オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

スーパーフォーミュラ選手権-第4戦もてぎ-2017

2017-08-22 | SuperFormular・INDY

スーパーフォーミュラ選手権-第4戦もてぎ。
公式予選
2017-08-20 天候:(Q1-Q2)曇り コース:(Q1-Q2)ドライ
S:ソフトタイヤ M:ミディアムタイヤ

Po.No.DriverCar Name / EngineQ1Q2Q3
車両:SF14 / タイヤ:ヨコハマ
タイヤ表示はJRP調べ
 
1 4 山下 健太 Kenta Yamashita FUJI×raffinee KONDO SF14 FUJI×raffinee KONDO SF14 TOYOTA RI4A 1'41.010
S
R 1'32.006
S
R 1'32.030
S
2 18 小林 可夢偉 Kamui Kobayashi KCMG Elyse SF14 KCMG Elyse SF14 TOYOTA RI4A 1'41.077
S
R 1'31.900
S
R 1'32.105
S
3 40 野尻 智紀 Tomoki Nojiri DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO DANDELION M40S SF14 Honda HR-417E 1'44.069
S
R 1'31.888
S
R 1'32.112
S
4 15 ピエール・ガスリー Pierre Gasly TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN SF14 Honda HR-417E 1'41.489
S
1'32.345
S
R 1'32.129
S
5 3 ニック・キャシディ Nick Cassidy FUJI×raffinee KONDO SF14 FUJI×raffinee KONDO SF14 TOYOTA RI4A 1'39.764
S
1'32.389
S
R 1'32.171
S
6 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト Felix Rosenqvist SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 TOYOTA RI4A 1'42.196
S
1'32.612
S
R 1'32.264
S
7 41 伊沢 拓也 Takuya Izawa DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO DANDELION M41Y SF14 Honda HR-417E 1'43.221
S
1'32.544
S
1'32.360
S
8 64 中嶋 大祐 Daisuke Nakajima TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING SF14 Honda HR-417E 1'41.218
S
1'32.521
S
1'32.721
S
9 65 ナレイン・カーティケヤン Narain Karthikeyan TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING SF14 Honda HR-417E 1'42.821
S
1'32.656
S
10 19 関口 雄飛 Yuhi Sekiguchi ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 TOYOTA RI4A 1'43.425
S
1'32.720
S
11 50 小暮 卓史 Takashi Kogure B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team SF14 Honda HR-417E 1'42.354
S
1'33.060
S
12 37 中嶋 一貴 Kazuki Nakajima VANTELIN KOWA TOM'S SF14 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 TOYOTA RI4A 1'43.473
S
1'33.086
S
13 20 ヤン・マーデンボロー Jann Mardenborough ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 TOYOTA RI4A 1'42.851
S
1'33.566
S
14 36 アンドレ・ロッテラー Andre Lotterer VANTELIN KOWA TOM'S SF14 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 TOYOTA RI4A 1'42.367
S
1'46.235
S
15 10 塚越 広大 Koudai Tsukakoshi REAL SF14 REAL SF14 Honda HR-417E 1'44.209
S
16 16 山本 尚貴 Naoki Yamamoto TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN SF14 Honda HR-417E 1'44.858
S
17 2 石浦 宏明 Hiroaki Ishiura P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING SF14 TOYOTA RI4A 1'45.272
S
18 1 国本 雄資 Yuji Kunimoto P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING SF14 TOYOTA RI4A 1'45.795
S

 

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦
予選後コメント

photo

予選1位 No. 4 山下健太(KONDO RACING)
「ギリギリポールを獲ることができた」

photo

 うれしいです! 今日はQ2が思ったよりうまくいかなくて、3番手だったんですがクルマのバランスは悪くはありませんでした。なのでうまく決めることができればQ3は行ける、と思ってがんばりました。ところが、1コーナーでロックしちゃって…。ダメかなと思ったのですが、なんとかギリギリポールを獲ることができました。

 Q3のウォームアップ時にコース上でスローダウンしたのは、前が詰まってしまったからなんです。ただ後ろからも先輩ドライバーたちが来ていたので譲りました(苦笑)。でもスローダウンによってタイヤを冷やした感じになったのか、それで1コーナーでロックしたので、譲る必要なかったですね。ソフトはバランス的にはミディアムと変わることはなかったんですが、自分のクルマ的にはミディアムのほうが合ってたように思いました。ソフトではトラクションが若干少ないように感じました。決勝に向けて気になるのは、スタートです。今週1度もスタート練習していないので、正直タイヤよりもスタートのほうが気になっています(笑)。

