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それいけ!ホチョーカーズ

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つくば古典音楽合唱団

2009-10-25 23:31:06 | 茨城&つくば
今日は、つくば古典音楽合唱団の

第23回定期演奏会に行ってきました。

私のお知り合いが団員なんですね。

(実は私のおとっつぁんとそのお友達)

そうでなくても、こういう演奏会は嫌いじゃないんです。

Photo

(こちらの写真は、昨年の演奏会のものです)

何が好きかといいますと、

パンフレットにある作曲家の紹介文なんです。

本日の演奏会のタイトルは

「天才の証明 12歳と21歳のアマデウス」。

さっぱり何のこっちゃです。

パンフレットによると、どうやらモーツァルトらしい。

「アマデウスは5歳のときにすでメヌエットなどの

ピアノの小品を作曲し・・・1762年から1772年にかけては、

ヨーロッパ中の宮廷で神童としてもてはやされた・・・」


なるほど、やはりすごいなあ。

「アマデウスはウィーンで大人気の音楽家となり、

1787年のプラハでの《ドン・ジョヴァンニ》の初演で

その成功はピークを迎えます。」


とまあ、ここまでは天才の証明なんですが、

私は嬉しくなるのは(ちょっと歪んでますが)

ここからです。

「しかしながら、1787年の年末からアマデウスの

人気は下降線をたどります。残りの4年間の人生は

常に借金をし続ける必要に迫られました。」


うーん、やはりそうかあ。モーツァルトほどの人でも

生活苦しかったんだなあ、と思うと、

なんか気が楽になります。

それから、バッハでもベートーベンでも同じですが、

この時代の大作曲家は、まず宮廷や教会のために

曲を書き始めているんですよね。

つまりスポンサーが決まっていて、その要望に沿って

書いたものが、芸術として後世に残り、

遠いこの国で、ドイツ語を話さない人が歌い、

まったく意味が分からない聴衆が集まってくる。

すごいことじゃないですか。

そうか、スポンサーのために書くことは、

何も恥じるこっちゃないのだと、これまた

気が楽になるわけです。

(といっても、私にスポンサーがいるわけ

ではありません。現代の出版界における

スポンサーは一般読者ですから、

これは売れそうだ、と下心いっぱいで

企画する、ということです)

というわけで、演奏前にパンフレットにある200年前の

世界を存分に楽しむわけです。

そして、演奏が始まると夢の世界へ・・・。

              ☆ ★ ☆

団員の皆さま、人にはいろいろな演奏会の楽しみが

あるということで、お許しください。

次回も楽しみにしております。


★2011年8月、パシフィックデフラグビー大会開催!

→ 小中一輝の「ラグビー万歳!フィジーツアー」

★参加希望・お問合せは→allquiettyphoon@freeml.com


★2002年8月、デフラグビー世界大会については

→ 「静かなるホイッスル」


福島、盛岡へ

2007-05-04 15:00:56 | 茨城&つくば

福島、盛岡へ

(水戸・郡山を結ぶ水郡線に初乗車)

取材+旅行で、福島に来ております。

今日はこれから盛岡へ。

新幹線は嫌いなので、鈍行列車を乗り継いでいます。

つくばから常磐線で水戸へ、水郡線に乗り換えて郡山へ。

その後はもう何線乗ってるのか、よく分かりません。

つくばエキスプレスの開通以来、

常磐線に乗る機会は少なくなりました。

(東京へはつくばエキスプレスの方が断然速い)

でも、こういうのんびり旅行には常磐線がいいですね。

ガタンゴトンの具合がお昼寝にちょうど良い。

これから盛岡行きの電車に乗ります。

車内から桜を楽しみながら、もう一眠りです。


長ぐつと星空

2007-05-02 22:26:42 | 茨城&つくば

070502

(今日は朝と午後に雨。また虹が出ていました)

上の写真で見える木々は、つくばの公園です。

右手に見えるのは、研究所。

この街は、「世界の頭脳が集まる、田園都市」と言われますが、

それを象徴する景色だなあと思いました。

でも、30年前は、全く違う景色だったようです。

               ☆ ★ ☆

「長ぐつと星空」(1981年 筑波書林)

筑波研究学園都市の生活を記録する会議 編

という本によると、この辺りは昔、一面松林だったとのこと。

(つまり、この公園も自然そのものではなく植林)

