魚座海王星、牡牛座天王星

有卯です。


占星術の星並びから人間は運勢の強弱を受けるわけですが、空の星は
自分らしく在りたいだけで、人間達に影響を与えようとは全然考えて
いないのです。

星から受ける運気が良いか悪いかは人やその時期によって変わります。
例えば戦争は悲惨なものだけど武器商人にはチャンス。
病気が流行れば製薬会社には薬作って売っての儲けどき。
だから占いの未来予測とは、私らが嘆かず落ち込まず傲慢にもならず
幸せを求めようねってそれぐらいでちょうど良いのです。




piroco さんのコメントにあった「抗う」ですが、牡牛座も魚座も
抗い・争いを受け持つタイプじゃないと思います。
どちらも持続力と抵抗力があるサインなので、一度戦いだすと長引き
ゴールが見えず、自分自身の価値や生きがいを褪色させてしまいます。


現在争いの元凶はやはり山羊座冥王星ですよね。
(６月６日ブログ記事〜山羊座冥王星の社会性を帯びた死)
実際は誰でもいつか死ぬんですが、コロナウイルスに感染しその症状
や後遺症に苦しんだり亡くなる人も多数いて、まるで市民が共有する
公共事業のような有り様です。

牡牛座天王星時代ですが、健康で豊かに暮らしたい牡牛座は天王星に
よって安定を壊されてかき回されるばかりで打つ手がありません。
抗っても無理なんで送り込まれた場所で必死に生き残る術を探すべき。
節約などしても不測の事が起こってポッキリ折れます。
めげずに収入の手立てを広げるとか探さないとダメです。
また山羊座の表す大地の疲労から資源の供給が絶たれやすくなるから
食料や飲食に大変化が起こります。

海王星のことは、自分の過去記事を読み返してみると、２０１７年に
すでに書いてたわ。
(２０１７年８月１２日〜２２日皆既日食)
一部再掲しますと・・・

一般に魚座や海王星は福祉や労りや奉仕を意味するので、良い天体や
サインと思われがち。
でも私はそればかりでなくそこに至る原因を考えてしまうのです。
福祉を必要とする弱者が増えるから福祉政策がとられる。
老人が増えるから介護費が増大する。
病人や病名が増えるから医療費が増大する。
戦争で傷病人や孤児が増えると、海王星や魚座はやった！自分の出番
だと張り切るのです。
言い換えればそういった不幸な人間や環境を魚座海王星は作り出そう
としているのかもしれません。
魚座海王星時代の必要経費が、天王星牡牛座時代の金銭や経済問題を
引き起こすのかなと思ったりしています。

・・・そして今、４年経ってコロナウイルス蔓延で世界経済がアウト
になっています。

魚座と牡牛座はセクスタイルのソフトアスペクトなサインでこうして
響き合っているんですね。
魚座も海王星も自分らしくあろうとしているだけで感染症を拡散させ
たからといって罪悪感はないのです。
でもそれが人間達には悲愴な状況になっているんだけど。


(pirocoさんのコメントへのお返事はこんな感じです。)



ところで社会の大きな混乱の中で次の水瓶座冥王星時代が少し見えて
きた気がしているんです。それはまた、書く時がくれば。

 

 

 

 

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