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濃い週末

昨日はJ#2八幡浜大会でした。
八幡浜は、私がアテネオリンピック代表を決めたコース。
アテネ以降も、ロンドン、北京とオリンピック選考会が行われたコースで、とても思い入れの強いコースです。
このコースは地元の方々が手作業で作り、育て上げていて、MTBレースに必要な技術や体力、総合的な物が必要とされる上に、走って楽しいコースで、毎年楽しみにしている大会であります。
ところが、今回は欠場。

地元の一大イベント「野辺山ウルトラ100kmマラソン」と重なってしまいました。
お客様達を受け入れる宿として、女将業に専念しました。
前日の夕飯、当日の朝食と、炭水化物たっぷりの料理でしっかり走ってもらえるように心を込めました。

レースは朝5時スタートなので朝食は3時から。
長い一日の始まりです。



この日は自分のレースは無いけど気になる事が盛り沢山。
野辺山ウルトラマラソン
八幡浜MTB
あちらこちらでのヒルクライムレース
ロードTOJの第一ステージ
YBPにて八ヶ岳カップ
MTBワールドカップ開幕戦

YBPは以前このブログにも載せましたが近所にある気になる場所です。
栗瀬裕太選手がコツコツと作り上げてきたコースでの大会です。
コースはワールドレベルですが、子供やビギナーからプロ選手までが顔を揃えたアットホームな大会。



ここには、とても自分達には走れないエゲツないコブやジャンプ台、バームがそびえ立っているのですが、今回使用したコースは小さな子供でも走れるもの。
でも、ここを速く走ろうとすれば高い技術が要求されます。
XC選手にとっても大切な要素です。



プロ選手による凄い走りやエキシビションジャンプを見て憧れを持ち、子供達自らも走り成長していく・・・そんな環境がここにはあります。
大きな可能性を感じています。

時間がタイトで長くは観ていられなかったけれど、行って観れて良かった!

野辺山ウルトラマラソンのゴールを迎え、走り終えてもう一泊していって下さるお客様をお出迎え。
完走出来た方も出来なかった方も、安堵感が漂います。
皆さん、足を引きずり歩く様はゾンビ集団のようで異様な感じ。
お疲れ様でした!



その間も、FBなどで送られてくる様々なレース情報をチェックしながら、その場にいなくても興奮してました。
八幡浜は大変な悪天候の中だったようですね。

夜はMTBワールドカップをLIVE中継。
女子の時間帯は夕飯時であまり観ていられなかったけど、トップを狙える新しい顔が大勢台頭してきている感じでした。
最終周まで数名の混戦で男子のレースを思わせる感じでした。
やはり、ここに日本人が参戦していないのは寂しい。
昨年まではリエ選手を追って自分も画面に釘ずけだったけど、そんな気持ちになれませんからね。

そして男子は我らが山本幸平選手が一桁順位を目指して出走。
残念ながら、落車リタイヤとなってしまいましたが、スタートダッシュが決まり、最初の坂を5番手で駆け上がる日の丸のチャンピオンジャージには鳥肌が立つ感じでした。
ロードレースとは違い、スタートダッシュが一つの決めてとなるこの競技で、ここを走れるという事は本当に大きな意味があります。
幸い落車のダメージも大きくないようで、気持ちは来週のWCに向かっているようなので、期待したいと思います。

そんなこんなで、長くて濃厚な1日でした。
選手の皆様、関わった皆様、お疲れ様でした!
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