Sunpillar備忘録

最近多忙で、HTMLを書いている暇がない。そのうち纏めるかもしれないものを適当にメモしているブログです。

IPv6での接続を確認する

2009-02-14 21:00:58 | TIPS
IPv6でpingをするときは、ping6を使います。

C:>ping6 ipv6.2ch.net

Pinging ipv6.2ch.net [2407:3000:6:175::12]
from 2001:0:cf2e:3096:8000:3d3b:232f:1b21 with 32 bytes of data:

Reply from 2407:3000:6:175::12: bytes=32 time=1581ms
Reply from 2407:3000:6:175::12: bytes=32 time=626ms
Reply from 2407:3000:6:175::12: bytes=32 time=621ms
Reply from 2407:3000:6:175::12: bytes=32 time=615ms

Ping statistics for 2407:3000:6:175::12:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 615ms, Maximum = 1581ms, Average = 860ms

tracertはtracert6です。

C:>tracert ipv6.google.com

Tracing route to ipv6.l.google.com [2001:4860:c003::68]
over a maximum of 30 hops:

1 * * * Request timed out.
2 * 328 ms 326 ms 2a00:801:0:12::1
3 318 ms 326 ms 318 ms 2a00:800:0:1::81:1
4 330 ms 328 ms 314 ms 2a00:800:0:1::e:2
5 343 ms 336 ms 348 ms 2a00:800:0:1::5:1
6 334 ms 328 ms 348 ms pr61.ams04.net.google.com [2001:7f8:1::a501:5169:1]
7 * * * Request timed out.
8 607 ms 602 ms 623 ms 2001:4860:c003::68

Trace complete.


接続確認
GoogleのIPv6版 http://ipv6.google.com/は今のところIPv4アドレスが設定されてないようです。なので、接続できればIPv6で接続できているはずです。

また、The KAME project[http://www.kame.net/]の踊るカメも有名です。接続して、カメが動いていればIPv6で接続しています。IPv4とIPv6が並存している環境だと、場合によってはIPv4が優先されてしまいます。そういうときは直接IPv6アドレスを指定すると、明示的にIPv6でアクセスできます。KAME projectならhttp://[2001:200:0:8002:203:47ff:fea5:3085]/でアクセスできるはずです。そのほか、OCNのhttp://www.ocnipv6.jp/ (http://[2001:218:2001:3005::7f]/)、2ちゃんねるIPv6板 http://ipv6.2ch.net/ipv6/があります。


IPv4環境でIPv6を使う (Windows XP, Teredo)

2009-02-14 20:40:37 | TIPS
クライアントがIPv4グローバルアドレスを持たず、NATで外と通信している場合は6to4は使えません。このような場合はTeredoを使うことでIPv4環境でIPv6を使うことができます。TeredoはWindows XP SP1以降には入っています

まず、XPの場合はIPv6が入ってないのでインストールします。

ipv6 install

"Succeeded"と表示されればインストール成功です。

ipv6 if

でインターフェイスの一覧が見られます。Teredoを設定するためには、以下のコマンドを打ちます。

netsh interface ipv6 set teredo enterpriseclient teredo.ipv6.microsoft.com

teredo.ipv6.microsoft.comはマイクロソフトが設置しているTeredoサーバです。teredo.ipv6.microsoft.comよりも近いサーバがあれば、そちらを選択したほうがいいです。

参考
http://omake.accense.com/wiki/IPv6/Teredo

IPv4環境でIPv6を使う (Windows XP, 6to4)

2009-02-14 20:28:40 | TIPS
IPv4環境でIPv6を使う技術に、6to4という技術があります。Windows XPではIPv6がインストールされていないので、まずインストールします。

ipv6 install

"Succeeded"と表示されればインストール成功です。

ipv6 if

でインターフェイスの一覧が見られます。6to4を設定するためには、以下のコマンドを打ちます。

netsh interface ipv6 6to4 set relay 192.88.99.1 enable

192.88.99.1はRFC 3068で定義された、6to4リレールータのIPv4アドレスです。最寄の6to4リレールータに到達する(はず)です。使用するルータを明示的に設定する場合は、192.88.99.1の部分を変更します(ホスト名でも設定可能)。なお、Windows XP SP3では6to4の設定をしなくても、勝手に192.88.99.1に設定されるようです。

参考
http://www.6to4.jp/settings/winxp.htmlhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081111/319003/?ST=nettech&P=2

WindowsのNTPクライアントの同期する間隔を調整する

2008-09-09 21:45:01 | TIPS
最近のOSは、NTPを利用して時間を自動調整する機能があります。Windowsでは、「インターネット時刻」を設定することで、その機能を使うことができます。

Windows XPのNTPは、通常1週間に1度の間隔で時刻源と同期するようになっていますが、レジストリを弄ることで調節する間隔を変更できます。

レジストリの改変は大変危険です。パソコンが起動不能になる等の不利益が生じても一切責任を負いません。

レジストリエディタを起動して、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClientのSpecialPollIntervalをクリックします。

同期したい間隔を入力します。単位は秒です。なお、デフォルトは604800です。

変更後、再起動すると設定した間隔で同期を行うようになります。

参考
インターネット時刻機能のポーリング間隔を調整する方法 [Microsoft]

注意
あまり小さい値は使用しないでください。頻繁に同期しようとパケットを送るため、相手サーバに負荷をかけたり、ネットワークの帯域を消費するため非常に迷惑です。特に家庭内LANを構築して十台以上の機器が外部サーバと同期している場合は、1台のマシンをNTPサーバすることも考えたほうがいいです。

例えば、ntp.nict.jpは同期回数が毎時20回(同期間隔180秒)を超えるとアクセス拒否を行う場合があるとしています

DNSキャッシュ汚染の脆弱性問題

2008-08-02 17:41:14 | TIPS
DNSキャッシュポイズニング脆弱性、JPCERT/CCが“緊急”で再注意喚起
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/security/2008/07/25/13492.html
JVNVU#800113 複数の DNS 実装にキャッシュポイズニングの脆弱性
http://jvn.jp/cert/JVNVU800113/

何が起きるかというと、自分の使用している(プロバイダの)DNSサーバが攻撃を受けてレコードが汚染されると、本来のドメイン名が指すIPアドレスではないIPアドレスを結果として返してしまうようになります。

例えば、Yahoo! Japanを閲覧しようとhttp://www.yahoo.co.jp/へアクセスしたときに、Yahoo!Japanに偽装したフィッシングサイトへ誘導されてしまうといったことが考えられます。

ちなみに、こちらの記事によると攻撃実証コードはすでにあり、数分から数秒で攻撃を成功させることができるそうです。

DNSの脆弱性に対する攻撃コードが公開される
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/story/0,3800083088,20377716,00.htm

自分の使用しているDNSサーバが脆弱性を修正しているかどうかを確かめるためには、以下のページで"Test My DNS"をクリックします。

Web-based DNS Randomness Test
https://www.dns-oarc.net/oarc/services/dnsentropy

コマンドプロンプトでやる方法も存在します。digが使える場合は以下のコマンドを使用します。
dig +short porttest.dns-oarc.net TXT

Windowsのようにdigコマンドが無い場合は、nslookupでも代用できます。
nslookup -type=TXT porttest.dns-oarc.net
※タイムアウトになったら、何度か繰り返してください。

POORが出たら、そのDNSサーバは脆弱性を抱えているということです。
具体的には、DNSで使用するポート番号とトランザクションIDのランダム性を測定し、ランダム性が高いとGREAT、ランダム性が低い(ない)とPOORとなります。

ちなみに、この脆弱性はDNSプロトコル自体の問題なので、パッチを当ててGREATにしても根本的解決にはならないそうです。使用するポートがランダムになることで攻撃性成功率は下がりますが、数秒~数分が数日~1週間に延びるだけで、数年とか数百年といった非現実的なレベルになるわけではありません。

