第4話「白馬の君」
今回は、聖スピカ女学院に通う此花光莉ちゃんのお話。
光莉は学院のスター、乗馬部の鳳天音に憧れていた。
憧れの鳳天音のために懸命に練習する光莉。
聖歌隊に所属する光莉は、乗馬部の大会での活躍を祝す報告会で合唱することになっていた。
報告会当日、天音を前にして緊張してまい、ミスを犯す。
憧れの人を前にしての失敗・・・
落ち込む光莉を、同室の南都夜々が励ますが、光莉の心は晴れない。
思い悩む光莉は眠れぬ夜を過ごし、アストラエアの丘をさまい歩く。
夜明け近くなり、初めて鳳天音さんを見た練習場で歌を歌う。
あの時のことを思い出しながら・・・
そこに思いもかけない人物が……
憧れの鳳天音さんであった。 天音さんは、練習中していたところ歌を聴きつけて来たのである。
「天使が歌ってるのかと思った。」
光莉ちゃんは、鳳さまと呼ぼうとするが、天音でいいよと言ってもらえます。
良かったね。光莉ちゃん。天音先輩とお呼びすることに。
光莉ちゃんは、質問します。
いつも、こんな朝早くから練習しているのかと。
「普段は、ゆっくり練習できないからね。」
確かに、見物人が多いからね。
「天音先輩は、みんなの憧れですから。」
「注目されるのは、好きじゃないな・・・ はずかしいじゃないか・・・。」
光莉ちゃんは、この言葉を聞きチョットだけ笑う。
「ようやく笑ったね。 なんか、悲しそうだった。」
光莉ちゃんは、訳をはなす。昨日の失敗を・・・
「わたしも、最初の大会の時、緊張したんだよ。がちがちになって散々な結果だった。」
「やめようとは、思わなかったんですか? 二度と同じ思いはしたくないって。」
「思った。 今でも、思うことはある。」
「でもね。悲しいことも、嫌なことも、くやしいこともたくさんあったし、これからもあるだろうけど、その何倍も楽しいこと、いいこともあった。」
天音さんは、光莉ちゃんの手をとり自分の胸に当てる。
「どう?」
「あったかい。」
「だろ。」
「いいことを、いっぱいしまってあるからね。」
「君の胸は、温かい?」
「わたしは・・・」
いちご舎まで送ってもらうことに。
昨日歌えなかったこと、祝えなかったことを謝る光莉ちゃん。
「お祝いはしてもらったよ。さっき歌ってくれただろ。」
「また、歌を聞かせてくれるかい?」
「光莉の歌を・・・」
よかったね。光莉ちゃん
部屋に戻ると・・・・・・・・・・・
心配して寝ずに待っていた夜々ちゃんから、今まで何があったか聞かれる・・・
とても、心温まるいいお話でした。
一方、
聖スピカ女学院生徒会
冬森さんは、次期エトワール選に向け動き出す。
ミアトルには負けれない。今度こそ、スピカからエトワールを出すと。
そのエトワール候補は、もちろん天音さん。
でも、いまはその資格がまだ無いらしい・・・
その資格とは?
次回「妹たち」
お部屋番がくるらしい。
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今回は夜々が自分的にヒットしました。
これから出番が多いといいなぁ。
追記
相互リンクをお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?
天使の光莉ちゃんと意外とシャイで抱擁力のある
天音のスピカカップルですよね^^
天音が手のひらを胸に当てるのと赤いシャツが少し
はだけている夜々ちゃんに驚きました。
くさいことを自然にできるのってスゴイw
あと夜々ちゃん目のやり場がw
あはは、私の記事でまたストパニを見てくれるん
ですか?それはなにか嬉しいですね^^
理由はわかりませんが、また後日。
お手数をかけそうで申し訳ありません。
いつもお世話になります。
この時、夜々ちゃんを応援していた私^^
なんか好きなんですよね、夜々ちゃんが…
天音さまより夜々ちゃんです。
>TBが投稿できませんでした。
たまにはじかれるときがあるようです。
こればかりは、私にはどうする事もできないので、申し訳ございません。
しばらくしてから再度TBを送ってみると届く事が多いようです。
たんでしょうか?謎ですw
いつもお世話になっております。
最近、いろいろな方にご迷惑をおかけしているようで申し訳ございません。
わたしも、TBが遅れないブログ様が多数あって困っているのが現状です。