予選2位 No.18 小林可夢偉(KCMG)
「このポジションで戦うことができてすごく良かった」

photo

 今週はクルマ的にもいいところからスタートすることができたので、ちょっとずつクルマを良くしていって、最終的にはこのポジションで戦うことができてすごく良かったと思います。もてぎでこのポジションを獲ったというのは、シーズン残りに向けてもすごくポジティブなことなので、あとはレースでうまくこなしてさらにクルマも良くなっていけばな、と思います。

 今回、予選に向けてソフトタイヤをスクラブしたんですが、使ったことがないタイヤだったし、周りのチームでしていたところもあったのでそうしました。決勝はどうなるか正直わからないですね。今日はスタート練習で一度も決まっていないし、ロングランを誰もやっていないし、行き当たりばったりになるのかなとは思う反面、ソフトタイヤが持つとも思っています。早めにミディアムタイヤへ交換するドライバーが出てくると思うので、状況を見て判断すればいいと思っています。

予選3位 No.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「一気にビックポイントを獲りたい」

photo

 ひと言でいうと、残念です。Q2はまぁまぁ自分の走りができました。コースレコードも獲れてうれしいので、来年もうソフトタイヤを使わなくてもいいかなと(笑)。そのくらいクルマの調子が良かったです。Q3はコースインするタイミングが早かったかなというところがあって…。後からコースインした人の動きまでは読めないので。大きすぎるくらいのマージンを取らなければ、最終コーナーで引っかかることもあるんだなと。結果、ウォームアップのペースを上げることができませんでした。ただ、それは後ろを走っていたとしても同じなので、力を出しきれなかったということです。それでも決勝はいい位置からスタートが切れるし、まだポイントを獲っていないので、一気にビックポイントを獲りたいです。

 ソフトタイヤのスクラブですが、よそのチームがやっているのは知っていました。ただ僕らのチームは他にもやることがたくさんあって…。そこまで手が回らなかったというのが答えです。決勝の戦略は正直よくわかりません。なのでエンジニアに任せ、僕は走るだけです。
 
Po.No.DriverCar Name / EngineLapsTimeDelayBestTime
車両:SF14 / タイヤ:ヨコハマ
タイヤ表示はJRP調べ
 
1 15 ピエール・ガスリー Pierre Gasly TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN SF14 Honda HR-417E 52
M/S
1:24'26.817 177.39km/h 1'35.147
2 18 小林 可夢偉 Kamui Kobayashi KCMG Elyse SF14 KCMG Elyse SF14 TOYOTA RI4A 52
S/M
1:24'45.400 18.583 1'34.688
3 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト Felix Rosenqvist SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:24'46.324 19.507 1'35.660
4 2 石浦 宏明 Hiroaki Ishiura P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:24'47.012 20.195 1'34.439
5 3 ニック・キャシディ Nick Cassidy FUJI×raffinee KONDO SF14 FUJI×raffinee KONDO SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:24'52.906 26.089 1'34.871
6 4 山下 健太 Kenta Yamashita FUJI×raffinee KONDO SF14 FUJI×raffinee KONDO SF14 TOYOTA RI4A 52
S/M
1:25'06.156 39.339 1'35.637
7 36 アンドレ・ロッテラー Andre Lotterer VANTELIN KOWA TOM'S SF14 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:25'07.715 40.898 1'35.480
8 40 野尻 智紀 Tomoki Nojiri DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO DANDELION M40S SF14 Honda HR-417E 52
S/M
1:25'13.921 47.104 1'35.689
9 10 塚越 広大 Koudai Tsukakoshi REAL SF14 REAL SF14 Honda HR-417E 52
S/S/M
1:25'16.507 49.690 1'34.259
10 8 大嶋 和也 Kazuya Oshima SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 TOYOTA RI4A 52
S/M
1:25'24.159 57.342 1'36.842
11 37 中嶋 一貴 Kazuki Nakajima VANTELIN KOWA TOM'S SF14 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:25'29.256 1'02.439 1'36.623
12 64 中嶋 大祐 Daisuke Nakajima TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING SF14 Honda HR-417E 52
M/S
1:25'36.332 1'09.515 1'35.826
13 16 山本 尚貴 Naoki Yamamoto TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN SF14 Honda HR-417E 52
S/M
1:25'38.139 1'11.322 1'36.989
14 20 ヤン・マーデンボロー Jann Mardenborough ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:25'43.685 1'16.868 1'35.012
15 1 国本 雄資 Yuji Kunimoto P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:25'44.227 1'17.410 1'35.705
16 19 関口 雄飛 Yuhi Sekiguchi ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 TOYOTA RI4A 52
M/S
1:25'45.581 1'18.764 1'36.163
17 50 小暮 卓史 Takashi Kogure B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team SF14 Honda HR-417E 52
S/M
1:26'01.479 1'34.662 1'37.045
以上 規定周回数完走
  65 ナレイン・カーティケヤン Narain Karthikeyan TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING SF14 Honda HR-417E 42
S/M
1:09'12.186 10Laps 1'36.915
  41 伊沢 拓也 Takuya Izawa DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO DANDELION M41Y SF14 Honda HR-417E 30
S/M

