テニス好きを豪語するつもりはさらさらなく、ただのスポーツ愛好家に過ぎないのですが、オーストラリアのテレビ番組がつまらないのもまた事実で、昨日・今日と男子シングルス準決勝の模様をまたしても見入ってしまいました。
今日のメルボルンは、三日続けて熱波の影響で気温が40度を越え、今日も50万世帯が停電に悩まされたそうです。さぞかし選手も体調管理や試合中のコンディション維持が大変だったろうと察します。
そういう似たような状況だったせいかどうか、昨日の男子シングルス準決勝の第一試合では、スイス・フェデラー選手が米国・ロディック選手を相手に、その前日のナダル選手の準々決勝の試合運びを真似たかのように、全く同じスコアで接戦を制してストレート勝ちしました。立ち上がりの第一セットで圧倒すると、第二・第三セットはお互いにサービス・ゲームをキープし、お互いにブレーク・ポイントの機会を窺いながら、ぎりぎりのところでブレークしたフェデラー選手が実力の差を見せ付けた格好です。
今日の男子シングルス準決勝の第二試合は、とにかく壮絶の一言に尽きます。ナダル選手にとって、同じスペイン出身で、デビス杯ではチーム・メイトのベルダスコ選手という、お互いに手の内を知り尽くしているであろう相手であり、同じレフティで、如何にもやり難そうな印象でしたが、決してそれだけではなく、ベルダスコ選手は、これまで有力な優勝候補だった第四シード・マレー選手、昨年準優勝の第五シード・ツォンガ選手を破って勝ち上がり、全豪オープン後にはトップ10入りが決まっている実力者であり、まさに死闘と呼ぶに相応しい、全豪オープンの歴史に残る名勝負を演じてくれました。フルセットにもつれ込んだ内、三セットがタイブレークで、通算5時間14分(75分・49分・79分・57分・54分)、夜8時に始まった試合は深夜1時過ぎにまで及び、テニスが如何にタフなスポーツか、あらためて思い知らされました。
この長丁場を飽きさせなかったのは見事というほかありません。観客も帰る気配は全くなく、テレビ解説者もBeautiful Match、Amazing Quality、Unbelievableと絶賛しました。中でも、セット数2-1とナダル選手がリードした第四セット途中で、ベルダスコ選手が左足ふくらはぎに異常を覚えたあたりでは、もはやこれまでかと思わせ、その後、気分転換のつもりだったのかチューインガムを噛み始めたのはいただけませんが、タイブレークに至っては鬼神が乗り移ったかのような破竹の快進撃で、セット数2-2のタイに持ち込んだのは圧巻で、ナダル選手に傾きかけた流れを見事に引き戻しました。疲れているように見えたベルダスコ選手は、最終セットでも時速222Kmを記録するほど、好調なサービスを維持し、世界ランク1位のナダル選手を最後の最後まで苦しめ続けました。一方でUnforced Errorsが多かったのは決して偶然ではなく、ナダル選手の放つ球筋が如何に厳しかったかを物語ります。
試合が終わった瞬間、ナダル選手はガッツポーズをするよりも先ず、仰向けに倒れこんだまま暫く身動きせず、長い死闘が終わったことを実感しているようでした。日曜日に予定されているフェデラー選手との決勝ももちろん期待されますが、今年の全豪オープンは、この準決勝の死闘で人々に長く記憶されるであろうことは間違いありません。
なお、今日、昼に行なわれた女子ダブルス決勝では、杉山選手のペアがウィリアムズ姉妹と対戦しましたが、貫禄負けしたようです。ダブルスはどうしてもシングルスに比べて注目度が高いわけではなく、それは獲得賞金を見ても明らかです。優勝ペアに45万豪ドル、一人当たりの取り分に換算すると、シングルスの準々決勝進出者(18万豪ドル)よりも高いですが準決勝進出者(36万豪ドル)よりも安いレベルであり、更にシングルス準優勝100万豪ドル、優勝200万豪ドルと来れば、トップ選手ほど目指す方向は決まって来るというものでしょう。そうは言っても、もし杉山選手が優勝していれば、ダブルスでの生涯グランドスラムという偉業達成だったこともあり、ちょっと残念でした。