完全に解決するためにはDNSSECなるものを導入する必要があるそうです。

アカウントなしでニコニコ動画を見る(ニコニコ動画公認の方法)

2008-05-11 11:41:57 | TIPS
ニコニコ動画は、会員制なので普通はアカウントを取得しログインしないと見れません。また、いくつか裏技的にニコニコ動画を見られるようにするサイトがありますが、ニコニコ動画側が非公認なサイトは、ニコニコ動画側で対策されてしまうと見られなくなる可能性があります。

しかし、ニコニコ動画と提携しているサイトからなら、アカウントなしで見ることができます。そこで、ここでは「はてな」を使用する方法を説明します。

まず、動画のURLを何らかの方法で取得します(はてなで動画検索も可能)。ここでは、http://www.nicovideo.jp/watch/sm1483516を使用します。

次に、アドレスバーにhttp://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm??????と打ち込みます。sm??????は動画の末尾の数字です。
例では、http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm1483516となります。

これで、アカウントなしに見ることができます。なお、書き込みはできませんがコメントも表示されます(しないことも可能)。

FirefoxでJavaアプレットが使えなくなった

2008-04-05 17:42:52 | TIPS
最近Javaのアップデートをしたら、何故かFirefoxでJavaアプレットが動かず、Firefoxもハング状態になりました。

Javaコンソールを見ると

Cookie サービスが利用できません - キャッシュを使って “Cookie” を決定します

とだけ表示されます。
サイトが重いだけかと思ったら、IE7では普通に起動するので変だな~と解決法を探していたら、ありました。

宛 Javaの中の人 - kibayasi の日記
http://slashdot.jp/~kibayasi/journal/434896

  • コントロールパネルを開き、「Java」を選択する。
  • 「基本」タブの「ネットワークの設定」をクリックする。
  • 「ブラウザの設定を使用」から「直接接続」に変更する。


これで自分の環境では直りました。

DVDの音声をWAVやMP3に変換する

2008-03-23 10:53:48 | TIPS
NHK FMでときどきやってる今日は一日 ○○三昧。全部連続録音するには十時間前後の長時間録音に耐えられるものが必要なので、普段はパソコンに直に取り込んでいるのですが、今回は訳あってHDD/DVDレコーダに音声入力して取り込みました。

HDD/DVDレコーダからMP3にするまでの過程のメモ

必要なもの

  • HDD/DVDレコーダ
  • DVD-R(パソコンが読めるならRWやRAMでも可能)
  • VirtualDubMod
  • ffmpeg.exe


まず、HDD/DVDレコーダで「動画編集」し、必要な部分だけDVD-RWか何かに焼いて、ファイナライズします。

次に、焼いたディスクをパソコンに入れ、[ディスクドライブ]:\VIDEO_TS\内にある、VTS_??_?.VOBというファイルをVirtualDubModにドラッグ&ドロップし、StreamのStream listをクリックし、Save WAVEをクリックし、音声ファイルを保存します。



ここで、出力されたファイルは無圧縮のWAVではなく、AACやMP3だったりするので、変換する作業が必要になります。

出力されたファイルをffmpeg.exeのあるディレクトリに移動し、以下のコマンドを打ちます(入力ファイルをinput.wav、出力ファイルをoutput.wavとします)
ffmepg.exe -i input.wav output.wav
これで無圧縮のoutput.wavというファイルが生成されます。あとは、結合するなり編集するなりして、WAVやMP3などに変換すればOKです。

自分は、Audacityで編集しています。

あと、注意点としてWAV形式は4GBの壁があるので、ファイルサイズが4GBを超えないように気をつけましょう(4GBを超えるとヘッダ情報が破壊されます)。Audacityはヘッダ情報を読まずに直接音声データを抜き取る機能もあるので不正なヘッダを持つファイルでも読み込めますが、サンプリングレート、ビットレート、チャンネル数、オフセットの指定などが面倒なのでお勧めできません。