マカオGP 2012
第59回マカオGPの決勝レースが18日(日)に行われた。
マカオGPは、欧州や日本など世界各地で行われているF3シリーズのランキング上位者が、マカオ市街地のコースで戦う伝統のレース。過去にはアイルトン・セナやミハエル・シューマッハらが優勝しており、日本人ドライバーでは、2001年に佐藤琢磨、2009年に国本京佑が優勝を成し遂げている。
優勝は、ポールポジションからスタートしたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(カーリン)。レッドブルの育成ドライバーであるポルトガル人のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、今年のGP3を3位、フォーミュラ・ルノー3.5でも4勝を挙げて4位で終えており、今年のF1アブダビ若手ドライバーテストにレッドブルから参加している。
「スタッフは、信じられないようなレースを僕に与えてくれた」とアントニオ・フェリックス・ダ・コスタはコメント。
「全てのラップで限界まで背また。言葉では言い表せないけど、言いたいことはたくさんある。勝利者リストには多くの優れた名前が刻まれているし、今は僕もそこに並ぶことができた」
2012年のマカオGPには、山内英輝、中山雄一、平川亮の3名の日本人ドライバーが参戦。最高位は山内英輝の14位。中山雄一は21位、平川亮はリタイアだった。

 DriverNat.Team NameEngineTime/Gap
1 Antonio DA COSTA POR Carlin VW 38分02秒845
2 Felix ROSENQVIST SWE Mucke Motorsport Mercedes + 1秒573
3 Alex LYNN GBR Fortec Motorsport Mercedes + 2秒468
4 Pascal WEHRLEIN GER Mucke Motorsport Mercedes + 3秒471
5 Felipe NASR BRA Carlin VW + 9秒127
6 Pipo DERANI BRA Fortec Motorsport Mercedes + 11秒043
7 Carlos SAINZ Jnr ESP Carlin VW + 11秒417
8 Raffaele MARCIELLO ITA Prema Powerteam Mercedes + 14秒376
9 Harry TINCKNELL GBR Fortec Motorsport Mercedes + 16秒944
10 Will BULLER GBR Carlin VW + 21秒650
11 Jimmy ERIKSSON SWE Galaxy Double R Racing Mercedes + 22秒955
12 Daniel ABT GER Carlin VW + 24秒025
13 Kevin KORJUS EST Galaxy Double R Racing Mercedes + 24秒632
14 山内英輝 JPN B-Max Engineering Toyota + 26秒502
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日本勢は、ここでも余り良くなかったみたいですね。中山が、若いが故にスパッと速かったらと思ったのですが、甘かった。エンジンもVWとメルセデスのオンパレード。日本は、ここでも主流の位置を外れ、ガラパゴス化していたのでしょうか。Super-GTが思い切ってFIA-GTとの交流を図ったのは正解かもしれません。ところでCarlinMotorSportsって佐藤琢磨が所属していたチームじゃなかったでしょうか。2流のチームだったCarlinMotorSportsをトップチームに引き上げたのは、琢磨だった筈だけど。

2012年 F3 マカオGP 決勝レース