短くてすみませんのちまちま追加クエストもどき。前回のあらすじ、不審な様子の子供たちを見つけたミミたちが彼らを訪問すると、彼らは突然謝罪してきた・・・
子供たちは項垂れてそのまま泣き出しかねない様子だったので、ミミは彼らを怯えさせないようにそっとしゃがみこんで、穏やかな優しい声で尋ねた。
「どうしたの?わかるように教えてくれる?私たち、怒ったりしないから」
イザヤールもしゃがんで頷くと、子供たちは俯いていたが、やがてこくりと頷いてポケットから何かを取り出して差し出した。それは、不思議な紋様が刻み込まれた石で、淡い光を放っていた。
「これは・・・もしかしてゴーレムの護符?」
ミミが尋ねると、子供たちはまたこくりと頷いた。
「ほんとに・・・ちょっとの間だけのつもりだったんだ。設計図見たら、護符を外しても大したことにならなそうだったし、人が出入りさえしなければ変わり無さそうだから、ちょっとの間だけ護符を外して町の人の出入りを止めようとしたら、こんなことになっちゃって、ゴーレムに護符戻せなくなっちゃって・・・」
「何故人々の出入りを止めようとしたの?」〈続く〉
子供たちは項垂れてそのまま泣き出しかねない様子だったので、ミミは彼らを怯えさせないようにそっとしゃがみこんで、穏やかな優しい声で尋ねた。
「どうしたの?わかるように教えてくれる?私たち、怒ったりしないから」
イザヤールもしゃがんで頷くと、子供たちは俯いていたが、やがてこくりと頷いてポケットから何かを取り出して差し出した。それは、不思議な紋様が刻み込まれた石で、淡い光を放っていた。
「これは・・・もしかしてゴーレムの護符?」
ミミが尋ねると、子供たちはまたこくりと頷いた。
「ほんとに・・・ちょっとの間だけのつもりだったんだ。設計図見たら、護符を外しても大したことにならなそうだったし、人が出入りさえしなければ変わり無さそうだから、ちょっとの間だけ護符を外して町の人の出入りを止めようとしたら、こんなことになっちゃって、ゴーレムに護符戻せなくなっちゃって・・・」
「何故人々の出入りを止めようとしたの?」〈続く〉
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます