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じろうのブログ sun-moon 癒しの光

癒しの言葉や光の言葉がふりそそぐ

信じていれば・・・

2019-12-04 21:39:49 | 日記
わかってはいるけど 外に出てみる

やっぱり いえ それ以上に 夜の世界は ひんやりとしている

それでも 振り返ることはなく どことなく 道を 進んでいく

いつしか 思い出せないぐらいに どこに向かっているのかを

わからなくなってしまっていて それでも 進んできたけれど

どこか どこに向かうのか・・・


ふと おもわず 氣づくところに

物静かな階段の端のほうに 座っている ひとりの子ども

なんとも 風呂に入っていないような ふるくさい香りのする 子ども

いつもなら なんにも氣にもせずに 通り過ぎる場面

それだけのこと・・・ なのに・・・

なぜだか 今夜だけは ちがっていた


なにが そうさせたのか だれが そうさせたのか わからないけれど


今夜は そんな夜であることを・・・ 空を見上げて思う

「どうしたの?」


うつむいたままの あきらかに きれいではない その子

応えないものだから・・・

「あ、なにもするつもりはないんだけどね。ただ・・・」

そこまで言ったら すぐに いや すぐだったかな

「待てるんだよ」

と 思いがけず 明るい声で 言ってくる

だから 思わず 次の言葉が 出てこなかった


きっと そんなに時間は経っていないはずだけれども

長くたって いるように 思ってしまう

いや・・・ 本当のことをいうと わからなくなっている

 
ふと とりもどして

「誰を?」 と 子どもだから どことなく優しく

なにやってんだと おもいながら・・・ 「まあ 遊んでみるか」


そしたら ふと その瞳に すい込まれるかのように

その 純粋ともいえるような 透き通る瞳に・・・

引き込まれる


すると ふと微笑ながら 「あなたには見えないよ」

そして 「今のあなたには 見えないだろうね」

そう言って 夜の空を ゆっくりと 見上げる


こんなことは しないのに 思わず・・・

その 子どもの隣に ゆっくりと 座る そして・・・

ひんやりとした 夜の空を見あげる


「見えないと思うよ」

「なんで そう思う」 思いがけず反応してしまう


「見えないと思ってるからさ」

大人げなく むきになって

「なにが見えるんだよ 自分は 見えると思ってんのかよ」


ひんやりとした 夜を見つめていた

その子は そのまま

だけど さっきよりも 微笑んで

「そりゃあ そうさ ずっと ずっと 見えると信じてるんだ」


「なにを見ようとしてるんだよ」

と 半分聴きたくて 半分帰ろうと思っていて

すると・・・

突然 真剣な顔になって それでも 夜の空を見つめて


「信じてる人をだよ」


そして 続ける・・・

「前の父さんが言ってたんだよ 信じている人には見えるんだよって」


そして 続ける・・・

「前の父さんを 信じてるから 見えるんだよ」

なんとなく 誰のことなのか・・・ この時期だから 察しはつくけれど


「みんなさ それは親だって言ってるんだけどさ・・・ 信じてるんだよ」


小さい頃のことを この子と向き合っていると まるで この前のことのように蘇る

父さんが 言ってたっけ・・・

「いいかい 信じている人にだけ 見えるんだよ」


いつのまにか なにかもを 信じられずにいた

自分のことも 自分の可能性も・・・ 大人のことも・・・

それでも いま・・・


この子といると なんとなく なにかを 取り戻せてくる


「なんだろう この 懐かしい感じ」

「明日の朝が 待ち遠しいような そんな 夜」

「ぜったいに 寝らないで 逢うためにまってようと おもってた夜」


ひんやりとした 空を見つめ続ける・・・


どれくらいの時間なのかなあ 氣にもならないくらい 待っていた・・・

そしたらさ あの子が いつのまにか・・・


そして なぜだか わからないけれど

もう一度 ひんやりとした 空を見上げる


信じるために




美しい時間

2019-09-06 22:44:08 | 日記
流れていく 雲 風

流れていく 透明な水

流れていく 時の出逢い


光りの導きで 目覚めてみると

そこには いつもの いろんな彩り

木の葉とよばれ 雑草とよばれ

なんとも氣にせず ただ ただ

生きてる

自分の命と

自分の役割に

ただ それだけに…

生き続ける

そんな 景色が そこにも あそこにも

寄り添い わけあい

そして なんとなく

わかりあってる…

ただ だから

あなたが あなたでいることが

なんらかの 意味をみいだす

あなたが あなたでいることが

なんらかの 意味を 与える


木も 空氣も 水も

小さな ものから

大きな ものまで

生きてるものが…


調和しあって

生きている


だから

だから…

この 美しい世界の流れの中で

この美しい時間の流れの中で

あなたは 生きている



ねむれない夜

2019-08-16 04:15:08 | 日記
1日のはじまりと おわりは
どこから なんだろう

時計で決められているものなのか
太陽の動きで決まるのか
それとも…

氣がつくと…
ずいぶん 夜も深い

はあ… だったような
そんな 1日だったような 氣がする

それでも 氣になってることがあって
ねむれない…

そんな日は ある

明日もあるのに
ねむれない…
明日もあるのに

ふうっと 息をする

そんな時に 思い出す…
これまでの いろんなこと…

どちらかというと よくないことを思い出す

ふと…
隣に ピエロが見える
優しく微笑んで

何も言わない
それでも…優しく微笑んでいる
懐かしいような それでいて…
寄り添ってくれているような

そばにいてくれる

それだけのこと
なのに…

なぜか 涙が ゆっくりと 頬をつたう

むかし 街角の店で 買った
石膏で できたピエロ

いつも なにも言わず
そばにいてくれた

そばにいてくれること

それが どれだけ
ひとに 与えるのか

ひとりのときこそ
そのことを 強く 強く 感じる

そんなこともある

そう そんなことも…

時計を見ると
もう 夜明けに近づいている

ねむれてないんだけど
それよりも なんだか…
氣もちよく 朝を迎えている

ねむれない夜に
届けられた

たいせつなこと

いつから
夜と朝は はじまるのか

もう 始まるのかな



きっとある 出逢い

2019-08-07 19:31:29 | 日記
窓の向こうから 心と呼吸を ゆっくりとさせてくれて

なんとなく どことなく 目の力さえも 緩めてくれる

山 と 深い緑

ふと 耳に聞こえてくる 旅立ちの音

どこへいくのか…
なにがあるのか…
どうしてなのか…

それでも、ひとは 動いていく

どこまでなのか…
なんのためなのか…
意味があることなのか…

考えれば考えるほど… わからない

それでも心は…
無意識なのか…

それでも ある

出逢いが…

良いか 良くないかは

あなたの基準
それは それで良いんだけど

その 判断 と 決断 の基準が 重要だと思う…

その基準は…

あなたが 求める生き方なのか…

だけれども… うまくいかないことがある

そんなときにこそ 大切にしたい…


そのことを 教えてくれることがある…

それは 出逢い

出逢いこそが 教えてくれる


友人も 先輩も 後輩も
上司も 専務も 社長も

憧れの人も
恋人も 夫婦も 親子も
子と孫も

助けてくれた人も
そばにいてくれた人も
幸せのために

動いてくれた 人も

すべてが 生きる力になる…

あなたらしく 生きるための

力になる

生きている うちに 

2017-08-11 20:16:16 | 日記
きこえる きこえる・・・ きこえる

みえている みえている・・・ みえている

感じている 感じている・・・ 感じている


夏の音  夏の彩り  夏の涼しさ



生きているからこそ



言葉を 送ろう

あふれだす 想いを 込めて・・・

もしかしたら 明日の朝は 出逢えないかもしれないじゃないか


そう 想うと・・・

見るもの

聴こえるもの

感じるもの

そのすべてが いとおしくて いとおしくて



涙が あふれでてくる



もし・・・

もし あす 目覚めないことが わかっていたとしたら

きっと そうなるはず


もし・・・

もし あす



それが 命の真実



彩る

奏でる

感じる


生きている 証し

生きている 証し



伝えたいことが いっぱいある

届けたいことが いっぱいある



あふれだす 想い


明日 目覚めたら・・・


また 逢いましょう