「好きになった」という表現が正しいのかもよくわからない。
「天野アキ」が、あまりにも表情豊かで、一緒に泣いたり笑ったりしているうちに、単に情が移っただけなのかもしれないし。
ただ、能年さんに、このままのめり込んでしまうのは怖い。
夢を追うのは大切なことかもしれないが、叶うはずのない夢を追い続けて、現実が見えなくなってしまっては元も子もない。
おや?
何か嘘を言ってない?
こんなきれいごとを書いている僕の隣に、このブログが何かの拍子で能年さんの目に留まり、僕の存在に気付いてくれないかな、とか、彼女にとって僕が気になる存在にならないかな、などと妄想しているもう一人の僕が座っているぞ。
いけない、いけない。
これではまるで、母親の春子さんが言っていた、アイドルに付きまとう危ない「やから」ではないか。
激しく自戒!!
能年さんは、「天野アキ」というキャラクターを通して、僕に大切なものを思い出されてくれた。その人のことを考えると熱いものが込み上げてきて、胸がキュンと切なくなるようなあの感覚。僕は今、訳あって独り身で、それが長い間当たり前になっていたが、僕の心にはまだ十分に灯がともるのだ。
能年玲奈さん。
希望に満ち溢れる明るい笑顔と、星を宿すがごとき眼差しを届けてくれて、ありがとう。
僕のいまだ残る可能性に気づかせてくれて、ほんとうにありがとう。
違う。違う。
まだ嘘を言っている。
これまでの長文をうまく締めくくって、かっこよく終わろうとしている。
これから新しい恋を見つけます、などと気取っている。
まだ能年さんだけを追いかけたいし、新しい恋がそう簡単に手に入るはずもないし。
能年さんは、よくも悪くも、まだしばらくは僕を惑わせ、ドキドキさせる存在であることは間違いなさそうだ。
『天野アキが、僕に残してくれたもの』 おしまい。
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