昨今、新聞やテレビを賑わせている一連の金融危機、景気悪化の
ニュース。
加えて、ここにきて小売店の価格競争が激しくなっているようです。
西友が発表したKY戦略。テレビでも大きくやってましたね。
http://www.seiyu.co.jp/ad-match/
もうやめようよ、こんなの(;´д`)
これは企業努力でもなんでもないよ。
色んなチラシ見て、安い所にいくのが楽しいんだよ。
それで些細な心のお得感を得られるのがいいんだよ。
レジの前の人がチラシ見せて安くされているのを
見るのもイヤだし、もしそれで同じ商品が自分のかごに入って
いたら、やりきれない気分になるよ。
不平等感満載。
ほんとに客のことを考えているのかな?
先行き不安なのは分かるけど、このKY戦略はスーパーには
不向きだと思うけどね。
まあ、物売りの最前線にいる私達も、決して人事ではない
のですが、幸い当社はこのようなKY戦略をしなくても、理解あるお客様達に
助けられ、何とか楽しく仕事をさせていただいております。
皆様、本当にありがとうございます。
サービスもモノも、サンマリンで買ったらこういうメリットがあるのか!
ということをじわじわ感じていただけると確信しております。
不景気だから・・・と言い訳をせず、今後も「お客様目線で営業する」
という軸はぶれないようにしていきたいと思います。
そういった意味でも、ダイビング部門での講習費やツアー費、いわゆる
「サービス(技術)料」の部分を極端に値下げしたり、コミコミキャンペーン
価格を出したりする営業手法は今後も一切行わず、従来と同じ一律の
安心価格でご提案していきます。
一見、お客様にとっては、ダイビングのサービス料なんて少しでも安い方がお
得、とお感じかと思いますが、本当にそうでしょうか?
ここダイビングの世界に限って言えば、そうではないケースが多い
ように思います。
お店側は、当然値引きした損失分を「必ず」どこかで補わなければならないの
で、別の所で帳尻を合わせようとします。
(帳尻合わせが出来ない所はつぶれています。)
それは各社の経営手法なので、一概に悪い事ではないのですが、
その歪みがお客様にとって、結果悪影響を及ぼしているような気がしてならな
いのです。
一番は現場の最前線で働くスタッフの士気、人数費。
同じサービスを異なる値段で受けたお客様同士での不平等感、
不透明なサービス料によるお店への不信感。
これらは楽しみの部分は勿論、安全面にも影響を及ぼします。
社会情勢に応じた企業努力は当然必要だとは
思いますが、他店を意識しすぎたり、その場だけの経営状態
(資金繰りが苦しいから値下げして人を集めるとか)だけを理由に、ここを
極端に動かしたり、うやむやにしてしまうのは、命を預かる
仕事には不相応だと私達は考えていますし、過去そのようなお店が
数多く淘汰されていったのも見てきました。
ダイビングが持つ特有の「リスク」を限りなくゼロに近づける為、私達スタッ
フがいます。
大儲けして私腹を肥やしたり、虚栄を張ること
には全く興味がありません。
ただ、特殊な技術を持つスタッフ達が、命までもをかけた
サービスを提供するには、それに見合った適正な費用が、その場で
きちんと発生しなければいけないと考えています。
その上で、精一杯経営努力をして、価格面でもお客様が十分納得できるように
頑張っていかねばなりません。
また、スキューバダイビングは続けなければ、楽しみが分かりません。
逆に言うと、続ければ続けるほど楽しみが増していく不思議な遊びです。
お客様が講習を受けたら終わり、というのではなく、長く続けていけるよう、
環境を整えていくのが私達の重要な役割です。
大それた事は出来ませんが、サンマリンに関わったお客様、スタッフには、
この先10年、20年と長きに渡って役に立つサービスを提供し、ダイビングを
通じて幸せになっていただきたいと心から思います。
そしてサンマリンに関わらなくても、ダイビングを始める事、続ける事を
心から願っております。
・・・・・・
【スキューバダイビング・スノーケリングの事なら】
兵庫県姫路市のダイビングスクール
サンマリンショップのホームページ
http://www2.plala.or.jp/sunmarine/
お問い合わせはお気軽にメールでどうぞ。
サンマリンしんへの直通メールは
sun-m@maroon.plala.or.jp
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