オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

HONDAの社長交代

2015-02-24 | log・レーシングカー他

2015.2.23 15:40産経
ホンダ新社長に55歳の八郷常務 6月交代、リコール頻発の影響も
記者会見で握手するするホンダ次期社長の八郷隆弘常務執行役員(右)と伊東孝紳社長=23日午後、東京都港区(栗橋隆悦撮影) ホンダは23日、伊東孝紳(たかのぶ)社長(61)が退任し、後任社長に55歳の八郷隆弘(はちごう・たかひろ)常務執行役員が就任する人事を内定したと発表した。伊東社長は取締役相談役に退く。6月の株主総会後の取締役会で正式決定する。
 ホンダは一連の品質問題などで業績が伸び悩んでいたが、経営陣を刷新して難局を乗り切る構えだ。
 八郷氏は1982年入社。車体設計を中心に研究開発畑を歩み、初代「オデッセイ」や2代目「CR-V」の開発に携わった。鈴鹿製作所長や中国生産統括責任者などを歴任し、14年4月から常務執行役員を務めている。
 伊東氏は09年6月に社長に就任。メキシコや中国の工場設立などを決め、グローバルな生産態勢を構築、軽自動車Nシリーズの開発などを推進した。
 一方で、13年秋から主力小型車「フィット」のハイブリッド車(HV)などでリコール(回収・無償修理)が頻発。拡大路線を進めた結果、開発現場に負担が生じたことが影響しており、16年度に世界販売を600万台に引き上げる目標の取り下げを余儀なくされた。
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あれま!ということで事実上の解任ということになるのでしょうか。順調に勤めれば10年間勤める筈ですから。伊東社長は、リーマンショックでかなり危機的状況の時に登板し、倒産の危機を救ったと言えるのでしょう。ところが、そこから攻勢に転ずるに際して、リコール問題とタイの水難、レースでの成績不振が、足を引っ張った。前社長の時に、アシモやジェット機などの話題性のあるニュースで注目を集めた。ところが、燃焼やボデー剛性などの地味な分野で遅れが出てきたのかな。ハイブリッドでの相次ぐリコールは、着実な開発ステップが踏めないのかなという風に見えました。トヨタより進んでいた筈の燃料電池車の分野でも、うまくムーブメントの主導権を取られた感じでした。これらの状況を見てみると、マネジメント、ビジネスモデルの組立方が大きな鍵を握っている様に見えますが・・・・・


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