ひそやかに一歩ずつ

2012年4月から始めた新潟100名山、今年はどんな山に行けるかな~?

西俣ノ峰~エブリ差岳

2016-06-19 | 新潟100名山

西俣ノ峰~エブリ差岳(1636m)

平成28年6月14日~15日

6月14日(1日目)

西俣ノ峰登山口(7:00)→大曲(7:35)→十文字池(8:10)→西俣ノ峰(9:15)→

→枯松峰(10:20)→大ドミ(10:55)三匹穴(11:50)(12:50)→

→頼母木平(13:38)→頼母木小屋(14:00)

 

6月15日(2日目)

頼母木小屋(5:10)→大石山(5:35)→鉾立峰(6:13)→エブリ差岳(6:50)→

→エブリ小屋(朝食)(7:40)→鉾立峰(8:10)→大石山(8:50)→

→頼母木小屋(9:30)(10:00)→三匹穴(10:55)(11:40)→大ドミ(12:00)

→枯松峰(12:18)→西俣ノ峰(13:00)→十文字池(13:30)→大曲(13:50)→

→三匹穴(10:55)→登山口(14:20)

 

1日目

4月12日に枯松峰まで登った雪山が忘れられなくて、頼母木小屋までを

目標に計画を立て実行した

登山届を出し身支度整え出発

 

登り初めからいきなりの急登で汗が滴りおちる

こんなにも汗が出て大丈夫なのかと思いながら登るが

案の定、とっても難儀だった

寝不足とリュックの重さと暑さで、頼母木平まで行けないかもと不安がよぎる

大曲までは松の木の根っこがうまく階段状に足場を作っているがとっても急登

一歩いっぽゆっくりと、各箇所で休みながら進む

西俣ノ峰辺りからガスの中で周りは真っ白

このガスを越えれば上は晴れているのではないかと期待するが

霧雨から雨になり雨具を着る

枯松峰付近まで来ると、前回と同じくかっこいいピラミット型の

鉾立峰が見えてくるはずだったが、真っ白

枯松峰からは未踏の一歩を踏む

三匹穴で水を汲み、温かいちまきで昼食をとる

1時間ほど休み、笹薮は濡れているから冷えると悪いと雨具のズボンをはき出発

雪渓を越え登山道の取り付きに入るが

入口がわかりにくかった…帰りにピンクの布を下げ目印をつけてくる

笹薮の中に咲く、シラネアオイ、サンカヨウに元気をもらって登る

 

頼母木平に出れば、あとは稜線歩きで、小屋はすぐと思いながら頑張る

 

風も強くなり、雨具のズボンをはいていたので、暖かくて良かった

ここは飯豊なんだから、楽に登れるわけがないと自分に言い聞かせ

ミツバオーレン、チングルマ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ等々

たくさんの花を見ながら、頼母木小屋に無事到着

 

 

濡れた衣類を着替え、ハンガーを借りて雨具を干す

手袋は雨水を絞る

「今日は貸し切りかもね」と話していると、単独の男性が1名

某登山ショップの方で話も弾む、その後また一人の男性が来られ、5人で過ごす

外は雨、小屋から出る気にはなれず、ゆっくりした時間を過ごす

早めの夕食を済ませ、休むこととする

 

風も強く明日の天気を心配しながら横になっていると

カサカサカカを動く音がする

小さいネズミが何匹いたのだろうか?

