まる子の気ままなつぶやき

大好きな馬たちのことや日々の小さな出来事を気ままに書いてます。

くーちゃん、安らかに・・・

2006-08-21 21:57:06 | 競馬
本当はもっと早く追悼日記を書かなきゃと思ったけど、
予想日記と一緒に書くのは嫌だったので改めて書くことにしました。

ベガが天国へ逝ってしまったばかりなのに、また悲しいニュースが
突然飛び込んできました

ラインクラフトは、2歳から強い馬だなっと思っていたけど、
特別な思い入れは私にはなかった。

どちらかと言えば、シーザリオの牡馬と戦っても負けない
逞しさに惹かれて注目していた。

その後シーザリオとの直接対決となった桜花賞でも見事に勝って
桜の女王になった。
でもシーザリオと距離適性の差で、今回はラインクラフトが勝っていたと
思っていた。


本当の勝負は次のオークスの舞台だと思っていたら、
画期的な選択をした。
距離適性から桜花賞馬としては初めてNHKマイルカップに挑戦したのだ。

私はシーキングザパールとだぶっていて、面白いレースをしそうだなと
観ていたんだ。

そして同世代の牡馬に圧勝といってもいい勝ち方で、春のマイル戦を
完全制覇した。
この時、ラインクラフトは将来、牡馬と対等に戦って行ける馬なんだと
楽しみになった。

秋になり私の期待を彼女は裏切らなかった。
古馬とも互角に戦ったからだ。


今年になりまるでラインクラフトの為に用意されたかのように
ヴィクトリアマイルG1が新設された。

関西馬だということもあり、パドックで見るのは初めてだった。
牡馬と渡り合える馬のイメージとしたら、ちょっとキツイ感じの
牝馬じゃないのか・・・と想像していた私を裏切った。

本当に女の子らしい可愛さをもった馬だった。
カメラを構える私に対して、前を通るたびにカメラ目線を何度も
送ったくれたのだ。

パドックにいて時々そういう馬はいるけど、G1馬でそういう馬は
なかなか会ったことがない。
それだけプライドも高く、気合も乗っているからなのかなっ。

第1回目のヴィクトリアマイルは、ラインクラフトが勝つと思っていた。
でも高松宮記念の疲れなのか、いいところがなかった。

でも、秋は短距離路線できっと活躍してくれると楽しみにしていた。

命があるものはいつかは死ぬけれど、こんなにも突然・・・
たった4年の生涯を終えてしまった彼女。
今後の活躍、母としての活躍を見ることが出来なくなってしまった。

私に出来ることは、ずっとずっと彼女を覚えていることだけ。
競馬を始めてたくさんの馬が亡くなった。
その馬たちのこと、みんな私の心の中に記憶している。

こんなにも早く記憶の中に入っちゃうなんて・・・

くーちゃん、天国で好きなだけ走り回ってね。
一生忘れないからね。

写真は最後のレースとなったヴィクトリアマイルのパドックです。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 札幌記念☆ | トップ | 先週の結果★ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

競馬」カテゴリの最新記事