SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【ロケーション+】臨場感の演出

2009-06-08 00:26:34 | Gallery
こうした「等身大で小さい」設定を持つフィギュアの撮影は、それが単なるブツ撮りであるのならばともかく、その設定を生かした臨場感、あるいは生活感のある光景を撮影する場合、そのロケーションの画面作りに意外と気を使わないとならないことに気づきました…あ、いや、前からきっと気づいてはいたのでしょうが、あまり自覚を持ってやっていなかった…という意味で、ですね。

そのもっとも効果的な方法はこれまでも度々書いていた通り、近くに対比物を置く事ですが、上手く画面内に収まり且つ、自然に見える手ごろな対比物は日ごろからその「大きさ」を気にしながら生活していないと案外見つからないものです。

またそのスケール感を演出するために敢えて逆説的な方法をとる場合もあることを最近知りました。
それによると、普段の目線とは異なる視点での光景を撮影する場合、見た目そのままの色彩だとくすんで見えてしまい、メリハリの無い画面になってしまうのだとか…。
そのため意図的に画面のコントラスト、彩度を上げ、色味やフォーカスを極端に…悪い言い方をするとキッチュにして画面のメリハリを付ける…という方法があるのだそうです。

要は目線のスケールが異なると感覚も異なっている(…かも知れない)ってことですね。それを説得力もって見せるための「不自然な演出」が逆に臨場感や生活感を画面に盛り込むことができるわけです。

ためしに、まだ自在に…とはお世辞にも言えませんがこれらの技術を実践してみました。
…う…ん、どうなんでしょう?
まぁ素材が本来玩具であるわけですから案外こういう画面の方が映えるのかも知れませんね…。
今後は時々試しながら、自分に合ったスタイルを模索していってみようと思います…。





何か中途半端に知識を拾ってきちゃった可能性あり

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