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事故ゼロダイバーを目指そう

こんにちは。
ダイビングショップ店長のサンマリン・ナラザキでございます。

以前ブログで紹介したPADI勉強会のユーストリーム(動画)配信が
非常に良いです。


現在のテーマは「事故ゼロダイバーの育成」で
先日ネットから参加しました。

キャリアのある方々の生の経験談を、手軽にネットから聞けるのは、
私のような腰の重いインストラクターにとっては夢のようなシステムです(笑)
このようなことは絶対に他団体も見習うべきです。

次回は12月10日(土)ですので、PADIプロメンバーの方は
ぜひご覧下さい。

さて、明日は神戸マラソンが行われます。
大阪マラソンに引き続き、こちら関西は大盛り上がりです。

マラソン大会に出るランナーの方々に聞くと、当日に向けて、
日頃から体力作りをしたり、
健康診断を受けたり、飲食に留意したり、
睡眠時間や休息時間を多めに取ったりして、体調管理等の準備を
非常にしっかりとされています。

その点で、ダイビングの世界と比較すると雲泥の差です。
私たちダイバーは、潜る前の健康チェックが甘かったり、
前日にお酒をたくさん飲んだり、疲れを引きずったまま潜っている方
が多いように思います。(自分も含む)

マラソン大会ほどではなくても、登山やスキーと比較しても
ダイビングは準備段階での意識がぬるいようにも感じます。

考えてみれば、ダイビングは(スノーケリングも)、ひとつ間違えば
命に関わることもあり、最もリスクの高いスポーツのひとつです。

なのに他のスポーツに安全意識の高さで負けるわけにはいき
ませんね。
「さすがダイバーは安全への意識が高いな」とランナーや登山家から
言われるようにならなければいけません。

そのためには、インストラクターさんの意識変革が不可欠です。

まず、ダイバーさんにダイビング事故の話を積極的にしましょう。

「このスキルを失敗すれば、死ぬこともありますよ」
と勇気を出してお伝えしましょう。

そして、
「ダイビング事故は滅多に起こることではないですが・・・」
という前置きはやめましょう。

ダイバーさんに対し「事故は自分とは無関係」という印象を植え
つけてしまいます。
それがダイバーさんの安全意識を低くしています。

例えば、自分の子供や愛する人に対し、本気で車の事故に
気を付けて欲しい時に、
「滅多に起こることではないけど、車の事故に気を付けてね」
って言いますか?

宝くじのCMで
「滅多に当たらないけど、買おう!」
って言われたら買う気がしますか?(笑)

リスクの話をすると、ダイビングが怖くなって、逆にストレスを与
えてしまうのでは?
と不安に思う必要はありません。

意外と、経験の少ない方や安全意識の低い方には、おおげさに言っても
事故の怖さは伝わりにくいものですし、むしろ、そういった面でのストレスを
与えることは必要ではないかと私は思います。

また人は知識が増えると、それに対して準備しようとします。
その準備が大きな安心感になることもあるのです。
知らなければ、準備のしようがありません。

ダイビングはリスクのある遊びだということをしっかり伝えた上で、
「私たちインストラクターは、そのリスクを背負って命がけで
仕事をしています!」というメッセージを伝えれば、安心感や信頼感は
得られるのではないかと思います。

「事故ゼロダイバーの育成」を目指して、一緒にがんばりましょう!



********
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました(^^)
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コメント一覧

サンマリンショップ姫路
http://pub.ne.jp/sunmarine/
正確には腹が重い・・

ってうるさいわ!(+_+)
ガチャ
腰が重いんだか、カラダが重いんだか・・・
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