諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

アイス始め

2020年12月21日 | 八ヶ岳 沢・アイス
ルート:裏同心ルンゼ、ジョーゴ沢、峰の松目沢(F2まで)
日時:12月19・20日
メンバー:O石、N原、Y田、K嶋(試)、U山
     (19日日帰り) F見、T嬢
 
シーズン最初のアイスクライミングで赤岳鉱泉周辺の氷で遊んできました。
本格的な寒波の到来で、寒さが身に染みるシーズン入りとなりました。


<峰の松目沢 F2>
 

19日は2組に分かれて裏同心ルンゼとジョーゴ沢に行きました。
裏同心ルンゼ組は大した渋滞もなくスムーズに大同心稜に抜けて今年の初氷を楽しんだそうです。

 

<裏同心ルンゼ>

ジョーゴ沢班は入口の小滝で初心者のK嶋さんの入門講習を行い、そこそこ登れるようになったところでF1を超えてて上部氷瀑帯に向かいましたが、F1から上は強風が吹き抜けて寒いのなんのって。おまけに登れそうな滝はどれも先客でいっぱいで、仕方なく乙女の滝の横のルンゼを登って下ってきました。
 
この晩はコロナ対策で個人テントに分散して過ごしましたがテントの壁越しでは互いの会話もあまり弾むことなく、各人、テントに籠って思い思いのペースで食って飲んで寝ての静かなテント泊になりました(翌日の行動にはかえって良かったかも)。
そんな我々を尻目に、大テントでにぎやかにやっているパーティーもそこそこいて、鉱泉全体としてみればいつもの賑わいとあまりかわらなかったように思います。


<テント村とキャンデー>

翌日も、朝早くは小雪がちらつく寒々とした天気だったので、昨日の寒さの二の舞は避けようと、少しでも標高が低いところにある峰の松目沢に向かいました。
が、こちらも混雑ぶりは昨日同様で、トレースを辿れば先行者のデポしたザックを至る所で目にし、登る準備をしていれば後続が続々とやってくるという状態でこのままの流れに乗れば昨日の二の舞は必至・・・。


<F1>

なので、標高を上げるのはF2までとし、そこで後続をやり過ごした後、トップロープを張って各人3~5本ずつほど登りました。ここは、風が弱くて陽も射し込むのでそこそこ暖かく、良いトレーニングになったと思います。


<F2>

余談ですが、メンバーの一人が使っているP社製バイルを試させてもらいましたが、そのバイルの**アイスというピックの刺さり具合には驚かされました。内心、”これって、ズルだよね”と思ってしまいましたが、最近は誰もが(?)こんなすごいの使っているんですね。知らなかった・・・。
すぐにでもお店に飛んでいきたいところだけど、先立つものが無い・・・ので、手持ちのやつをよく研いで次に臨みたいと思います。
 
以上


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