ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

フォーラム

2008-12-17 22:50:36 | お薬、疾患、健康
先週の土曜日は、多発性硬化症フォーラムというのに参加してきました。業務ではなく、個人的な参加です。

フォーラムの参加者500人のうち、の4分の3は、患者さんとそのご家族で、残りの4分の1が医療関係者や製薬関係者だそうです。

2つの会場で、学術的な講演と、患者さん向けの講演の2つが同時進行でした。最後に、5人の専門医による総合討論がありました。新薬が必要とされていること、そして、患者数の少ない疾患の治験などの難しさなどを改めて痛感しました。

MSキャビンの代表で、この疾患を15年間患ってらっしゃる中田郷子さんが、冒頭で、「医療関係者や製薬関係者のみなさま、この疾患に興味を持っていただいて、本当にありがとうございます。」とおっしゃったとき、もう本当に涙が出そうになりました。

彼女に勇気づけられている患者さんは、本当に多いと思います。薬も大事だけど、それ以上に、「人」の力は大きい、と感じました。

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2 コメント

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Unknown (きょんタロウ)
2008-12-19 18:57:36
フォーラムにご参加いただいて、ありがとうございました。
私の開会あいさつで、感激してくださったこと、うれしいです!

でも、本当にそう思います。
このような、患者数が少ない病気に関心を持っていただいて、
心から感謝しています。

安全性も効果も高い薬の開発を、ぜひお願いします☆
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Unknown (ママ研究者)
2008-12-20 14:18:44
きょんタロウさん。

コメント、ありがとうございます。
ブログで、再発なさったと書いてあったので心配していたのですが、お元気そうで安心しました。

フォーラムの会場で、偶然にも、同じプロジェクトチームのメンバーがあと2人に遭遇。新薬の開発は、ハードルは高いですが、チームメンバーの熱い想いを感じることができた一日でもありました。素敵な一日をありがとうございました。

それにしても、きょんタロウさんのお父さまも、とても素敵な方ですね。私の友人にもNHKの方がいて、なんだか親しみを感じてしまいました♪

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