そんな中、研究施設の移転により、

移住を余儀なくされた研究者の一家は、

長ぐつを履いて舗装されていない道を歩き、

「おまえさん、どこのもんだ」と言われながら、

農家に頼み野菜を分けて貰う。

はたまた、自分たちで葡萄づくりに挑戦する。

そのうち農家とも親しくなる。

そんな思い出と、当時残っていた美しい自然の様子が、

詳しく紹介されています。

そんなわけで「長ぐつと星空」、なんですね。

素敵なタイトルです。

               ☆ ★ ☆

最近はこうした、つくばの歴史関係の書籍をよく調べています。

身近なことを深く知るのは、とても興味深いですね。

まだまだ勉強不足ですが、

とりあえず今日は、印象に残った茨城弁です。

「東京から人が来るから、いしゃれと言われても

いしゃるわけにはいかねえ。

なぜおれがいしゃらなくちゃなんねえだ」

(移転を求められた農家の言葉)

「立ち鎌はこうやって前さ進んでいぐんだ」

(鎌の使い方を新住民に教える農家)

「きんのうの今日で時間がなくてな」

(地元の村議選立候補者の言い訳)

明日は福島へ行く予定。

福島弁も習ってきます!

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科学技術週間

2007-04-22 23:38:40 | 茨城&つくば

070421_edited

(試乗させてもらった電気自動車。

可愛らしいですが、メーターは140キロまでありました)

昨日、取材を兼ねて国立環境研究所に行ってきました。

この日は一般公開日でした。

科学技術週間には、

つくば市内にある各研究所が公開されるのです。

その中で、なぜ環境研を選んだかというと、

ズバリ近いから

あの中で一体何をやっているのか、知りたいと思った次第です。

               ☆ ★ ☆

さて一般公開へ初めて参加したのですが、

たいへん面白いものでした。

講演や展示だけでなく、

研究者の方が直接質問に答えてくれるのです。

そこで環境問題について詳しく解説してもらいました。

私もたくさん質問してきました。

しかしですねえ、

私は科学音痴なものでよく分からないことも多い。

問題山積みってのは、よく分かるのですが、

取り組んでいる研究の方がよく理解できない。

すると勢い、やっぱり地球温暖化は止められないんだ、とか

環境汚染も進む一方なのだと感じてしまう。

「やっぱり何十年後かは、人類は宇宙へ

脱出しなくてはいけないのでしょうか」

そう聞いたら研究者の方は絶句してましたね。

(そこで次はつくば宇宙センターへ見学に行きます!)

               ☆ ★ ☆

最後にホチョーカー情報。

冒頭の写真にある電気自動車。

走行距離以外はガソリン車と変わらない性能を持っています。

さらにエンジン音がとても静か。

よいことですが、我らホチョーカーには気になる点です。

すぐ後ろに迫るまで、車の音に気がつかないことが増えるかも。

電気自動車に要注意ですね。

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つくばスタイルNo.4

2007-03-13 23:55:58 | 茨城&つくば

「つくばスタイル」という雑誌をご存知でしょうか。

2年前に発刊された、新しい雑誌です。

エイ出版社より年2回の刊行。先日No.4が発売されました。

つくばだけでなく、全国の書店に置いてあるそうです。

サブタイトルは、「知的な田園都市の生活マガジン」。

「知的な田園都市」という表現がよく分からないですね。

でも、その分からなさが「つくばスタイル」なのでしょう。

               ★ ★ ★

今回初めて、この雑誌の仕事をさせてもらいました。

特集「つくばに住む、つくばで働く」にて、

3件のお宅を取材し、それぞれ記事を書いております。

研究者としてつくばに住み始めた方、つくばから東京へ通う方、

逆に東京から通う方と、つくばとの関わり方はさまざま。

でも皆さん、大いに気に入っていらっしゃいました。

P1000403

私自身は、つくばが地元です。

高校を出てからは10年間、東京におりましたが、

つくばエキスプレスの開通後に戻りました。

「静かなるホイッスル」を書いたのもこの場所です。

               ★ ★ ★

つくばには、日本で唯一の聞こえない人のための学部を持つ、

筑波技術大学があります。

デフラグビーには、この大学のOBが多数います。

彼らが中心となり、大学脇のグラウンドで練習を重ねてきました。

その頃、私はつくばに住んでおりましたが、

大学の存在すら知りませんでした。

ところが、その10年後に当時のことを聞きまわり、

一冊の本が完成しました。

なにやら、運命的なものを感じます。

つくばは、全国各地から人が集まり、

また外国人も多い街として知られます。

そして、聞こえない人も多数いるのですね。

その多様性が、つくばの魅力であり、

これも「つくばスタイル」なのでしょう。

●雑誌「つくばスタイル」はこちら↓

つくばスタイル No.4―知的な田園都市の生活マガジン (4)
価格:¥ 980(税込)
発売日:2007-03

(関連記事)

→「つくばスタイル

→「筑波技術大学 学長日誌

→「自分で宣伝!静ホイ

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