オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

NASAキュリオシティ(3)

2012-08-10 | 航空宇宙

  
 NASAの火星探査機 無事に着陸  8月6日 14時50分(NHK)

火星に生命は存在するのか、その手かがりを探そうと去年11月に打ち上げられたNASA=アメリカ航空宇宙局の火星探査機「キュリオシティ」が火星に無事に着陸しました。
これはNASAが発表したもので、「キュリオシティ」が火星に無事に着陸したことが確認されたということです。
去年11月、フロリダ州の空軍基地から打ち上げられた「キュリオシティ」は、NASAがおよそ2000億円かけて開発した、これまでで最大の火星探査機です。
「キュリオシティ」は火星の表面を走行しながら、搭載された10の観測装置で火星の岩石などをその場で詳しく分析し、有機物など生命が存在する痕跡がないか、2年間にわたって調査することになっています。

             着陸した後の火星の表面

エリート揃の筈のジェット推進研究所にしては、バカ喜びしてますね。

探査機自体は軽自動車位の大きさ。でかい。

ハヤブサの帰還カプセル

右のオリオン有人衛星に比べて、むしろハヤブサの帰還カプセルに似ている?
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かなり博打性の強い着陸方法だったので、大丈夫かなと思った人も多いのでは。探査機が大きいので、従来の「エアバックに包んでコロコロ」ではまかないきれなかったのでしょう。一応、探査期間が2年らしいです。しかし、それより延びる可能性はかなりあるでしょう。

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    火星1

     火星2

   パラシュート着陸

      着陸カプセル

        着陸想像図
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上の絵を見てみると、キュリオシティの後ろ4輪が4輪車の後輪が二股に分かれて出来たものだという事が分かります。つまり、基本的に4輪車であり、トラクッションを増す為に後ろを2X2輪にした事が分かります。大型トラックでも見られるものですが、それよりも前輪に近づけて片側3輪が均等に配置された6輪車に見えます。予想外の不整地でも乗り越えられる様にということでしょう。ここで思い出すのが、以前のF1で試みられた6輪車。ティレルが有名ですが、前4輪でした。その後、マーチとウィリアムズが後4輪で製作しました。マーチは、すぐにやめてしまいましたが、ウィリアムズはテストも行いかなり速かったみたいです。その時の設計思想が良く分かる写真がありました。

    ウィリアムズFW08-D
後輪を二股に分けた考え方が良く分かりますね。キュリオシティと比べると成程ねと思います。
   パトリックヘッドの回想談---->  ココ
   分かりやすく面白い。
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そして、ローバーの発達過程。設計思想は、殆ど変わらないのね。



更に、これはカーネギーメロン大学流れみたいですが、6脚歩行車というかロボットです。
6脚ロボットRHexの泥ねい地走行と水中走行

へーっと思うか。頭が良いというか。何考えてんねんというか。生物的なロボットとして、一つの示唆を与えてくれそうです。

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