一晩中ネズミの動く音で休むことができなかった

 

2日目

天気は期待できそうとの事で、サブザックでエブリ差岳に出発

大きいアップダウンを越えなくてはならないが

昨日のような難儀感はなく、軽快に進める

前方には鉾立峰

 

エブリ差岳とエブリ差避難小屋

 

ハクサンイチゲは終盤を迎えていたが、遅咲きの花を見ることができた

ヒメサユリ、サラサドウダン、ダイコンソウ、ハクサンチドリ等々

こちらでもたくさんの花が出迎えてくれる

 

ヘリコプターの音が聞こえ、何かあったのかと心配になるが

山開きに向け準備をする人たちの荷揚げだった

エブリ差岳山頂から少し下り、避難小屋で朝食を摂る

 

頼母木山方面

 

 

 

こんなものとご対面

じっとしていてビクとも動かないが飛びついて来るような気がして怖い(*_*;

 

来た道を戻り、頼母木小屋に着くと作業をしている人たちに出会う

胎内高原の水をいただく

すごく美味しかった

 

下山準備をして、挨拶をして出発

雲の流れは速く不安定な雲行きだったが、

雨にも遭わず、順調に下る

頼母木平の分岐も笹でおおわれ、行きすぎそうになるが

間違うことなく進む

 

笹につかまり、滑りそうになりながら、急斜面を下り雪渓にでる

滝のような雪渓

 

ここでoccoさんの持っていた、ピンクの手ぬぐいを細く切り登山道の目印付け下山する

 

三匹穴に到着、たまご雑炊で、早めのお昼をとり、順調に下山する

 

枯松峰まで来ると、前回のかっこいいピラミット型の鉾立峰が見え感動が蘇る

下りながら、こんなにも急な登山道を登って来たのかとあらためて感じる

今回も満足な登山ができたことに感謝

 

前回の記録

  ↓

http://blog.goo.ne.jp/sweet_tomo1028/e/ebb742246ed9f37cfbc602e60d1b74af

 

 今回であった花の一部

ヒメサユリ

 

サンカヨウ

 

ツバメオモト

 

ハクサンチドリ

 

 コケモモ

 

サラサドウダン

 

白いシラネアオイ

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雪渓! (niceshotpete)
2016-06-19 23:44:55
雨の中の雪渓越えお疲れ様です。
雪消えの速い今年でもあんなに立派な雪渓が残ってるんですね。
2日目が好天でようございました。
山頂から見下ろす小屋の眺め。いいですねぇ。泊まりたい。
まむしは、おっかねがね~。
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アルプスの少女 (tomo)
2016-06-20 13:15:17
エブリ差岳から見る小屋はハイジのような
気分になります。
ここにハクサンイチゲの群生が見れたら感動ものです。
今頃はヒメサユリも満開になってる頃でしょう。
マムシに遭うとは思っていませんでした。
おっかねかったですわ
頼母木小屋では、2階にネズミ捕りを仕掛けたら
5匹捕れたと作業に来ていた人が言ってました。
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目を閉じるとー (occo.)
2016-06-20 18:30:56
ありがとう~お世話になりました。
温チマキ が大好きになりました。
白ゴマがとても美味しかったです。
チマキ作りの修行をしようと思います(^^)
この度、かじられた保冷バックには卒業して貰いました(^^;
いろんなハプニングも楽しかったです。
今年は飯豊にもっと出掛けましょう~
また、宜しくでーす
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ちまきの結び方 (tomo)
2016-06-20 20:03:01
私も修行します。
もち米がはみ出さなければ
良いことにしようと思い作りましたが
どうせ作るなら、かっこよくしたいですよね

飯豊また行こうね
やっぱり西俣ノ尾根良かったです
登山口が近いからね

大日岳も行きたいです
今年行けるかな~?
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未経験!? (やまさん)
2016-06-22 21:29:48
このコース良く登りますね。私はまだ未経験なのですが行ってみたいです。イイデリンドウが咲くころかな。
飯豊はどこから登ってもきつい箇所がありますよね。
最近、飯豊より朝日に登りたくなってます。
あ!、大源太山 時計と反対周りで登ってきましたよ。
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西俣ノ峰いいですよ (tomo)
2016-06-23 20:22:31
このコースは今年初めて経験したコースです。
一回行って惚れました。
難儀のはどこから行っても一緒ですが
駐車場から登山口が近いのが魅力です。
私も飯豊リンドウの時期にまた行きたいです。
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