ぶらんこに乗って

日々の想いを…

夏のおわりに・・・

2011年08月29日 11時15分34秒 | 大切な人へ
今日から新学期です。
夏休みバージョンの仕事もおしまい
またいつもの生活が・・・
いつもの?ん?
いつもってどれくらい前のいつもかな・・・

あたしのいつもの朝 いつものお昼 いつもの午後 いつもの夜
いつものって???

なんだか忘れてしまったなあ
あの懐かしい午前中・・・

週末にお友達と近くのスーパーや店舗が並ぶショッピングモールへ出かけた。
そこで ひと休みっと座る席がもし反対側だったら気づかなかっただろうに
お友達の上を見上げると・・・
あらまo(*^▽^*)o~♪見~っけた♪


なんだかお友達の話がどんどん頭をすり抜けて・・・
あたしトンチンカンになっていたでしょうね。
なぜって?
それは、ヒミツ(笑)
夏も終わるんだろうか・・・
どうしているんだろう・・・
元気だったそれでいい
ただ・・・

水芭蕉揺れる畦道 肩並べ夢を紡いだ
流れゆく時に 笹舟を浮かべ
焼け落ちた夏の恋唄 忘れじの人は泡沫
空は夕暮れ

途方に暮れたまま 降り止まぬ雨の中
貴方を待っていた 人影のない駅で

夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから

記憶は人の心の 傷口に深く染み入り
霞立つ野辺に 夏草は茂り
あれからどれだけの時が 徒に過ぎただろうか
せせらぎのように

誰かが言いかけた 言葉寄せ集めても
誰もが忘れゆく 夏の日は帰らない

夏の祈り 夏の祈りは 妙なる蛍火の調べ
風が揺らした 風鈴の響き

夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから

夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから




お馬に乗って・・・

2011年08月16日 19時54分08秒 | 大切な人へ
今日は、静かに最後の一日を母と過ごしました。
東京から父の妹が来てくれて 一緒にお昼を食べ

夕立の前にそろそろ行こうか・・・
夕方母とお見送りに行きました。
またね・・・

お墓は、にぎやかでした。
途中 浴衣の女の子を見かけ・・・
灯篭流しと花火大会があると知りました。
数年前は、たしか15日だったのにね・・・

家に戻り送り火を炊きました。

お馬に乗っかって 父は、帰って行っちゃった・・・
ぱっかぱっかぱか・・・・


送り火を焚く軒先に妹背鳥の
短く鳴いて庭を飛ぶ影

盂蘭盆会精霊船の船溜まり
幼子の花火ゆらりと香る

折り懸けの灯籠白く仄めいて
在りし日の君の小さき写真

向日葵の花の僅かにうつむける
影を眺むる影に声なし

日の暮れのひかり朧ろに黒揚羽
船の舳先にひらり留まれり

爆竹に嗚咽のごとき声挙げて
ひしめく船出別れの始め

生命とはかくも重しと知りながら
日々の軽さを悔やむ夕暮れ

港にて手を離したるその時に
永久の別れを吟いしものを

さようなら 声を限りのさようなら
振り仰ぐ夜空 鵲の橋

面影の君を背負いて明日から
生きてゆくから生きてゆくから

さようなら 声を限りのさようなら
僕と出会ってくれて ありがとう

「向日葵の影」

それぞれの8月15日・・・

2011年08月15日 14時17分25秒 | 大切な人へ
13日 迎え火・・・
夕方家族全員で迎え火を焚き
久しぶりに花火を楽しみました。
父も一緒にね・・・
今年は、甥のお嫁さんにお腹の赤ちゃんも来てくれました。

そして今日は・・・
それぞれの想い出を胸に過ごしましょう・・・
あの日も暑かったね



ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる
そのたびきみは 胸の前で手を組む
よっついつつむっつ 流れ星が消える
きみの願いは さっきからひとつ
きみは線香花火に 息をこらして
虫の音に消えそうな 小さな声で
いつ帰るのと きいた


あれがカシオペア こちらは白鳥座
ぽつりぽつりと 僕が指さす
きみはひととおり うなづくくせに
みつめているのは 僕の顔ばかり
きみは線香花火の 煙にむせたと
ことりと咳して 涙をぬぐって
送り火のあとは 静かねって

きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる
露草模様を 信じたんだね
きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ
くすり指から するりと逃げる
きみの線香花火を 持つ手が震える

揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから
火玉がぽとりと落ちて ジュッ


「線香花火」

まっててね・・・

2011年08月12日 22時01分57秒 | 大切な人へ



明日お迎えに行くね
まっててね・・・ 

父が帰って来るって
どんなんだろうね・・・

星を見ようと夜空を見上げたら
お月様がきれい
見えていますか・・・    

路傍のマリアは何も語らず 七つの聖なる池は水をたたえて
迷い迷いながら訪ね来た教会
あなたが憧れてた リンドバーグに会いたくて
大人には視えないものが視えた あなた
背中の翼で 今どこの空を 飛んでいますか


教会のオルガンの上を借りて
二人にあてた手紙を書き終えて
蒼い蒼い空へ ふたつの紙飛行機
高く高く高く 飛んでパリまでとどけ
遠くで雨が降っている 虹が見える
今でもあなたと 一緒にいます

ブーゲンビリアをオレンヂ色の風が
私のとなりをあなたの風が

     「リンドバークの墓」」


小さな灯火・・・

2011年08月07日 19時36分34秒 | 大切な人へ
今日は、ひとりでお買い物に行きました。
のんびりと雑貨や食器を選び
お客様が近々みえるので・・・
普段使いのお茶碗じゃなくて素敵な夏のお茶碗で冷茶などいかがでしょうか・・・

そう言えば・・・・あの夏ひとりで・・・・
やさしい力に背中を押されて
ずいぶん遠くまで行ったものだと

しみじみ・・・





誰もが一度 川の流れを変えてみたいと
若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている
 にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で
 ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる

若い夢が 君のその手に育ち始めたら
そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい
 小さなともしびが ひとつふたつ ともり
 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる

はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから
ぼくらのくつはいつも半分
すりきれているだろう
 愛したあの人は 今どこにいるのだろう
 いつか君をむかえに行こう
 約束はできないけど

     「遥かなる想い」