岡藩脱藩浪士・平野國臣とも交流がありました。長州藩の高杉晋作も一時、ここに匿われていました。

 

望東尼自身も政治犯として藩に囚われ、姫島に流されました。のち、恩義を感じていた高杉晋作の手引きで脱獄します。

脱獄後、高杉らの助けで長州に潜み、防府で亡くなりました。

「維新の母」と呼ばれています。

冬深き雪のうちなる梅の花 埋もれながらも香(か)やは隠(かく)るる

望東尼


最新の画像もっと見る

コメントを投稿