映画の予告編に騙されたなんてことはよくある。そりゃそうだ、予告ってのはこっちの期待感を煽るために作ってるんだからどんなB級作品だって予告編だけは名作仕様になってるもんなんだ。
たとえば「マトリックス」なんてのは騙されたなぁ。予告編に騙されたというよりは、あの作品は予告編だけで充分だった。あの多方向スチルカメラによる合成があの作品の存在価値のすべてで、それ以上でもそれ以下でもなかったんだから。
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2005年第一クールのフジテレビの月9はあの「西遊記」のリメイクである。
元々古典文学があってのことだからリメイクって表現はどうかというツッコミもあるかもしれないが、衣裳デザインだのなんだのを見ていると明らかにかくし芸の帝王堺正章が主演した日テレ版を意識していることが伺える。
で
第一回を見た限りでは今回の“リメイク版”はいろんな意味で日テレ版を凌駕しているように感じた。
例えばキャス . . . 本文を読む
80年代12インチシングルというのが大流行だったことがある。
とりあえず第一線で活躍しているアーチストはシングルの発売と同時にお約束といわんばかりに12インチシングルをリリースしたものだった。
そのスタイルは今でも、輸入盤のCDシングルのボーナストラックとして抱き合わせてあるエンステンドミックス等に細々と引き継がれているので、おおよその想像はつくかもしれないが、12インチ版のほとんどはクズだった . . . 本文を読む
今はもう昔、今週の水曜日のテレビ(笑)
ココリコミラクルタイプの嫌われる女SPの「揺れる女」ってエピソード
結婚を二ヶ月後にひかえた女が、海外赴任から帰ってきた元カレの出現で揺れる
挙げ句の果てに婚約者に「結婚やめよう」なんて言ってしまう
驚いたのは出演者たちの意見
元カレのほうに行くという意見自体はまだいいとしよう
でも
「会社になんていったらいいんだよ」というカレに対し
「自分のことしか考 . . . 本文を読む
木村カエラ嬢が今週、J-wave「Oh! my radio」の中でtATuの新曲「All About Us」のPVが欧米で放送禁止になったというトピックスについてコメントしてた。
「それだとプロモーションになんないよね(笑)」
ふっ、カエラ…
まだまだ青いな
80年代初頭「フィジカル」という曲が全米各地のラジオ局で相次いで放送禁止になったことがある。PVではなく曲そのものが…だ。
でも、曲 . . . 本文を読む
電車男 アイテム・ガイドその2
今回のフジの『電車男』の中で主人公くんがデート中の会話のネタとして必至に調べた店の名前に「タイユヴァン・ロブション」というのがあった。
実はこの店、意外とオタクな人たちも利用していたかもしれない。
というのも、この店のあった恵比寿ガーデンプレース、オープン当初はアドビやシリコングラフィックス、IBMといった電脳な企業が入居していたことがあり、そのまわりにも . . . 本文を読む
電車男 アイテム・ガイドその1 私は世の中で話題になっているものをいちいち覗いてみたくなるとんだ野次馬野郎だ。
新聞で『電車男』の本のことを知ったとき早速、書店で手に取ってみたものの掲示板そのままの体裁に眩暈がして即退散。
ところが今度はテレビドラマ化されるというので見てみることにした。
フジの木10は半ば義務的に見てしまっているのでどっちにしても見る運命にあったといえるのだが。
ドラ . . . 本文を読む
ヨーコ・モシモシィ。劇団大人計画のメンバー…ではない。
それは“荒川良々(あらかわよしよし)”やがな!…って、それも「し」しかおうてへんがな。
ヨーコ・モシモシィ。それは今年も来日公演がきまり、いまや人気沸騰中?のニューヨーク発の男性コメディバレエ団、グランディーバのキャラクターの名である。
名前の由来は彼(彼女)が日本にいたときにやたら周囲で「もしもし」という言葉が聞こえてきたのでつけ . . . 本文を読む
ゆうべフジの深夜映画で「Uボート」をやっていた。番組冒頭の新作映画紹介コーナーは「ローレライ」だったので、これも「ローレライ」宣伝番組の一環と思われる。潜水艦モノで盛り上げようってことか…。
でも、これって女の子が合コンに自分よりカワイイ子つれてきちゃったみたいな自爆行為ぢゃないかと…
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最近、テレビ各局が映画事業に力を入れている。最近では日テレの「MAKOTO」、そして明日から公開のフジの「ローレライ」だ。
当然のようにここ一週間、テレビでPR番組が組まれているが、見てると逆に映画館に行こうという気が失せものがある。
まず原作者と監督のインタビュー。オタク丸出しで、なんかアニメ感覚で戦争語られているような軽さと気持ち悪さを感じる。
同監督の過去の仕事である「ガメラ」はテレ . . . 本文を読む
前出の前田健(あやや)の出てた日の「英語でしゃべらナイト」のメインゲストは純名りさだったがその彼女がなんとジュリー・アンドリュースにインタビューしていた!
むかしバンドなどをはじめたころは作詞・作曲を自分でやる人が一番偉いと思っていたのだけれど、しばらくしてからヴォーカリストの存在感というものに気付くようになる。
例えばバーブラ・ストライザント
例えばカレン・カーペンター
そして、ジュリー . . . 本文を読む
きのうテレビで「フォレストガンプ」をやっていたのでまた見てしまった。
映画通の方々の中には酷評する意見もあるが
私はなんか好きなのだ。
自分も「ひとまねこざる」の絵本で育ったので、そういう小道具にも親近感がわくが
「人の人生なんてはかない、でも素晴らしい…で、結局のところ何なの?」みたいなのが好きなのだ
「タイタニック」もばーさんが儚げに昔を思い出すところがいい
(皮下脂肪に守られた令嬢が氷の海に . . . 本文を読む