晴れ、時々ダイアリー

「怪盗ロワイヤル」の能年さん 後編

初めに、
記事の中に、「ネタバレ」が含まれていることを、
事前にお断りしなければいけないのに、すっかり忘れていました。
お詫びします。
今回もあらすじを辿ります。ご了承ください。


公園に埋めたタイムカプセルを掘り出すと、
最近埋め直された形跡がありました。

中から、見覚えのない大きな封筒が出てきます。
驚きと戸惑いの入り混じった眼差しがまた絶妙です。

封筒の中には、探し求めていた原稿が。
カエデは、正義を信じ真実を追い求める父親の姿を知ります。


カプセルの中の、母親の形見を手にしたカエデは、
父親と交わした約束を鮮明に思い出します。
横顔のアップで、端正な顔立ちがさらに引き立ちますね。


「父と約束したんです。これは私がお嫁に行く時、一緒に開けようって。
だから信じて、父が帰ってくるのを待ちます。」
感情が徐々に高ぶるお芝居に、どんどん引き込まれてしまいます。


原稿を「山岸」に託すカエデ。
「人を見る目だけは自信があるんです。刑事の…お父さんの娘ですから」
父とのわだかまりが消え、最後にこの渾身の笑顔。
僕はひとたまりもなくK.O.されました。

父親に対して割り切れない感情を持ち続ける女性が、
徐々に心を開いていく過程を短い時間で見事に表現した能年さん。
「可愛かった」というよりも
「美しかった」という印象が強く残る一篇でした。

コメント一覧

スウィート勉(べん)
http://yaplog.jp/smakiku52/
>Heart of Angelさん

こんばんは。


「初期の作品=あどけない」
という図式は、能年さんには全く当てはまりませんね。
演技だけ見ていると、制作された順番が全然分かりません。
驚きです。


p.s.
「細い枝から…」のコメントは、べたでしたか。
そうですよね。(笑)

Heart of Angel
http://yaplog.jp/heart_of_angel/
スウィート勉(べん)さん
このシーンの撮影は2011年秋頃、「カラス」の撮影後「グッモー」の前頃と思われますね。それぞれと違ったキャラで、すでに多くの引き出しを持ってましたね。グッモーは中学生役だったのに比べ、少し大人ぽい美人さんです。
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