新聞紙面によると新型コロナウイルスの感染再拡大で飲食関係の閉店・旅館ホテルなどの宿泊業等々の倒産が出てきているにも関わらず、株価が31年ぶりの高値を付けているという
記事によると主要中央銀行の金融緩和を背景に、行き場を失ったマネーを吸い込み膨張し続けているという
コロナ禍の終息が見えない中、株高を演出しているのは、主要中銀の金融緩和だという
米国連邦準備制度理事会(FRB)の緊急利下げに続き、欧州中央銀行(ECB)や日銀も追加緩和に踏み切った
米国では新大統領の勝利を確実にしたことやワクチンの開発を足掛かりに、株価が高騰している
しかし歴史的な株価とは対照的に実体経済は回復の足取りは弱いようである
今年の飲食業の倒産は年間最多を更新し、完全失業率も11月は2.9%と高い水準にとどまっている
一方日銀は年12兆円を上限に上場投資信託(ETF)の買い入れを通じて、株式市場に直接資金を供給する異例の手段をとっているや、相場下落時には多い日で2000億円分のETFを買い入れている
このような事が株価水準と生活者の感覚とにズレを生じさせているものと思う
こうなるとバブル崩壊への懸念も燻ぶるのではないだろうか