SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【CG】背景製作実験

2008-07-01 00:02:38 | Gallery
写真やCGに詳しい知人に聞いた話によると、「Photoshop」等のフォトレタッチソフトの機能をフルに使いこなせれば、わざわざロケハンをしたり合成するための素材を調達しなくても純粋にソフトの機能だけで3DCGソフトのような立体感のある背景を製作することが可能であるのだと言う。
このブログでは『フォトストーリー』等で架空の背景を作らなければならない事もあるので、もしもこれが自由自在に使いこなせるのならば実に有り難い話。一応その作り方を教わったので試しに1枚製作してみることにしました。まぁ、物は試し…の喩えのごとく、使えればラッキー、使えなくとも何らかの得るものはあると思いますので…。なお今回は地面の作製のみであるため空は実際の画像を使用しております。また当ブログはCGの製作テクニック紹介サイトではありませんのでその工程やレシピ等は割愛させていただきますのであしからず。

で、1枚目に作ったのがTOPの画像。この作業、プレビュー無しで色彩ごとの陰影を数値設定だけで擬似的な立体感を構成してゆくものですので、まるで手探りの状態です。おっかなびっくり作ったのでまだ平坦な感じがします。まるでスーファミやPS出たての頃のRPGゲームの移動フィールド画面のようです。

これを奥(上方)の立体感を更に極端にしてランダムな高低をつけて切り抜いたものがこちら↓


更に色合いの調整と表面処理を施し、元の画像と合成したのがこちら↓

まだ私が手馴れていないので決して上手い画ではありませんが、そうした面を差し引けば「フォーカスをかけたロングの背景では使用可能かな?」…というのが感想です。
まだ所々で目立つ不自然さの原因となる、いかにもな「CGっぽさ」も基本画面サイズを大きくして作製し、それを縮小することで更にきめ細かく仕上げることは可能ですし、これを応用することによって空や海、果ては未知の惑星なども作り上げることが出来るそうなので、単純な自然ロケーションであれば案外使えそうな予感もします。

ただし!私のPCはこの画像を作るのに合計11回フリーズしました。シリコーンの硬化待ち時間の作業中にフリーズされてしまうと、もはや私には何もする作業がございません(泣)。

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