セントシュタイン三丁目

DQ9の二次創作(主にイザ女主小説)の、全くの個人的趣味なブログです。攻略の役には立ちません。悪しからずご了承ください。

終焉の竜と勇者とロール姫55

2019年07月26日 23時59分31秒 | クエスト184以降
短くてすみませんのちまちま追加クエストもどき。前回のあらすじ、不審な様子の子供たちを見つけたミミたちが彼らを訪問すると、彼らは突然謝罪してきた・・・

 子供たちは項垂れてそのまま泣き出しかねない様子だったので、ミミは彼らを怯えさせないようにそっとしゃがみこんで、穏やかな優しい声で尋ねた。
「どうしたの?わかるように教えてくれる?私たち、怒ったりしないから」
 イザヤールもしゃがんで頷くと、子供たちは俯いていたが、やがてこくりと頷いてポケットから何かを取り出して差し出した。それは、不思議な紋様が刻み込まれた石で、淡い光を放っていた。
「これは・・・もしかしてゴーレムの護符?」
 ミミが尋ねると、子供たちはまたこくりと頷いた。
「ほんとに・・・ちょっとの間だけのつもりだったんだ。設計図見たら、護符を外しても大したことにならなそうだったし、人が出入りさえしなければ変わり無さそうだから、ちょっとの間だけ護符を外して町の人の出入りを止めようとしたら、こんなことになっちゃって、ゴーレムに護符戻せなくなっちゃって・・・」
「何故人々の出入りを止めようとしたの?」〈続く〉
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 親指に休暇 | トップ | 終焉の竜と勇者とロール姫56 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