今日のメルボルンは、三日続けて熱波の影響で気温が40度を越え、今日も50万世帯が停電に悩まされたそうです。さぞかし選手も体調管理や試合中のコンディション維持が大変だったろうと察します。
そういう似たような状況だったせいかどうか、昨日の男子シングルス準決勝の第一試合では、スイス・フェデラー選手が米国・ロディック選手を相手に、その前日のナダル選手の準々決勝の試合運びを真似たかのように、全く同じスコアで接戦を制してストレート勝ちしました。立ち上がりの第一セットで圧倒すると、第二・第三セットはお互いにサービス・ゲームをキープし、お互いにブレーク・ポイントの機会を窺いながら、ぎりぎりのところでブレークしたフェデラー選手が実力の差を見せ付けた格好です。
今日の男子シングルス準決勝の第二試合は、とにかく壮絶の一言に尽きます。ナダル選手にとって、同じスペイン出身で、デビス杯ではチーム・メイトのベルダスコ選手という、お互いに手の内を知り尽くしているであろう相手であり、同じレフティで、如何にもやり難そうな印象でしたが、決してそれだけではなく、ベルダスコ選手は、これまで有力な優勝候補だった第四シード・マレー選手、昨年準優勝の第五シード・ツォンガ選手を破って勝ち上がり、全豪オープン後にはトップ10入りが決まっている実力者であり、まさに死闘と呼ぶに相応しい、全豪オープンの歴史に残る名勝負を演じてくれました。フルセットにもつれ込んだ内、三セットがタイブレークで、通算5時間14分(75分・49分・79分・57分・54分)、夜8時に始まった試合は深夜1時過ぎにまで及び、テニスが如何にタフなスポーツか、あらためて思い知らされました。
この長丁場を飽きさせなかったのは見事というほかありません。観客も帰る気配は全くなく、テレビ解説者もBeautiful Match、Amazing Quality、Unbelievableと絶賛しました。中でも、セット数2-1とナダル選手がリードした第四セット途中で、ベルダスコ選手が左足ふくらはぎに異常を覚えたあたりでは、もはやこれまでかと思わせ、その後、気分転換のつもりだったのかチューインガムを噛み始めたのはいただけませんが、タイブレークに至っては鬼神が乗り移ったかのような破竹の快進撃で、セット数2-2のタイに持ち込んだのは圧巻で、ナダル選手に傾きかけた流れを見事に引き戻しました。疲れているように見えたベルダスコ選手は、最終セットでも時速222Kmを記録するほど、好調なサービスを維持し、世界ランク1位のナダル選手を最後の最後まで苦しめ続けました。一方でUnforced Errorsが多かったのは決して偶然ではなく、ナダル選手の放つ球筋が如何に厳しかったかを物語ります。
試合が終わった瞬間、ナダル選手はガッツポーズをするよりも先ず、仰向けに倒れこんだまま暫く身動きせず、長い死闘が終わったことを実感しているようでした。日曜日に予定されているフェデラー選手との決勝ももちろん期待されますが、今年の全豪オープンは、この準決勝の死闘で人々に長く記憶されるであろうことは間違いありません。
なお、今日、昼に行なわれた女子ダブルス決勝では、杉山選手のペアがウィリアムズ姉妹と対戦しましたが、貫禄負けしたようです。ダブルスはどうしてもシングルスに比べて注目度が高いわけではなく、それは獲得賞金を見ても明らかです。優勝ペアに45万豪ドル、一人当たりの取り分に換算すると、シングルスの準々決勝進出者(18万豪ドル)よりも高いですが準決勝進出者(36万豪ドル)よりも安いレベルであり、更にシングルス準優勝100万豪ドル、優勝200万豪ドルと来れば、トップ選手ほど目指す方向は決まって来るというものでしょう。そうは言っても、もし杉山選手が優勝していれば、ダブルスでの生涯グランドスラムという偉業達成だったこともあり、ちょっと残念でした。