Sunpillar備忘録

最近多忙で、HTMLを書いている暇がない。そのうち纏めるかもしれないものを適当にメモしているブログです。

WindowsのNTPクライアントの同期する間隔を調整する

2008-09-09 21:45:01 | TIPS
最近のOSは、NTPを利用して時間を自動調整する機能があります。Windowsでは、「インターネット時刻」を設定することで、その機能を使うことができます。

Windows XPのNTPは、通常1週間に1度の間隔で時刻源と同期するようになっていますが、レジストリを弄ることで調節する間隔を変更できます。

レジストリの改変は大変危険です。パソコンが起動不能になる等の不利益が生じても一切責任を負いません。

レジストリエディタを起動して、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClientのSpecialPollIntervalをクリックします。

同期したい間隔を入力します。単位は秒です。なお、デフォルトは604800です。

変更後、再起動すると設定した間隔で同期を行うようになります。

参考
インターネット時刻機能のポーリング間隔を調整する方法 [Microsoft]

注意
あまり小さい値は使用しないでください。頻繁に同期しようとパケットを送るため、相手サーバに負荷をかけたり、ネットワークの帯域を消費するため非常に迷惑です。特に家庭内LANを構築して十台以上の機器が外部サーバと同期している場合は、1台のマシンをNTPサーバすることも考えたほうがいいです。

例えば、ntp.nict.jpは同期回数が毎時20回(同期間隔180秒)を超えるとアクセス拒否を行う場合があるとしています