能年さんは元刑事の父親を持つ「鳩村カエデ」を演じました。失踪中の父親が過去の大事件について執筆したとされる原稿を、謎のグループが手に入れようと暗躍するお話です。
撮影の時期としては、「カラスの親指」のすぐ後に当たるようで、髪がショートになっています。なんか、エキゾチックな雰囲気を漂わせていますね。
原稿の在りかを探る「山岸」の話に、怪しみながらも興味を示すカエデ。ちょっとドキッとする笑顔ではありませんか。
父親との関係は必ずしもいいものではありませんでしたが、「原稿」は父親が命を懸けて書いたものと知り、
カエデはどうしても見てみたくなります。
瞳の輝きが、まるで決意の固さを物語っているようです。
「山岸」の推理で、カエデが子供の頃、父親と一緒に埋めたタイムカプセルに何かヒントがあることが分かってきます。「山岸」の鋭い洞察力に、目を見張るカエデ。
大きな目と少し開いた口元… 怖いくらい大人びて見える一瞬でした。
このドラマは、画面の構図が特徴的ですね。
人の肩越しに人物の表情を捉えたり、
顔のアップをあえて画面の端に配して、背景とのコントラストを際立たせたり。
そのおかげで、カエデの（つまり能年さんの）感情の起伏がいっそう引き立ち、
印象的なものになっている気がします。
あはは、なんか偉そうでごめんなさい。
(^^ゞ
はたしてこの後、
能年さんはどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
後編につづく！