 

photo

決勝1位 No.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)
「このままこの調子をキープしていきたい」

photo

 驚きの結果を残せてとてもうれしいです。チームやホンダ、一緒に仕事をしている人たちに感謝しています。特に今回新しくアップグレードしたエンジンを用意してくれたおかげです。今シーズン序盤はチームとしても色々と悩むことが続きましたが、みんないつも一生懸命がんばって準備をしてくれたことで結果を出すことができて、本当に素晴らしいと思っています。また僕自身、まだスーパーフォーミュラでのレースが4戦目ですがそこで優勝できたのは本当に素晴らしいことです。できればこのままこの調子をキープしていきたいです。とにかく今日はハッピーです!
 今回、スタートでミディアムタイヤを装着することは、予選を終えて決めました。雨になるかもしれないという心配もありましたが、ドライコンディションなら絶対ミディアムだと思いました。僕自身、そのほうが心地良いと思っていました。周りはソフトもミディアムもいましたが、その中でもミディアムのほうが確実にいいと思っていました。シーズン前のテストでは手応えがあったのに、開幕後はレース毎に状況が異なり、苦しみました。今日、自分たちのポテンシャルを出して優勝できたのは良かったのですが、まだまだ改善することはあるし、中でも予選でのパフォーマンスをあげていきたいので、その課題に向けて取り組みたいと思います。

優勝チーム監督 手塚長孝
「記憶と記録に残るようなことなので本当に幸せです」

photo

 この場に来ることができて、ひと安心というか、本当にうれしいです。開幕からガスリー選手と山本選手の二台体制になり、色んな苦労がたくさんありました。前回(第3戦富士)もそこそこいいレースでしたが、なんとか4レース目しかもこのホンダのホームコースであるもてぎ、そして20周年を記念する中でホンダエンジン搭載車として我々チーム無限が優勝できたというのは、記憶と記録に残るようなことなので本当に幸せです。うれしいです。
 今日のレースを振り返ると、(小林)可夢偉選手もローゼンクヴィスト選手もすごく素晴らしかったですが、特に可夢偉選手がすごく速くて、もう(勝つのは)無理かなと思いました。こういう形で我々が優勝することができましたが、可夢偉選手には敬意を表します。これからのオートポリス、SUGOに関してはポール・トゥ・ウィンを狙って16号車を含め、2台で表彰台に上がれるようにがんばります。

決勝2位 No.18 小林可夢偉(KCMG)
「2位で終われて良かった」

photo

 レースは全体的には良かったんですが、ピットストップで…。なんて言うんやろ…。あのぉ、自分の中でショックというよりも笑ってしまったんです。その横で、「あーっ!」ていう顔をしている(ピットレポーターの松田)次生さんの顔が目に入り、笑っちゃったんです。で、リスタートしたんですが、感覚的にはもっと(ポジションが)後ろのほうかなという感じだったので、逆に2位で終われて良かったと思います。前回の富士でもクルマは良かったのですが、今回も本当にレースウィーク通してクルマは良かったし、予選2位、決勝2位だったし。今回パフォーマンスを見せることができたのは良かったです。一方でまだまだ足りない部分もあると思うので、そこをハングリーにやって成長しつつ、もうピットストップで笑うことがないようにしたいと思います。
 無線が走りはじめて10周くらいから繋がらなくて。いつ(ピットに)入っていいのか、(無線がつながらないことを)気づいているのか、何度か手を振ってみたんですが…。”BOX”の表示を見て、すぐピットインしました。毎周必死にサインボードを見ていました。正直、無線が切れていたので集中するのが難しい状態だったのですが、ピットへはもう少し早めに入りたかったですね。ただタイヤが用意されていなければやばいと思ったので、確実に気づいてくれるまで待とうと思って待ちました。

決勝3位 No. 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)
「最終的に3位でレースを終えることができてとても驚いている」

photo

 こうやってシーズン2度目の表彰台に上がることができてとてもうれしいです。決勝では、ピエール(・ガスリー)と同じ戦略で挑んだことがいい結果に繋がったのだと思います。彼はミディアムタイヤでのペースがとても良く、僕は必死にあとを追ったのですがオーバーステアがひどくて差が開いて行き、思うようにポジションを上げることができませんでした。ですが、ピットアウト後はバトルをして、楽しむこともできたし、最終的に3位でレースを終えることができてとても驚いています。
 リスタート後、タイヤをロックアップさせてフラットスポットを作ってしまったんです。それで大きなバイブレーションを感じるようになって視界が確保できずに苦戦したのですが、3位まで上がることができてうれしいです。これからもこの調子で安定した走りをしていきたいと思っています。


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