毛猛山(1517.1m)
新潟100名山91座目に挑むが太郎助山で撤退
平成30年4月27日28日
新潟100名山の中で最も手ごわいとされている毛猛山には残雪期に登るしかないと言うので計画を立てていたが、雪消えが早く、2週間くらい早くてもよかったようだ。
大白川から福島までの国道252号線の除雪が終り、開通してからでは遅いと思い、1時間半の国道の歩きを覚悟していたのだが、大白川に向かう途中のラジオのアナウンスで本日12時開通と流れる。
予定では10時前頃から国道を歩き始め、11時過ぎにスノーシェードに着き、本日は足沢山でテント泊の計画だったので、帰りのことも考え開通まで待つことにした。
フキノトウを採ったり道の駅入広瀬で時間をつぶし、ゆっくりと過ごす。
12時キッチリに開通。屋敷沢、立岩、小雪沢1号のスノーシェードを通過。
小雪沢2号のスノーシェードの脇に車を停める。
身支度をして12:46分、只見線の線路を渡り歩き始める。
鉄塔を目印に登って行く。結構な急登。13:14分鉄塔到着
14:05分 678mのピーク
14:14分 711mのピーク
14:55分 822mのピークと、順調に登る
15:49分 足沢山の少し下がったところの松の木の下でテントを張る。
登山は山頂に着く楽しみの他、背中の荷は重くなるが、食べることも一つの楽しみである。
簡単なお鍋の材料を運ぶ。ここまでは何の問題もなかった。
早めに夕食を済ませ、早く休む。
何やら外が騒がしい、ゴーゴーと強い風の音、パツパツパツとテントにあたる雨だれ。
テントを張った場所が良かったらしく、テントには然程強い風は当たらなかったが強風であることがわかる。
4時出発の予定だったが、とても出発できる状態ではなかった。
天気は回復するはずと信じて、明るくなるまで待つ。
5:40分雨具を着て出発。6:04分 足沢山に着く。
ガスが濃く、周りがまったく見えない。JPSを見ながら進むが藪がすごい。
もう少し上に行けば雪渓歩きができるのではないかと思いながら進む。
天気は回復して、周りも明るくなり青空も見えてくるが、相変わらずの藪漕ぎ。
雪渓にでるとホッとするがすぐに途切れてしまい、また枝につかまり尾根に上がらなくてはならないのも、一苦労で体力を使う。
浅草岳
守門岳
毛猛山・中岳・百字ヶ岳 この先も雪渓歩きはできそうにないし、先に進んだら今日中にテントには戻れない。何よりも体力の限界。
越後三山・荒沢岳・燧ヶ岳・会津駒ヶ岳と周りの眺望はとても最高だったが
10:39分 この先に進むのは本日は無理と太郎助山で撤退を決断する。
11:50分までゆっくり休み
来た道をまた藪をかき分けながら下り
14:49分 足沢山に置いていったテントをたたみ、
15:33分 下山する。
18:07 小雪沢ゲート2号に到着、寿和温泉に入り帰路に着く。
大白川の駅の自販機でコーラ買うが手に力が入らずキャップが開けられなかった。
もっとひどいことに手足には無数のアザ。
恐るべし毛猛山、私には行けないかもしれない?
再挑戦するかどうかは来年まで考えることとする。
また挑戦して頂きたい様な、もう充分だからこれで良しとして頂きたい様な 複雑な気持ちです。
tomoさん頼もしいです!
天秤にかけると少し傾きかけてきました。(笑)
SSさんが急きょ家庭の事情で行けなくなり、二人で行ってきました。
藪をかき分けるのに時間がかかり、目標達成とはいきませんでした。ちょっと か弱い 私でした
藪をかき分けた手がまだ痛いです。
凄い藪!恐るべし―ですね。
今季は降雪が多いように感じられましたが雪融けが早かったのでしょうか?
太郎助山 迄でも凄いことです
晴れを味方に付けたのに、雪も必要だったのですね、幾つかの条件が必要なお山ですね。
”勲章”のような手足の藪傷 キレイに治りますように。
8枚目の毛猛山・中岳・百字ヶ岳 素晴らし~いです
行っても行っても藪また藪
背丈以上の藪は、か弱い私には苦痛でした。
山頂は行けなかったけど、ぐるりと見渡す眺望のご褒美は最高でした。
山は逃げませんからね。
太郎助山まで行っただけでもホント凄いです。
でも、雪消えが早いのも温暖化のせいでしょうか?
そうすると来年以降もどんどん早まったりして。登れる期間がだんだん短くなります。良い実地見学だったということでしょう。
tomoさんの100名山達成は我々読者の夢でもあります。ガンバ!
ってプレッシャー掛けてるつもりじゃないですから。私なんぞには限りなく無理だと感じてます。無責任な応援です。
安全第一をモットーに山を楽しんで行きましょう。
いつも眺めるだけの毛猛山塊から周囲の山を眺める。それだけでも憧れです。
まったくの無知状態の毛猛山でした。
多少の藪漕ぎは覚悟してましたが、ほとんどが藪漕ぎでした。
山は逃げないけど、私の体力が逃げるのです。
年齢は増えるのですが・・・・・
戻って来た時には、新潟100名山無理に全部行かなくても、と本気で思いました。
でもこの目で、近くから見たからこそ、もう一度行きたい気持ちになっています。
のど元過ぎれが熱さ忘れる。かな?
今期の雪山は、残雪がすっかりなくなって、どこもかしこも、薮ですね。
あんなに大雪だったのに!と思いますが。一気に溶けたようですね。
残念だったですね、もう一日予備日があれば、行けると思いますが?どうでしょう?
矢筈岳に登ったtomoさんですから、、、、、
私も、いつか、、、、、、、と思ってます。
今年は五頭山の積雪も少なかったように思います。
それとも一気に融けたのか?ですね。
4日間の休みを取って十分な予備日はあったのですが、藪にマイリマシタ。
今になって思えば、あの藪ではテントを張る場所もない状態でした。ビバークはしたくなかったです。
もう少し雪があれば残雪の上に張ることもできたのでしょうけどね。
次回の課題ですね。