官僚は・・・

昨日財務省より森友学園の土地購入に関する原本の経過記録が国会に開示された

今まで国会に提示されていた記録とかなり違うようである

土地購入に対し関わった政治家の名前や総理夫人の名前など、また交渉過程での都合のわりぃ部分は消され国会に提示されていたとのことだ

総理の下に担当財務大臣及び副大臣ここまでは内閣のスタッフである

その下に財務局長以下担当官僚が携わっていたが、どこでだれが書類に手を付けたのか、またそれは誰の指示に基づいて行われたものか、これらにつき昨日のテレビ番組で各方面の事情に詳しい方が解説をされていました

その方々の意見の中に耳を傾けた解説が有りました

要約いたしますと、官僚が担当部署のレベルで都合の悪いところを改ざんしたのではという事である

官僚のトップ財務局長が国会で答弁した内容と異なるところを官僚内部の判断で修正したのではなかろうかと言うのである

また、もし当時の財務局長が一部始終を知っていて国会で答弁していたと言うのであれば、これも見事な演技者である

テレビで見る限り当時の財務局長は森友学園とのやり取りを担当部署に任せ、一応の報告だけで詳細についてはわかっていなかったのではなかろうか

ニュースの解説者は今までに官僚の担当者レベルで、事実が改竄された例を幾つかあげ、官僚の実態を述べたものと受け止めた

テレビ新聞によるニュースでは殆どが総理の責任や政治家の責任を声高く唱えているが、もし昨日のテレビ報道のように政治家ではなく官僚の自己保身による結果であったとしたら、心の底から冷え冷えとしたものを感じえませんでした

この件に関わって自殺をした方の身内の方が言っていたようですが、汚い仕事をしたほとんどの人は配置換えをされ、残ったのは比較的学歴の高くはない自分であり、後始末を押し付けられたと言うのである

いつの世でも要領の悪いものが損な籤を引くようではおかしいと思うのですが、国のためなら切腹も厭わないような人物はいないものでしょうか