尾白川アイス

山行日：2018/1/14
メンバー：岩ひばり、N原、I原、I（試）

先週に続いて新人さんアイス体験で尾白川へ言ってきました。

<初アイスを楽しむIさん>

アプローチの林道を登り始めると早々に通行止め。その近辺に2,3台の車が停まっていたので、ここから歩くしかないようだと歩き始めました。
いつもより小一時間余分に歩きましたが、8：30に錦滝ヘ到着。シャワーを厭わなければトップロープでなんとか登れそうな感じでしたが、我々は初心者向けのF2へ。


F2はよく発達しており、4人組が左右に分かれて取付き中。さらにシークレットエリアへ行くという3人組が準備中。4人組が右のラインを空けてくれたので、3人組が抜けた後、右側でトップロープをかけることでまとまりました。といってもしばらく待ちそうなので、脇の氷でIさんへアックスの打ち方、アイゼンの蹴り込み方など教えて小一時間ほど。
ようやく我々の番となり、I原がトップロープを掛けに登ります。落ち口の右、大岩に真新しいボルトが4つありました（前はなかったはず）。そこを支点とし、トップロープで順番に。Iさんも初めてのアイスでしたが、時間を掛けてしっかり上まで登れていました。




アプローチと順番待ちで時間を消費したので、午後予定していた平田ルンゼは取りやめ。岩間ルンゼのF1で遊ぶことに。ひとまず陽のあたる林道でのんびりお茶休憩。晴れた日の尾白はこれができるのでいいです。

その後、岩間ルンゼのF1へ向かいました。雪が少ないため、手前の緩斜面も氷がしっかりでておりかなり下でビレイ。氷の発達がよく、最後の数メートルはバーチカル＆水が滴り厄介でした。乗越した上も、奥の灌木支点まで氷が続いていました。過去何度か登っていますが、ここまで氷がでていることはなかったです。
ここでは最初はマルチっぽく、I原リード、Iさん、N原さんの順で登り、皆懸垂でおりました。岩ひばりさんは待たされてだいぶ冷えたとか。（＾＾；
その後、トップロープで各自1本。錦滝に戻って装備解除したのが16時すぎ。この時点でもまだ錦滝を登っているパーティがいました。テントがあったので今日も泊まりなのかも。



林道を下までなので最後はヘッデン下山となりました。本数はそんなに登れませんでしたが、それでもIさんの初めてのアイスとして、いろいろ経験させることができ、よい1日だったと思います。